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戦後、一般庶民から総理大臣になった人物は田中角栄氏ぐらいしか思いつきま

戦後、一般庶民から総理大臣になった人物は田中角栄氏ぐらいしか思いつきませんが、なぜ日本では一般庶民から総理大臣や閣僚が出にくいのでしょうか。 一般庶民出の総理大臣が必ず善政を行うとは限りませんが、金持ちや2世や役人上がりは一般庶民や弱者の痛みや気持ちが理解できにくいと思うのですが。 そして一般庶民でも、裏で善行を行っていながらそれを世間にひけらかさない者もいれば、 逆に、善行を行ってそれを世間にひけらかして、知名度をあげて立候補すれば、偽善者的な者の方が当選しやすいという矛盾が生まれるのですが、 選挙制度をどのように改善すれば良いのでしょうか。

みんなの回答

  • frolander
  • ベストアンサー率25% (4/16)
回答No.3

No.1, No.2の方々がおっしゃっているように、けっこう庶民出身の総理はいます。というか、私のイメージでは戦後の貧困時代は特にその傾向が多かった様に思います。というのも、総理(の様な国策の決定権のある役職)になって、貧困にあえぐ地元民を救いたいというインセンティブが働くためだと思います。 私の尊敬する総理大臣の一人、鈴木善幸は岩手出身ですが、地元の津波被害を契機に総理大臣への道を進み始めたという話です(参考文献:田原総一郎著「日本式支配者たち」)。また、庶民出身の田中角栄の新潟贔屓政策も有名ですよね。 よって、近年の総理大臣(および閣僚)に庶民出身が多くないのは、ある程度豊かな時代になって「地元のために国策の中枢に入ろう」というインセンティブが働かないためではないかと思います。 また、選挙制度の改善についてですが、そもそも偽善的な看板文句で判断して票を投じる人っているんですか?おそらく、各自どの政党およびどの立候補者に入れることで、自分の生活にどれだけ良い影響・見返りがあるかを判断基準にしているんだと思います。なので、各提示政策の経済効果をしっかりと数値を出して、メリットデメリットを判断できる様な説明が有権者にいきわたる様なシステムを作ることが、選挙制度改善の第一義的な方法だと思います(理想論ですが)。 加えて、昨今政治と金の問題への着目度合いが高まってますが、そういった意味でのクリーンな選挙を目指すなら、経団連とマスコミの癒着をなんとかするしかないのではないでしょうか?マスコミは政党や政治家は叩いても、その支持母体である経団連は叩きませんから(スポンサーですから叩けないが正確ですかね)。まあ、かく言う自分も今後経団連関係の企業に要所要所でお世話になるかもなので、あんま叩いて欲しくないですけどね。大企業がマスコミに足引っ張られたら日本経済が立ち行かないでしょうし。 また、庶民・金持ちなどの出生の系譜よりは、十分な研鑽を積んできた人間かどうか・国家全体の事情に通じて全体としての最適解を導き出せる能力があるかどうか、が重要だと思います。庶民のエゴ優先感覚の政治では、短期的な結果ならまだしも、長期的な国家運営は難しいでしょうから(私も庶民ですが、どうしても自分の暮らしを優先して考えてしまいますし・・・)。庶民の暮らしをよく知ってる人よりも、庶民のビジネスを知り、国内外の各業界の市場規模を押さえている人の方が、総理大臣にふさわしいと私は考えます(私の友人の、庶民出身の若手官僚は私よりもはるかに多くの分野の市場規模を頭に叩き込んでました)。 以上長々と失礼致しました。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.2

>一般庶民から総理大臣や閣僚が出にくいのでしょうか。 No1の回答の例もありますが、結構います >金持ちや2世や役人上がりは一般庶民や弱者の痛みや気持ちが理解できにくいと思うのですが。  欧州では逆の考えです。 一般庶民から成り上がった人は、簡単に金に転び、目先の賄賂に転びやすい・・というのがあります。  田中角栄も、ロッキードの前例もあります。 又質問者が嫌いな『森喜朗』も一般庶民です。最初から大きなお金をもっている人間はクリーンな傾向が強いです。  民主で一番クリーンといわれる岡田もイオングループ御曹司です 英国では上院は貴族院と呼ばれています。イギリスの貴族院は今日でも全議員が何らかの形で爵位を持つ貴族 (lords) で構成されており世襲が多いですね。  日本ではともかく『庶民』が好まれる傾向にありますが、米国は逆に嫌われますね。  

  • tadagenji
  • ベストアンサー率23% (508/2193)
回答No.1

一般庶民の範疇がはっきりしないが、2世や官僚でないというなら、 石橋湛山、三木武夫、鈴木善幸、竹下登、宇野宗佑、海部俊樹、村山富市、小淵恵三、、森喜朗がいた。