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Win2Kのドライブレターの変更(98とのデュアルブート下)
Win2Kと98のデュアルブートにしていて,98はC,2KはDドライブで起動しています。 使いたい業務用ソフトが, (1) Win98は非対応,Win2K以降しか使えない (2) インストーラがCドライブへのセットアップしか対応していない ので, 「2KをCドライブで起動しないとこのソフトは使えない」 ことがわかり,変更したいのです。 過去ログ等を検索した結果, ドライブレターの変更は相当なリスクを伴うらしいこと から,OSの再インストールを検討しましたが, (a) マルチブートにするには,NT系より9X系を先にインストールしなければならない (b)そうすると9X系がC,NT系がDドライブになってしまう。 これは不可能だと言うことなのでしょうか?何か裏技はないでしょうか?
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ちょっと手間はかかりますが、「BootPart」というユーティリティを利用するのがもっとも確実だと思います。 以下に示す方法は、インストール時に他の領域を識別させないことで、他のシステムに変更を加えることがないため、一方がシステムトラブルになっても他方のシステムに影響が及ぶことがありません。 説明を簡単にするために、HDDは真っ新でOSのインストールのための領域2つ以外は作らないものとします。 1.LinuxなどのFDISKで領域を2つ作成します(LinuxなどWindowsでないFDISKを使うことがポイントです)。 LinuxのFDISKで領域を作成すると、ファイルシステムはext3がデフォルトになりますから、2つの領域の1つだけ(これを領域Aとします)をFAT32に変更し、ブートフラグを立てます。 残った領域(これをBとします)はext3のままにしておきます。 2.Win98をインストールします。 セットアップの段階では、当然ながら領域Aしか識別できませんので、Aにインストールをします。 Win98を起動させれば、当然領域AはCドライブになります。 3.Win98インストール完了後、再び、LinuxのFDISKを使用します。 領域Aのブートフラグを外し、かつ領域のIDを(FAT32から)ext3に変更します。 領域BのIDを(ext3から)NTFSに変更し、かつブートフラグを立てます。 4.Win2kをインストールします。 セットアップで、Win98をインストールした領域Aは「不明な領域」となりますが、そのままにして、領域Bにインストールします。 5.Win2kインストール完了後、再び、LinuxのFDISKを使います。 領域AのIDを(ext3から)FAT32に戻します。 6.Win2kを起動します(と言うかこの時点では2kしか起動できないですが)。 「BootPart」をインストールします(任意のディレクトリに展開するだけですが、boot.iniがあるルートディレクトリが良いでしょう)。 コマンドプロンプトからBootPartを起動し、Win98の領域Aのブートセクタファイルを作成し、Boot.iniのエントリーに追加します。 ***注1 LinuxのFDISKはWindowsとは使い方がちょっと違うので、最後に書き込み操作を忘れないでください。 KNOPPIXやFedora Live CDなどCDやFDなどから起動するLinuxはご自身で工夫願います。 ***注2 2k起動時にWin98の領域がエクスプローラ上でDドライブなどとなりますが、Win98を起動させればちゃんとCドライブになります。 「ディスクの管理」などからドライブレターを削除すればエクスプローラなどに表示させなくすることもできます。 ***注3 手順4で2kをインストールする際、ファイルシステムをFAT32に変更すれば、Win98起動時に2kの領域にアクセスすることも可能になります(トラブルの元になり易いのでお薦めしませんが)。 ↓ BootPartの使い方 http://nobumasa-web.hp.infoseek.co.jp/multi_boot/bootpart.html