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統合失調症と診断されて10年以上経っていますが、これは幻聴なのでしょうか?
私の家族には統合失調症者がいます。シュナイダーの一級症状の一つに幻聴がありますが、 彼女は一度も耳に聞こえたり心に浮かんだりすることはないといいます。 症状としては、多重性人格障害の方のように声色を変えて話し、 会話様だったり、ただの主張だったりします。声をかけると本人の人格が返事をすることができます。 ですが、声色の違う人(宇宙人だったり、有名人だったり、身近な人間だったりさまざまです)の意識?が強いときは 彼女はなかなか返事をしません。聞こえてはいるようです。本人もしくはその別の声が「静かにして!」等言うこともあります。 内容などについて問うと、(声色の違う声で話した内容が)「意味がわからない」「○○なんだって」 「大きい声でびっくりした」「~~しなきゃ世界が危ない」など言います。記憶はすべてあるとのことです。 被害妄想、関係妄想などで内容は間違いないようですが、 問答形式・行動についてコメント・身体への影響体験の『幻聴』ではなく、彼女が声にして喋ります。 私は医療者なのですが(医師ではありません)、 会話様独語が両方(本人、声色の変わった声)聞こえる状態の患者は今までに見たことはありません。(勉強不足でしたら恐縮です; やはりこれも「幻聴」に分類されるのでしょうか。 薬は統合失調症の陽性症状に効く薬を長年飲んでいますが急性増悪を4~5度ほど繰り返していて 色々試していたのですが、利く薬がなくなってきました。 家族も疲弊しています。本当に統合失調症なのか、 何かいい方法や薬はないのか悩み、質問させていただきました。 アドバイスや情報よろしくお願いいたします。
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症状を拝読させていただきましたが、この症状は、幻聴ではなく、思考障害とりわけ思考吹入(しこうすいにゅう)の可能性があると思います。思考吹入とは、自分の意識の中に、自分以外の主体(友人、恋人等)の発言が「心の中の声」として流れてくるのです。そして、この心の中の声と会話をするために独り言をいうわけです。思考吹入の主体は、時間の経過とともに変化し、あるいは、幻聴、妄想とリンクしあいながら、ひたすら、前の方が述べられているように、心・意識の中でストーリーが流れているのです。とても不思議な現象ですが、統合失調症の症状のひとつです。思考吹入のある場合、これはおかしいと病識のあるばあいもあれぱ、思考吹入や幻聴妄想により、病気の認識を欠いている場合もあります。また、思考吹入は、意識的に患者が止められる場合もあれば、次々とわきあがってくる心の声に対処せざるを得ず、ぶふぶつと、独り言が止まらない場合もあります。心の中の別人の声は、おっしゃる通り、患者が声色を変え、また、その主体特有の言葉づかいで、患者みずから発する場合もあります。また、ひとりごとは言わず、ただ、心の中でのみ会話を成立させている患者もいます。雑多な内容となりましたがお許しください。
- kenju1128
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その後いかがですか? ←よろしければプロフご参照ください。 僕が精神病理学者の内海健さんの本を読んだことによると、多重人格、記憶喪失、あるいは軽くは「キレる」というような症状は「解離性障害」で、これは主格が逃げ場をなくして病んでしまう統合失調症と対極の病気で、逃げ場所(他人格等)を持っているとのようなことでした。 逆は成り立たないかもしれませんが、何か分かりませんが、例えば解離性障害診るのが得意な先生のところに行けば、統合失調症もわかるでしょから、よさそうです。 「三段論法」間違えておられると思うのですが、、、ちなみに、昔医学博士に聞いたら、健康な人でも(たまにというか)幻聴あるよ、とは言っていました。いろんな病気でもあると思います。つまり幻聴は統合失調症の証拠にはならないということです。 では皆様ぜひお元気で。
- jinseiwalk
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統失でも非常に重篤ですね。今の段階では自分が統失であると認識させるのが第一歩でしょう。自分がおかしいと認識できない患者が多いです。だから治ろうとしない。 そして次ですが、する方法や薬が手詰まりとなったら転院という手が一番です。医者が変われば薬も変わりますから。 非常にまれですが、統合失調症を治せるカウンセラーがいますが、探し出すのは難しいでしょうから。転院しかないでしょう。
- KeyBee3
