状態が安定すれば転院を勧めることは、全ての患者に対して行う、極めて一般的なことですので
あなたが不当に扱われているわけではありません。
転院先の評判というのも、主治医がそう評価しているわけではなく、一般の方の評判ではありませんか?
それなら、単なる個人の感想や感情的なものがあまりにも多いので、少なくとも医療や看護の善し悪しを
判断できる確かな情報だと捉えている医療者はいないでしょうから、主治医は不信感を
抱かれるような病院を勧めたつもりは全くないと思いますよ。
あなたがその転院先がどうしても嫌なら、主治医に申し出て下さい。但し、期限を決めて
転院先を探すよう言われるかも知れません。
病院側にとっては状態が落ち着いた患者には転院又は退院して頂かないと収益が落ちる一方なので、
拒否されると大変困りますし、本来診るべき対象者がそんな患者の後回しとなり、病院としての機能も果たせません。
転院までは必ず責任をもって診ますし、無理に転院させることもできません。
しかし、転院して頂きたいとの話し合いは今後も繰り返し行われ、収益の低下に比例してより強く
勧められることになるのは間違いないでしょう。
転院を拒否することは日本の医療制度に合致しません。
転院・退院を嫌がる患者は本当に多いのですが、今回あなたがこの時期にその病院で手術を受けることが
できたのは、転院・退院対象となった患者がそのベッドを空けたからに他なりません。