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排卵誘発剤の不安とは?服用のデメリットや効果について知りたい
- 排卵誘発剤について不安なことがあります。不妊専門ではない病院で処方され、タイミングだけで妊娠できるのか疑問に感じています。
- 排卵誘発剤の服用についてネットで調べているうちに、1周期の服用で一年分の排卵が促されることや、卵巣の早い老化や閉経のリスク、子宮内膜の薄さや流産のリスクについて知りました。これらのデメリットによって服用にためらいを感じています。
- また、排卵誘発剤の服用は4~5周期までが限度で、その間に妊娠できなければどうなるのか不安です。年齢的にも焦りを感じているため、服用の経験や体験談を聞きたいです。
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こんにちは。 服用経験ではなく、トピ主さんと同じような状況だった(流産後も不妊専門医にかかっていた)者です。 トピ主さん昨年流産されたのですね。 私も昨年の4月に7週で完全流産でした。 そのときもタイミング指導通っていたのですが、流産後また通い始め数周期経った頃に何度も「誘発剤飲んでみる?」と言われました。 メリットとしてはそれなりに良い卵ができるらしく、不妊治療という観点から言えば、当然それで妊娠されている方も多いので不妊治療の初歩段階としてはあまりにも有名で、そこを疑う余地はありません。 ただ、私もトピ主さん同様、元はタイミングのみで特にホルモン治療もせず一度自然妊娠しているので、あえて薬を飲んで卵を育てることが疑問でした。 お書きのデメリットは私も調べて知っていたからです。 なので私は何度か断りました。 「自力で排卵できて妊娠もしているので、まだタイミングのみでいきたい。薬も注射も今のところしたくありません」とハッキリと。 そして、私は自分の中で期間を切りましたよ。 あと半年タイミングのみ、その後は数周期排卵誘発してみよう、その後5回まではAIHしよう、それで駄目なら高度治療をするしかない、と。 不妊治療はいつからやるか、どこまでやるか自分で決めていかなければなりません。一番最初のホルモン治療(排卵誘発剤含む)がそのまず第一歩なわけです。 お医者様は早く効果を出したいという、いわば職業の必然性ですので、効果的と思われるものは早めに試していこうという考え方のお医者様は多いです。(それが“悪”なわけではありませんから) そこに疑問だったり、まだそこまでしたくないという思いがあるのであれば、必ず言葉でハッキリと伝えなくてはなりません。 お医者様は「治療する」「効果を出す」ことのみ一生懸命考えているので、患者の感情や状況まで察するのは難しいです。そこは患者が自分の口で伝える努力が必要なんです。 疑問に思うこと、お医者様の治療で気の乗らないことは、トピ主さんからハッキリ聞くか言いましょう。 ちなみに私は流産後の排卵誘発をお断りし、タイミング指導のみで今年いっぱい頑張る!と決めたわけですが、その結果昨年11月に自然妊娠いたしまして、現在妊娠経過は順調です。 やはり一度妊娠されているわけですから、しばらくタイミングだけで再妊娠するのを待ちたいという思いは自然だと思います。 トピ主さんも年齢的に迷っている暇はないとお思いなのであれば、自分の中で時間を決めることです。 頑張ってくださいね!
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- nana7ruru
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ご質問があったので。 >最初の妊娠でもタイミング指導には通っておられたとのことですが、 >そのときには卵胞チェック後のhcg注射はされていたのでしょうか? 私も子作りを始めたのが33歳とそんなに若くはなかったのと、もともと子宮内膜症(チョコのう胞)を持っていたので、子作り開始と同時に不妊専門医に行きました。 まずはそこで徹底的にありとあらゆる不妊検査をしました。 33歳という年齢的なことと、妊娠しない状態が続くほど内膜症が悪化することから(妊娠を望まなければピルで生理を止めていた)、自分自身に対する時間がなかったので、何か不妊原因があるなら、さっさと対処しようと考えていたためです。 結果、自力で排卵もし、低温期、黄体期のホルモンにも問題なかったので、まずはタイミングのみで開始したわけです。(夫も問題無し) 当然、卵胞が成長し、自力で排卵し、黄体不全でもないので、hcgも投与していません。それから8ヵ月後に初妊娠、あとはNo.1で書いたとおりの経過です。 私の場合はそのように自分側および夫側の「不妊原因」をつぶしてからのタイミング指導のみだったので、もしトピ主さんもご不安なのであれば、いったん全検査をされても良いと思います。その上で、妊娠経験があるからもう少しタイミングのみでということであれば、自分にも医師にも説得力があるのではないでしょうか。 不妊治療は自分がいろいろ理解した上で、決めるてゆくことで不安も少なくなります。まずは自分の体を知ることはとても大切で、かつ自信にもなりますので、頑張ってくださいね。応援していますよ~。
