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オリンピック 小塚 崇彦選手のSP
小塚選手、良い演技だったのに、演技最後に音が出ず気の毒になりました。 1.なぜ最後の音楽が出なかったのでしょうか? 2.審判にクレーム等は言えるのでしょうか? 3.音が出ていたらもっと点数が高くなりましたか? ご回答よろしくお願いします。
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私も大好きなプログラムなので、本当に気の毒でした。 顔をあげて見栄を切って恰好よく終わらせてあげたかったです。 1. 音響の人が、もう音楽が終わったと思って切ってしまったのでしょう。 ちゃんと音楽を把握しておいてほしかったのですが、 運営上、次の作業へとあせっていたのでしょうね。 日本の大会では、どのスタッフも本当にしっかり準備をしていて、 私が知る限りでは、あのようなミスは聞いたことはありませんが、 案外外国の大会では、音楽が途中で途切れたり、 テンポが一瞬ふにゃーっと遅くなったりとか、あることはあります。 想像ですが、特にオリンピックは国の威信をかけた新設備で、 多数のスタッフが結集しているので、 何度も大会をやっている会場で熟練のスタッフよりも、 慣れない環境でぶっつけでやっているのではないかと思います。 2. 音響に関して、古い話で恐縮ですが、1987年のヨーロッパフィギュアで、 かの有名なロシアのゴルデーワ・グリンコフ組が、途中で音楽が切れてしまったのですが、 当の二人は途中で滑りをやめずに、音なしなのにぴったりのユニゾンで スロージャンプなども完璧に決め、拍手喝采の後に演技を終えました。 審判は採点不可能とし、協議の末、再演技を要求しましたが、 二人は、自分たちの演技はもう終わった、2度は滑れない、として、 棄権とみなされたというできごとがありました。 要するに、審判が音響の停止などで採点不可能とし、再演技要求となれば、 もう一度演技できますが、審判の要請がなければ、そのまま採点となります。 音が出ていなくても、審判が再演技の要請をしなければ、 ちゃんと得点になるので、建前上不利はないということでしょう。 クレームを言っても、ちゃんと音楽が出ていた時と同等の評価をしている、と、 審判が言えば、その評価を待つしかないようです。 3. おそらく、変わらないと思いますよ。 あれだけ最後の高速スピンで観客は沸いていましたし、 はっきり言って、採点されるべき演技の要素はすべて終わっていましたので。 でもファンにとっては、あの「ジャン!」で見栄を切って、 最高に満足して気持ちよく終わる小塚選手を見たかったし、 彼自身のモチベーションにも影響はなかったかと心配になってしまうところです。 でも本人が、苦笑いのさわやかなコメントを残していますし、 クレームを言わずとも、実力は認められた妥当な採点だと思っているようです。 確かに残念なことですが、ファンもこの印象をひきずらず、 明日のフリーのギターコンチェルトに期待したいと思います。 この質問コメントを、笑って読み返せるような結果になるといいです。
お礼
分かりやすい、ご丁寧な解説ありがとうございます。 どの競技も審判次第なのですね。不平、不満があっても泣き寝入り、、、。(こんな時こそマスコミが活躍して欲しいです。スピードスケートでは何度もスタートやり直しさせられたり、、、。「意図的に選手にダメージを与えているのでは?」と思ったりもします。心が狭くてごめんなさい。オリンピック開催前から事故、競技が始まってからもアルペン等でアクシデントが多々あるもので。改めて、細かな所まで心くばりがある日本が素晴らしく見えました。) 小塚選手のギターコンチェルト、とても好きです。今日は、なるべく仕事を早めに終わらせて応援します。もちろん高橋選手、織田選手もメダルを取れますように祈ります!!!!!!