鬱病は遺伝しますか

質問

お世話になります。知り合いの息子さんの結婚についてご相談します。
　彼はお見合いで結婚することになりました。結納前に彼の叔父様が興信所に調査を依頼しました。その結果、彼女は鬱病で通院していることがわかりました。彼のご両親は大反対しましたが、彼は意に介さなかったようです。
　しかし、もし生まれてくる子供さんに鬱病が遺伝するようなことがあればと心配しているそうです。
　鬱病は環境病だと聞いたことがあるのでご両親にはそういったのですが自信がありません。
　やはり、遺伝と因果関係があるのでしょうか。よろしくお願いします。

回答No.10

not-bad · ベストアンサー

統計学から。
　うつ病は遺伝するか→生まれてくる子供に遺伝するか→子供がうつ病を発症するか→母親がうつ病有病者である場合とそうでない場合の生涯にうつ病を発症する有病率の差はどれくらいか、という視点から調べてみました。
　先年、ヨーロッパで大規模なうつ病の疫学調査が行われました。その資料を昨日から探しているのですが、生憎見つかりません。記憶を辿れば、有意差は認められたと結論付けられていたと思います。
　つまり、国勢調査ほどの全数調査ではないが、統計学的に妥当と認められる標本調査を行ったところ、統計学的に遺伝が示唆されるに足る調査結果が得られたということです。
　あくまで統計学の観点からのお話です。

回答No.9

Love_land

みなさんが書かれていますように、遺伝を100％という結論は現在出すことはできないでしょう。
しかし、そのお嬢さんの、家庭環境、個体環境が大きく左右していることは間違いないところです。
同じ環境で育った兄弟でも個体環境によって発症しない場合もあるのですから。
また、家族殆どの人が程度に差はあっても症状の現れる場合もありますから。
大切なことは、彼女の病状を理解し包んであげることが一生涯できるか否かではないでしょうか？
軽度の鬱で有れば、信頼のできるドクターとそれを支える家族がいるほど本人にとっては最高の環境でしょう。
もう一つ大切なことは、「鬱」だけなのか？他に心の障害を持っておられないか？ですね。
どちらにしても、彼が強い意志を持ってこれから先を二人三脚されるので有れば、何も問題はないでしょう。
興信所に依頼されるほどのご大家で有ればなおさらのこと、彼の強い愛情の見せ所ではないでしょうか？
病気を知った上で結婚をされるのですから、強いお心をお持ちであると思いますが、彼がどの程度病気に対して理解を持っておられ、それに対してどう向かっていこうとされているのかをお聞きになることも必要でしょう。

回答No.8

noname#59358

私もつき合ってる彼の母親に反対されています。（兄が病気なので、私も不安障害があるんですが、話してません。）遺伝するって言葉はショックでした。
でも先生はそんなことはないって言ってくれています。
家族に病気の人がいなくても突然なったりするらしいです。人間いつ鬱なぢお病気になるか分からないですよね。

回答No.7

popup2002

ご質問を読んで驚きました。興信所に教える医者もいることに。ご存知かもしれませんが、医師法違反ですよね。そんなリスクを冒してまで教えますか。はっきりした病名の根拠はあるのでしょうか。信じられません。教えた見返りは何なのでしょう。天秤は釣り合ったのでしょうか。何よりも、心の病に関わる医師の良心はどうなっているのでしょうか。暗澹たる気持ちです。

　遺伝については、遺伝するかどうか、よりも、トリガーの方が問題だと思います。

回答No.6

tron02

うつ病、統合失調症、不安障害を抱えている者です（病気が原因で妻に愛想をつかされ離婚、子供の養育費捻出に苦労しています……。）
　さて、精神疾患の遺伝は、他の身体疾患と同様、クレンペリンの昔から研究され続けられているそうです。
　その結果、科学は進歩し……、
　つまり、
　結論から申し上げますと、うつ病は遺伝が大きく示唆されています。
　うつ病者が100人いたら、95人は遺伝的要因があるという学者もいるそうです。
　うつ病の生涯有病率が15％強と言われていますので、お子さんが遺伝的要因に左右されてしまうことになる確率は宝くじに当たることと比べ物になりません。

　ところが、発症する要因というものを考える必要があります。トリガー、引き金ですね。ガンと同じで、ガン家系、うつ病家系であっても発症しない人がいます。なぜ、引き金が引かれないか。目下研究中だそうで、決定打は未だ出ていないそうです。

　ところで、遅れ馳せながら、日本でも、大学の精神科教室の研究トレンドが、生物学的アプローチが主流になっているそうです。ヒトゲノムの解読も終わりました。私は遺伝的要因が強い人の予防法が発見されるのではないかと期待しています。子供たちの未来が明るいことを心のそこから祈っています。

回答No.5

ririnnnohitori

その女性だけが鬱でしたら、遺伝性は低いと考えられますが、代々的にそれらしいところが見られたら遺伝する確率はあります。ですが、一説には、近親に鬱の方がおられるとかかる確率は１０％だそうです。ちなみに普通は１％の人が鬱にかかるという統計も出ています。

実際、そのような家系が存在しているのも事実のようです。確率的には低いと思いますけど。ですが、鬱になる要因と言うものは誰にでも持っているものです。

ところで気になるのですが、医師には守秘義務が存在します。ですので、その女性が病院に通院しているところまでは分かってもその病名が何なのか分からないはずですが、どのようにして鬱だと特定したのでしょうか？

それに、そのご両親も鬱に対する偏見がありませんか？

回答No.4

old98best

一般論になりますが、鬱病は伝染病ではないので、親子でも伝染は絶対にしません。
鬱病になりやすい体質は、遺伝します。
鬱病になりやすい気質は、遺伝するかもしれません。
また、教育というか、親の育て方によって気質が引き継がれるという事もあるでしょう。
鬱病になりやすい環境も、同じところで暮らすのでは、同じ環境でしょう。

医学的に「遺伝しない」可能性は高いです。
「遺伝する」可能性も、かなりあります。

自信は無いのですが、親が鬱病だった場合と、そうでない場合の鬱病になる確率は、数倍はあったような気がします。
ただ、それでも数千分の１の確率なんですけど。

たとえ話になりますが…
宝くじを１枚買うよりは、１０枚買う方が１等の当たる確率は１０倍になります。
でも、１０倍になったとして、それで何十万分の１ですから、…

回答No.3

noname#5952

神経質気質と、リーダー気質は特に大きく遺伝すると聞いたことがあります。
その神経質気質を継いでしまった場合に、結果的に親子共に
鬱病が発生しやすくなるといった傾向があるかも知れませんね。

回答No.2

myeyesonly

こんにちは。鬱病その物は遺伝しません。
正確に言うならば、鬱病を発症する遺伝子というのは特定されていません。

しかしなりやすい気質、性格というのはあるでしょう。
また同じような家庭環境が引き継がれるならそういう環境因子も引き継がれる可能性があります。

ただ、重要なのは、現在の社会は誰がいつ鬱病を発症しても全くおかしくない超ストレス社会であるという事です。

ですから家庭内の環境因子を全て排除したとしても社会がそうなので全くナンセンスです。

そんな事に気を使うよりは、鬱病について正確な知識を学ばれるべきでしょう。

参考URL：

http://www.tt.rim.or.jp/~katsuya/

回答No.1

hotman2002

現状ではまだはっきりと因果関係あるとは断定されていません。ただ学者や医者の中には遺伝性があると強く言っている方もおられるのは事実です。