お礼
再三、ありがとうございました。 nana7ruruさんはいろいろ不安材料があったけれど、その都度賢明な判断を自分でされて、納得のいく妊娠をされたということでうらやましいです。 私ももっとしっかりしないと。。とつくづく思いました。 卵管造影検査、ホルモンなど自分でできる範囲のことは調べたのですが、夫のほうは不妊治療を開始してすぐに一度は妊娠できたわけだからまあ問題ないのだろう、と思ってそれ以上は調べていません。 転院のことも含めて今後のことを医師とも相談のうえ、もう一度、じっくり考えてみようと思います。ご回答、感謝します。また機会があればどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。 >「1周期の服用で、一年分の排卵が促される。女性が一生のうち排卵できる卵子の数は決まっており、質のいいものから排卵される。だから、ずっと服用する薬ではない」とか書いてあって驚きました。 産婦人科学、不妊治療について無知な素人の書いた文章ですね。 こういう嘘を平気で垂れ流すアホは、ぜひここにリンクを貼り付けて晒してほしいくらいですね(大人げないですか(^^;))。 具体的に指摘しますよ。 排卵誘発剤には大きく経口薬と注射があり、「服用」と書いてあるからには、経口の排卵誘発剤=クエン酸クロミフェン(クロミッド、セロフェン等)を指していると思われます。クロミフェンの標準的な飲み方は、生理周期5日目から1日1、2錠を5日間です。 生理が始まると新しい周期が始まりますね。するとすぐに、卵巣の中では次の排卵に向けた準備が始まります。胞状卵胞と呼ばれる最初の卵胞が20個から30個も一度に目を覚まして育ち始めるのです。しかし、これが全部そのまま育っていくわけではなく、ここから「質のいい卵子」が選ばれていくのです。1日ごとに少しずつ脱落し、5日目にもなれば半分以下になっています。それからも数はどんどん絞られ、10日目を過ぎるとだいたい上位数個が残り、最終的にその中から最もいいものが主席卵胞として1個か稀に2個排卵するに至ります。 つまり、クロミフェンを飲み始める時点で既に最初の半分以上が「消費」されているんですよ。クロミフェンは脳の働いて、FSH(卵胞刺激ホルモン)を通常よりも少し余計に分泌させることによって、自然よりも少しだけ多めに最後まで残る卵胞を増やします。それとともに、それぞれの卵胞の成熟度(質)を上げる働きをします。解りやすく言えば、本来ならば主席卵胞の陰で淘汰されてしまう次席卵胞に少しゲタを履かせてやるお薬なのです。 ついでですので、注射での誘発についても書いておきます。 注射(hMG)で誘発する時は、だいたい生理開始から2日目か3日目からスタートします。つまり、この時点ではまだかなりの胞状卵胞が残っている時期です。hMGはクロミフェンのように脳に働いて間接的にFSHを分泌させるのではなく、hMGに含まれるFSHが直接卵巣を刺激して卵胞を育てます。ですから、生理開始2、3日目から誘発を始めれば、一度に15個とか20個とかの卵胞が育って行きます。連日の誘発を続けると、多少は少しは脱落していきますが、最終的(最も大きいものが20mm前後になった時点)で10個前後の卵胞が成熟した状態で残ります。 (※ただし通常はこのような誘発をする時には、事前にGnRHアゴニストの点鼻薬などで排卵抑制をしておきますし、しておかないと早期LHサージが起こってどの卵胞も中途半端な大きさ・成熟度のままで排卵が起こってしまいます) 経口薬を飲んでも、もし注射で強い誘発をしたとしても「1周期の服用で、一年分の排卵が促される」などというのは嘘だとお解りになったと思います。本来ならば、早い時期にひっそりと消えていくだけの卵胞を活用するだけなのです。薬など何も使わなくても、一周期の排卵に至るまでに20個も30個も卵胞を消費しているということを、知らない人が多いのでしょう。 >それって、卵巣だけが異常に早いスピードで年をとるということでしょうか? まったく違います(^^;) >それって、閉経が早まったりしないものなんですか。 注射で強力な誘発を長期間続けると、多少は早まる可能性は指摘されています。 >子宮内膜が薄くなって流産しやすいなどのデメリットも書かれており、服用をためらっています。 クロミフェンの作用機序から言いますと、抗エストロゲン作用がありますから、子宮内膜が薄くなったり頚管粘液(排卵期に増加する透明で伸びるおりもの)が減ったりする副作用があります。しかし、これらのデメリットは流産ではなく妊娠しずらいことです。排卵率はいいのに、妊娠率があまり良くないのがクロミフェンの最大の問題点です。 >また、子宮がんになりやすいなどのデータもあるとか。 確かにそのような報告もありますね。 http://www.akanbou.com/news/news.2009120301.html しかし、そのクロミフェンが(結果的に)エストロゲン濃度を高めるというのなら、クロミフェンだけでなくhMGはもっとでしょう。しかし、クロミッドで育てた卵胞は成熟度が高いので、高エストロゲンにもなる一方でプロゲステロン(黄体ホルモン)も高くなりますから、発がんを抑制するはたらきもちゃんとあります。 