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二度目の回答です。たびたび申し訳ございません。 経験談からで申し訳ないのですが、私が夢から覚めた経緯を記し忘れておりましたので、お伝えできればと思った次第です。 統合失調症にかかる人というのは非常に敏感で鋭敏な神経を有していることが多いものです。(特に共感能力等) 私は、指先の感覚に救われました。 右手、左手の人差し指、中指、薬指、この3本の指先で机、窓、壁、床、本棚などに触れるのです。それだけでよかったのです。 その患者さんは果たして、指先に伝わる超微細な振動を感じ取ることができますでしょうか。 そして、その振動と同様にして、ご自身の後頭部付近(脳幹・小脳の辺り)が揺さぶられており(そのような感覚がありました)、症状中など常に緊張状態を強いられているということをお感じになることができますでしょうか。 また、視神経近辺に関してですが、思考が頭の中を行き来しているとき、まるで目が飛び出さんばかりに視神経が緊張しているということが無いでしょうか。 軽々しいアドバイスで恐縮ではあるのですが、その目の視神経の緊張を解きほぐし、自分から 「目を引っ込める」 ようにできますでしょうか。 私からお伝え申し上げることができますのはそこまでです。 どうかよい経過がありますよう、お祈りしております。お役に立てず申し訳ございません。 (幻聴かどうか、という点に関しましては何とも申し上げることができません。 幻視は目の中にありもしない映像が映り込んでくることをいい、わたくしは経験がございますが、 幻聴に関しましては、 わたくしは微細な経験しか持ち得ておりません。 ただ、 思考が果てしなく続いてゆくといった感覚で、まるで他者の(何人分もの)思考状態が自身の脳内に再現されていた経験はございます。 そのときは、その内の一人や二人、三人、あるいは全員の思考を言葉として発することができた→まったく異なる口調、性格、声音を伴った発声を行える喜び、面白さを感じられた、という自身の経験がどこか共通しているのではないかと思った次第です) では。 失礼いたします。
- KeyBee3
- ベストアンサー率50% (1/2)
統合失調症を患い、同じような体験をした事のある者です。 先にご回答下さっておられるかたのご意向のままに、お医者様に従うことが望ましいかと思われます。 それ以外で、私の経験から申し上げられることがもしございましたら、以下、 1.患者さんは常に自分ではどうすることもできない非現実の感覚と真正面から向き合わざるを得ない状況になっている(可能性が高い)。 2.その状況下におきまして、患者さん自身が声にできる主格と声に出せない副格合わせれば20を(おそらく)軽く超えるような状況や意思が頭の中で展開してしまっている(可能性が高い)。 3.涙をおさえることができなかったり、笑いをこらえきれなかったり、大声、行動・運動、意味不明な発声を伴うことを自らの意思で制御できない状態にある(可能性が高い)。 等の内、どれかが(あるいは全部が)あてはまるかと思われますが、解決策としましては、 患者さんが、幻覚中で 【夢中になって読み進めている物語のシリーズが完結するのを待つしかない】 【どきどきハラハラさせられる映画の鑑賞が終わるのを待つしかない】 ということがあげられるかと存じます。 患者さん一個人としましては、ある明確・明瞭な、欲している、渇望している何かが、その幻覚や症状中に有る可能性が非常に高いとしか申し上げることができません。 増悪=大声、運動、大笑い、大涙、制止がきかない状況等 あるかとは思われますが、患者さんがもしも幻覚(幻視・幻聴など)を症状として持っておられる場合には、やはりメジャートランキライザーが効果をはっきするかと思われます。しかし、投薬により消失してしまった幻覚に対し、やはり患者さん本人は煮え切らない思いから、その物語(幻覚)の続きを読もう、読もう、とされるとおもわれます。患者さんがその人の中で完結を紡ぎ出さない限り、永遠に続き終わらない症状であると思われます。 以上、ご参考にならない意見で申し訳なく思います。何かのお役に立てればと存じます。
- toresanta
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医師に聞いたらいかがですか。 ココで判断する項目としては あまりに重篤です。
お礼
病院にはずっとかかっています。が、「幻聴」として扱われています。 しかし本当にこれが幻聴というのかどうかをお聞きしたかったので質問させていただいた次第です。 ご意見ありがとうございました。
お礼
病院通いは発症してからずっとしてはいます。ですが、さまざまな薬を投薬をしても妄想が全て消えることはありません。 幻聴と別の症状もしくは何かご存知の活路があるのならと質問させていただいた次第です。 経験談、とても参考になりました。貴重なご意見感謝いたします。 >投薬により消失してしまった幻覚に対し、やはり患者さん本人は煮え切らない思いから、その物語(幻覚)の続きを読もう、読もう、とされるとおもわれます。 ↑彼女はそのような経験を何度もしているので、かかわり方としてまた何か今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。