日本政府は脱北者(日本行きを希望している)を受け入れるべきではないでしょうか
日本は難民条約に加入しているもののほかの国と比べて非常に認定基準が厳しく、そのため今の北朝鮮脱出者は難民とは見ていないようですが、この先、もし北朝鮮が政変で人々が難民化しても日本はこのままの態度を貫くのでしょうか。
日本は前国連難民高等弁務官の緒方貞子氏が言っているように先進国の中では際立って難民を認めない国で、基本的に難民は認めないという考えのようです。
というのも、7月だったでしょうか、脱北者がタイに逃れてきて、日本行きを希望したにも関わらず、政府は日本行きは認められないと告げ、韓国に行くことになりましたし、つい数週間前も、日本人NPO代表者と共に中国公安に捕まった脱北者(在日籍の親類だそうです)を日本政府は無視したままでした。
日本政府の考えは、今、脱北者を受入れると、北朝鮮との拉致被害者交渉に影響が出ると考えているんでしょうか。
多分、日本人の大多数は脱北者を助ける時間があるなら、外務省は拉致家族のことに集中しろと思うでしょう。しかし、私は、拉致家族の問題とこれとは別に捉えるべきだと思います。、脱北者は今の北朝鮮政権の被害者で、そこから逃れてきて日本という国を頼ってきているのだから、日本政府は人道的に彼らを最善の方法で助けるべきだと思います。逆に、脱北者の声を無視することは今の金正日政権を助けることになるのではないでしょうか。
今回の脱北者のこともありますが、日本政府の難民認定のあり方と入管法という法律の二重の壁は、先進国の中の一つの国としてこのままでいいのかとも考えるべきではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。なるほど。それから、民主党が提出する個別の法律もしっかりチェックしないといけませんね。政治に無関心な国民も人事じゃない!