もっと言えば、無排卵で次の生理まで周期が長い人などは高エストロゲン状態が長く続きますから、厚くなっている子宮内膜が長く更新されず、これもまた子宮体がん発がんの要素になりますし、子宮体がんのリスクファクターとしてズバリ「不妊」というのもあるくらいです。 http://www.peare.or.jp/peare/a/17woma/1702woma.html 発がんにはたった一つのファクターが働くわけではなく、それやこれやが積み重なって様々な条件が揃った時に発病するわけですから、クロミフェンのみを問題にする必要はないと私は思いますよ。 >4~5周期の服用が限度ともありましたが、質のいい卵子から排卵されるとすれば、そのあいだに妊娠しなければもうだめということでしょうか? 「質のいい卵子から」の意味は先に書きましたから割愛します。 続けて服用していくうちに、内膜が薄くなるとか、頚管粘液が少なくなるなどのデメリットが前面に出てしまったら、一旦休薬します。そうすれば間もなく内膜も頚管粘液も元に戻りますから、必要があればまた服用できます。 >その後の治療はどうなるのでしょう? クロミフェン服用周期に妊娠に至らない場合、 ・排卵が起こっていないのならば、hMGに切り替えます。 ・排卵は起こっているが妊娠しないなら、人工授精や体外受精などにステップアップします。 >年齢的にもためらっている暇はないのはわかっているのですが、どうしたものか悩んでいます。 お歳が書かれていないので何とも言えませんが、高齢になると卵子の成熟度が低くなりますから受精率が下がります。また、黄体機能も下がりますから、その意味でもクロミフェンは良いお薬と思います。 それ以前に、ご質問文を読ませていただくと排卵してないかも?ならば、排卵させなければ妊娠には逆立ちしたって結びつきません。 実はね、私も何と「内科」クリニックでクロミッドを処方されそうになって断ったことがあるんです(笑)内科のわりには不妊についてお詳しい先生ではありましたが、設備的にも技術的にも内診はできないし経膣エコーも使えないのに、たかがクロミッドとは言え排卵誘発剤をそこで使う気にはなれなかったので「クロミッドを使うのならば、専門クリニックに行きます」と行って断りました。 質問者さんの場合はいくらなんでも内科ではないと思いますが(^^;) これを期に不妊専門クリニックで「プロ」に処方してもらったらいかがでしょうか。
お礼
ameyoさん、ご回答ありがとうございます。わかりやすい説明のおかげで、おおよそのメリットもデメリットも理解できたように思います。なるほど、もともと体内で育ってきている卵胞で、ふつうなら消えていくものをちょっとだけサポートする?みたいなお薬なんですね。 デメリットはあるけれど、私が考えていたような深刻なものではなさそうでちょっと安心しました。 もし、服用するのなら今日の夜くらいから飲まなくてはいけないので、揺れ動いていたのですが、やはりちょっと生活リズムの改善や、漢方薬などで体調を整えつつ今期は飲まずにおいて、結果がでなければ次周期から検討してみたいと思いました。 私の場合、前回の周期でどうもうまく排卵できていなかったみたいで、体温も綺麗な2層ではないので先生が処方されたのだと思いますが、たまたま前回がそうだっただけで毎周期タイミングはみていただいているので無排卵ってことはないと思うのですが。。 ameyoさんもクロミッドを断られたことがあるんですね。私は流産処置をしていただいた病院でその後も引き続きみてもらってる、という感じなのですがそこはどちらかというと「産むための病院」で不妊専門ではないんです。。。以前、不妊専門のところへ行って合わなかったことがあり、どうも不妊専門の病院は独特な雰囲気がいやで敬遠しがちになっています。 でも、今のところは遠くて通いにくいといった事情もあり、総合病院で不妊治療もやっている婦人科へ転院しようかとは考え中です。 とにかく、ご回答ありがとうございます。ご回答をよ~く読んで今後のことを検討してみますね。
お礼
早々の回答、ありがとうございます。一人で悶々としていたので、ご回答とてもありがたく、また参考になりました。状況が似ている方からのご回答ということでも、心強く思いました。nana7ruruさんは、何度か断られたのですね。その後、自然妊娠されて順調とのことでよかったですね。私もデメリットを知れば知るほど、ためらう気持ちが強まってきています。 担当医からは「あなたの場合、年齢も年齢なので積極的な治療をおすすめする。なんだったら体外受精がてっとり早い」みたいな言い方をされて正直、不快だったり落ち込んだりもしました。 期間を決めるというのはいいかもしれませんね。不妊治療は自分の周期によって受診しなければいけないので、かかりたい先生が受診したい曜日におられないことも多く、たまたま当たった先生の方針や物言いが合わないことも多くて、むずかしいところです。 ちなみに、nana7ruruさんは最初の妊娠でもタイミング指導には通っておられたとのことですが、そのときには卵胞チェック後のhcg注射はされていたのでしょうか?もし、差し支えなければ教えていただけるとうれしいです。