おすすめの小説☆

質問

時に小説が読みたくなります。
どなたかおすすめの小説ベスト５を教えてください。
出来れば新しい・最近の作品で、おもしろく読みやすい本がいいです。
（過去の本でも「これは良かった！』と思うお勧めの本があったら教えてください！）

因みに私が最近読んだ本は、村上春樹先生の『１Q８４』。嵌りました！
４月に第３巻が出版される予定ですが、楽しみです！

回答No.3

zephyrus · ベストアンサー

長編の物語というご嗜好でしょうか。
たいして量も多くなく、かたよった読書なんですが、比較的最近発表された日本の小説の中から私なりに面白かったものを二三。ご参考程度に。

◇川上未映子『ヘヴン』
これを単なるいじめ小説と読むとかえって解りにくくなります。コジマという少女は相当にユニークかつ結構女性の賛同を得てしまうキャラのようです。射程距離の長い、とてもいい小説と思いました。

◇諏訪哲史『ロンバルディア遠景』
今では少し古風と受け取られかねない三島由紀夫＋澁澤龍彦風幻想譚ととりあえず申しておきます。

◇桐野夏生『東京島』
孤島「東京島」に流れ着いた者のうち、女性はたった一人。中年の女性という設定がすでに相当に皮肉です。

◇池澤夏樹『静かな大地』
明治前期、北海道に入植しアイヌの人たちと交流、内地人に理解されなかった人の悲劇。北国のどこまでも澄みきって深い蒼穹のような小説です。

◇米原万里『オリガ・モリソヴナの反語法』
かなり悪趣味な題名（笑）かなり悪趣味なダンス教師の回想から、小説は謎解きの様相を呈し、そこから現代社会の裏面史へ切り込みます。その間、息をもつがせない。唯一の長編となってしまった作者の急逝が惜しまれます。

お礼

ありがとうございます！
＃２さんも上げてらっしゃるように、桐野夏生さんの作品はいいようですね！
読んでみようと思います！
教えて頂きありがとうございました☆

回答No.2

bobydylan

１．「竜馬がゆく」：司馬遼太郎　　昨今の竜馬ブームに便乗しているわけではありません。いまＮＨＫがやっている「竜馬伝」よりはるかに骨太で読むたびに胸がたぎるような作品です。長い人生の中で何度も読み返す価値のある作品です。

２．「ＯＵＴ」：桐野夏生　あまりにも非日常的発想とそれをささえる登場人物の展開に驚きます。ラストにもう少し工夫が欲しかったかなという思いはありますが・・。「コンビニ弁当」食べながら読むと更に味わい深いです。

３．「サクリファイス（犠牲）」：柳田邦夫　自身の家庭に起こった不幸を時には冷静に、時には愛情溢れる視点で描いた作品です。

４．「模倣犯」、「楽園」：宮部みゆき
独自の描写世界を持った作家です。作品の中には時代小説もありますが出来不出来はあってもなかなか味わい深い作品が多いです。私としては以外性のある好きな作家の一人ですね。

５．旧約聖書・新約聖書：　私は、キリスト教徒ではありませんが、一つの読み物とし読むというシンプルな発想で読んでおくべきかと思います。

お礼

ありがとうございます！
私はどちらかと言うと、男性作家の小説ばかりを読んで来たので、女性の方の作品も読んでみたくなりました☆
感想を熱く語って頂きありがとうございました！
参考にさせて頂きます！

回答No.1

noname#109751

『シリウスの道』　藤原伊織
『ゼフィラム』　楡周平
この2つはジャンルは全然違いますがお勧めです。『シリウスの道』は個人的ナンバー１で、『ゼフィラム』は最近読んでまた読みたいと思いました。参考になれば幸いです。

お礼

ありがとうございます！
シリウスの道、読んでみたくなりました♪
参考にさせて頂きます☆