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核廃絶運動ばかり宣伝する

どうも、メディアマスコミだけでなく、社会の隅々まで 「核廃絶だ、核のない社会だ」 という理想論ばかりがもてはやされて、 「核抑止力だ、必要悪だ」 という現実論がなおざりにされている感があります。 どうしてなんでしょうか?

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回答No.6

核廃絶が絶対出来ない理想論だからです。妄想と言っても良い。 絶対実現出来ない理想論は、その理想論に対する反対運動などせずとも、絶対実現できませんから、反論したり議論したりする理由が生じないのです。 なので核廃絶論者はいつまでも永遠に核廃絶の妄想を主張し続けられる。いい商売ですね。 まず第一に、核兵器を所有しているのは日本ではない。日本でいくら核廃絶運動しても、核保有国に対する実質的な影響力はほぼ皆無。 やるとしたら日本政府として国際外交の場で核廃絶論を展開せねばならいわけです。 日本人が核廃絶・核廃絶…と繰り返しても、そもそも日本は核を持っていないので、既に日本としては核廃絶は完了してますが。 次に第二に、核廃絶の世界になったら、一発の核兵器を持った国や集団は、世界征服が出来る。無血で無戦争で非暴力でたいした金もかからず、家にいたままで、世界を征服できます。 これを防止するために邪悪な国家・集団が核兵器で世界を征服しないように、いろいろな国々が核武装してそれに備える。 残念ながら日本は核不保有国ですのでこの国際的責務をまっとう出来ません。 つまりは、もし核廃絶が実現したとしたら核廃絶が完了した時点で、核テロ・核侵略に対する備えとして、誰かがどこかの国が核武装・通常戦力を共に維持しながら備えなければならない。 更に第三として、今の世の中では核兵器を持つ国に対する普通の備えとして、自国が核武装するか、核武装した国の抑止力の傘の中に入るかせねば、国際的発言力を持てません。通常レベルの経済力の維持も難しくなります。 核武装した国に脅かされ、国権・通商権の行使が十分出来なくなるからです。 核廃絶というのは、最後まで核を持ち続けた国・グループの世界制覇を実現させると言う… 誠に恐ろしい思想です。

dreamreve3
質問者

お礼

実質的に、反対する必要がない、というのは非常に説得力がありますね。今回1番溜飲が降りました。核廃絶運動がもはや商売の域にまでなっているというのも、納得です。 とても勉強になりました。

その他の回答 (12)

  • nama777
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回答No.2

正論です。 日本人は核廃絶とか武力反対とか綺麗ごとを言うのが好きですが、現実にはアメリカに守ってもらっており、有事の際にはアメリカの武力 (核を含む) をしっかり当てにしている訳ですから、その辺の矛盾を日本人はどう思っているのかな (そもそも気づいているのかな?) というのは常々気になっていました。 本気で核反対を唱えるなら、核大国である米国との同盟はキャンセルされてなければおかしいし、すると我が身を守るために自前の武力を持たなければいけない。しかしそれもNOだとすると、結局日本人はどうしたいのかわかりませんね。 外国に攻められたら全員大人しく殺されよう、というならまだ分かるが、現実には国外で邦人がひとり殺されるだけで大騒ぎになり、国家には国民を守る義務があり、、、とか言い出すのだから、本音では誰もそう思っていないことは確かです。 今の日米同盟下での日本の姿勢は、いい悪いは別にして「核容認」であることは確かです。 で、自前の軍隊を持たずに邦人を守っていきたいなら、今の日米同盟を維持していくしかないことも確かですね。

dreamreve3
質問者

お礼

2枚舌、という言葉が最もよく当てはまる事例ですよ。 矛盾をほとんど無意識的に受容している。 核を持たないという詭弁を持続するために、安保を持続し続ける。 この姿勢でいいもんなんでしょうかね。

noname#140045
noname#140045
回答No.1

日本人は主体性がないため、テレビなどで繰り返されるものを「私は最初からそう思っていた」と言って、自分の考えにすり替え「持論」とするのが当然のように行われていますから、必然的に情報操作されやすくなります。

dreamreve3
質問者

お礼

主体性がないって人間として?と思いますよね。

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