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歯の矯正の為に前歯の表面を削ること
今インビザラインで歯の矯正をしているのですが、今日かかりつけの歯医者に行ったところ、私の前歯2本の表面の、お互いに接している部分が少しふっくらと盛り上がっているので、そこを削った方が見かけがよくなると言われました。私自身、歯を容易に削るのには抵抗がありますし(インビザラインを始める前には下の歯の側面を何本か削られましたが)、表面を削るというのは聞いた事がなかったので、歯が過敏になったり等の問題が後から出てこないか心配です。どなたかご存知の方、ご回答お願いします。(ちなみに当方北米在住です。)
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ご返答ありがとうございます。 まず、歯の表面を削ることについてですが、 エナメル質は本来削らない状態がもっとも状態としてよいのは言うまでもありません。 しかし、今回のように審美性を獲得するために形態を修正するのであれば、前回も説明したように多少生物学的なコストを支払うことになります。 その場合のリスクとしては、虫歯になりやすくなる、あるいは少ししみる感じがでることがある、という2点は確かにあると言えます。 一方で、虫歯になるかどうかは、歯に虫歯を作る細菌が一定期間以上付着し、歯が侵されることによって生じますので、 適切に歯を磨いた上で、メンテナンスをしっかりと受けていただければおそらく問題ないと思われます。 また、しみる感じについては、場合によってはしばらく出てしまうかもしれませんし、大丈夫かもしれません。 これについては、実際に拝見していないので、ケースによりけりですから申し訳ありませんが一概には言えません。 担当医の先生が大丈夫だというのであれば大丈夫なのであろう、という程度のアドバイスになってしまうかと思います。 これには、歯に加わる力、歯の状態、歯周組織の状態、口腔衛生状態などが関与します。 ただし、噛み合わせで削れてしまってでこぼこになっているところを、削れたところに合わせて回りを削るというのはあまりおすすめできない状態である可能性があります。 これに関しても即答できませんが、力が強くかかっている歯は知覚過敏症状を引き起こしやすいですので、当然摩耗が強い歯はそういったリスクが高いと思って下さい。矯正しているので、噛み合わせは変わってくると思われますので、その点も場合によってはクリアできるかと思いますが、 必要以上に歯を削ることはやはりためらわれます。 得られる審美性に対して、ふさわしい対価の生物学的なコストかどうかを担当医の先生と相談した上で決定していって下さい。 違和感については、矯正中はつきものですので、あまり心配なさらなくてもよろしいかと思います。 思います、ばかりの回答ですみません。 デリケートな部分が多い問題ですので、はっきりとした回答は避けさせていただきます。 歯は削るともとには戻らない、体の中では特殊な組織ですからご心配されるのは非常に良く理解できます。 繰り返しになりますが、担当の先生とよく相談なさって下さい。 こういったことに時間を費やすことは決して無駄なことではないと思います。
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- nanananami
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矯正を審美性を追求して行っているのであれば、 「その歯の形態を修正するために一部を削ること」と 「現在の歯をできるだけ削らないこと」の2点を ご自身で天秤にかけて判断することになります。 基本的にはエナメル質の表層をわずかに修正する程度なので、影響なく経過することが多いと考えて下さい。 その後のプラークコントロールの方がずっとずっと重要です。 もちろん、削らずにすむのであれば最良です。 といっても、どの程度の形態修正かは分かりかねます。 担当医と良く相談されるのが良いでしょう。 審美歯科で歯の形態修正をおこなうことが「ろくでもない歯医者」という発想は合理性が感じられません。 審美歯科、とは最高の審美を追求するためのものです。 そのための代償は経済的、生物学的に支払う必要があります。 そしてその代償を払える方が同意のもの受けるものです。 一般歯科治療と同じ視点では語りにくいものです。 質問者の方の価値観と言ったのは、そのような点からです。 臨床的には問題ないでしょうが、感情的に受け入れがたいのであれば避けた方が良いでしょう。 また、他の回答者の方が「差し歯と間違えられる」と発言されていますが、差し歯と間違えら得るような修正をかけられることはないでしょう。差し歯とご自身の歯との違いは、形態ではなく、透明感や独特のニュアンスによって生み出されるものです。その点は安心してよいかと思います。もちろん歯科医師の腕によりますが。 繰り返しになりますが、担当医とその後のリスクも含めてよく相談なさった上で決定して下さい。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。よろしければ、もう少し質問に答えていただきたいのですが、「影響なく経過することが多い」とのことですが、もし影響があるとすれば、前にコメントしてくださった方がおっしゃっていたように、やはり虫歯になりやすいということでしょうか?また、歯が敏感になることはあるのでしょうか。 今回の矯正は、見かけということももちろんありますが、私の場合右側の下の歯が左側の歯を押している状態で、年々それが少しずつひどくなっていくのに不安を感じたからでもあります。上の歯は前歯が大きく、出っ歯気味なのですが、それ以外はほぼ真っ直ぐ生えています。ただ、下の斜めに生えている歯のせいで、上の歯の噛み合わせ部分が少しでこぼこに削れてしまい、歯が動いている今は噛み合わせにとても違和感を感じる状態です。そこで、矯正が終了した段階で、上の歯のかみ合わせ部分を削って真っ直ぐにしてもらおうかと思っているんですが(恐らく0.5ミリ程度)、それも何らかのリスクがありますか。 分かりづらい説明で申し訳ありませんが、お時間がありましたら、ご回答よろしくお願いいたします。
見かけより実用性です。当然虫歯になりやすくなる。 やめた方がいい。 あんまりツルツルな表面では差し歯と間違えられます。 ろくな歯医者じゃないよ。
お礼
正直なご意見ありがとうございます。
お礼
回答しづらい質問ばかりで、申し訳ありませんでした。ご丁寧な回答を何度もいただき、心配していたようなリスクがあること、リスクを取ってでも見かけを優先したいのであれば専門家でも薦められる処置であることがよく分かりました。 いただいたアドバイスをもとに考えた結果、前歯を削ることについては、元々自分で気になっていた部分ではないし、リスクに対する不安の方が大きいので、やめておくことにします。 今後何か少しでも疑問に思う事があったら、納得がいくまで先生に質問してみようと思います。貴重なアドバイス、本当に有難うございました。