がん保険で、アフラックのプレミアサポートを利用された方の感想を

質問

がん保険で、アフラックのプレミアサポートを利用された方の感想を
お聞かせください。

オリックスのビリーブと、どちらにしようか迷っています。私は、少し保険料が高くても、アフラックのプレミアサポートが、心強く感じて、アフラックに気持ちが傾いているのですが、最近、新しくでたさらに割安なオリックスのビリーブも割安な割には受け取り金額もばっちりで捨てがたいです。

そこで、実際、アフラックのプレミアサポートを利用された方の感想を聞きたいのですが、
宜しくお願いいたします。

回答No.1

rokutaro36 · ベストアンサー

●（Ｑ）プレミアサポートを利用された方の感想を聞きたいのですが……
（Ａ）プレミアサポートの歴史はまだまだ浅いので、体験談を聞くというのは
なかなか難しいと思います。
アフラックに聞けば、プラスの情報は得られるでしょうが、
マイナスの情報は出てこないでしょう。
それでも、私は、このサービスは、価値があると思っています。

まず、このサポートが、セカンドオピニオン紹介や電話相談とは、
次元の異なるサポートだからです。
その一つは、面談であること。
面談であることは、コーディネーターは、患者と真剣に向うということです。
もう一つは、精神サポートである、という点です。

例えば、主婦が癌と診断されると何を考えるのか？
それは、「どうして、私が……」という怒り、後悔、など自分に関する様々な
感情が嵐のように襲ってきます。
そして、遺族となる可能性のある子供や夫のことです。
そんなことを誰に相談しますか？
そのような強いストレスにさらされることで、
がん患者はうつになる危険にさらされるのです。
だからこそ、精神的なサポートが必要です。
欧米では、サイコオンコロジーとして、医学の一分野として確率していますが、
日本では、まだまだ遅れています。

例えば、米国で乳がんと診断されると同時に、精神的なケアが始まります。
女性にとって、乳房にメスを入れるということは、特別なことだからです。
でも、日本では、そのようなケアはないと言って良いでしょう。
そのギャップを埋めようと、がん対策基本法が制定されて、
がん治療の基幹病院には、コーディネーターを置くように定められましたが、
看護師が兼業しているなど、十分な体制とは言えません。
ましてや、基幹病院でなければ、コーディネーターそのものがいません。
プレミアサポートは、そのようなギャップを埋める重要な役割があるのです。

●がん保険に何を求めますか？
アフラックのフォルテは、東京海上あんしんのがん治療支援、
セコム損保のメディコムなどと同様に、通院も保障する
フルカバータイプのがん保険です。

では、なぜ、通院保障なのか？
がん治療は、入院して手術というのは、過去の話です。
いまは、手術・放射線・化学療法の３つを組み合わせます。
このうち、放射線療法は、外来が基本です。
化学療法は、抗がん剤の発達により、副作用が減ったことで、
外来での点滴も行われるようになって来ました。
また、副作用が減ったことにより、長期投与が可能になり、
そのことで治癒率が向上しましたが、一方では、治療が長期化しています。

例えば、乳がんで、ＨＥＲ受容体がある患者さんの場合、
ハーセプチンという画期的な抗がん剤が使われます。
入院して、手術をして、退院。
その後、約１ヶ月、通院による放射線治療。
その後、１年間のハーセプチンの治療（２～３週間に１回、外来での点滴）
その後、４年間のホルモン治療
合計５年間の治療となります。

また、乳がんの場合、技術の発達もあって、平均の入院日数が減少しており、
今は、平均で１５．５日です。
特に、３５歳～４９歳までは、１０日ほどです。
厚生労働省　平成２０年　患者調査
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001060268
の７８－１を参照してください。
超早期発見では、日帰り手術も行われています。
「乳がん　日帰り手術」で検索すると、多くの施設が実施していることが
わかります。

つまり、がん保険に何を求めているのか……
ということが、がん保険を選ぶ上で重要なことです。

ご参考になれば、幸いです。

お礼

早々の回答、ありがとうございました！

　癌をよく知らない一般人に対して、とてもわかりやすい説明で感謝いたします。
動揺、不安等々様々な心配ごとが襲い掛かるのでしょうね。治療方法も日進月歩ですしね。
おまけのようについているサービスですが、精神的に一番期待されるサポートになりそうです。
特に、気の弱い私にとっては。米国のように、日本も精神的サポートが早く一般化して欲しいものです。

電話やインターネットがあるとはいえ、それでは得られないものを感じられると私も信じます
多分、このアフラックのがん保険に入ると思います。