韓国は現在のところ、右派政権です。
この現韓国右派政権は米国と対北絡みで強固な同盟関係を構築しています。最近それが更に進化し、軍事同盟のレベルとしては日米同盟よりも遥かに上を行ってますね。
この現韓国と日本が同盟関係になるという事は、即ち日米同盟も同時に深化されることとなる。日韓軍事同盟は即、日米韓の3国軍事同盟の構築となります。
ここでの日米韓の3国軍事同盟の標的(仮想敵国)は主として北朝鮮。
そして北朝鮮の背後に控え、北朝鮮の味方でも敵でもある中国を見据えた3国軍事同盟となって行きます。
つまり日韓軍事同盟は中国をも仮想敵国とします。
一方、もし日本が中国と軍事同盟を結べば、上の軍事関係と裏がえしとなり、日中軍事同盟は米韓軍事同盟を見据えた連携となります。場合によっては日中合同で韓国に侵攻し、対米戦が行なわれます。と言うか、それを想定しての日中軍事同盟となります。
ですので現在の極東の軍事情勢においては、日本・韓国・中国の3国軍事同盟の構築は非常に困難です。
これが出来る可能性があるとすれば、日本・韓国・中国の3か国中の1国若しくは2国のいずれかの国の政治形態が大きく変貌し、3国同盟が矛盾無く形成できる国際情勢になる必要があります。
日本は現在鳩山左翼政権により極東での立ち位置を変貌しようとしている途上ですが、日本一国が変貌しても3国同盟は結べず、韓国か中国のどちらかも変貌する必要が有ります。中国よりは韓国の変貌の可能性が高いですね。韓国が再び極左制限となる・・・ そうなれば日本の変貌と合わせ、仮想敵国を米国に据えた日中韓の3国軍事同盟を作る事が出来ます。
この3国同盟の目標は、東アジア地域から米国軍事覇権を追い出し、全東アジアを日中韓3ヵ国の覇権下に置くことが目的と成ります。(もともと軍事同盟とはそういうものです)
ですが多くの東アジア地域は、中国の影響力拡大を警戒し、その防波堤として米軍事力を期待しているのですから、大多数の東アジア諸国の期待に背く行動を日中韓3ヵ国は軍事力を背景としてゴリ押し的に押し付ける…という事になりますね。
現在の東アジアの軍事状況は、日本にいる在日米軍が大多数の東アジア諸国の期待に応え、米国と日本が共同で東アジアを中国から守っています。これが現在の状況。
日本も東アジアを守っているのですよ。米軍の大群を日本国内に駐留させておき手厚い保護を与えるとはそういう事。
私が提案したい極東における軍事同盟は、【【 日韓軍事同盟 】】 です。
昔も今も地政学的要因に変化はありません。日韓併合でも日韓軍事同盟でも良い。日本は韓国と軍事同盟を結ぶべきなのです。この日韓軍事同盟の背後にとりあえず米軍を置いておく。
仮想敵は北朝鮮・中国とする。
日韓軍事同盟は米軍と共同して東アジアを守る。
もしここに、中国が参加したいのであらば、中国と共同で防衛行動を取る。そこに米国も参入させる。
これが私の理想です。
そして恐らくこれのみが極東と東アジアを平和的に安定させると考えます。
基本が日韓軍事同盟。まかり間違って両国孤立化しても、米国・中国・露西亜に対抗していく。必要あらばここに北朝鮮を加える。
問題は韓国側がどう出るか・・・ですね。加えて北朝鮮の核兵器がありますから、日本人が北朝鮮の核に怯えなければ・・・という情けない条件も付加されます。
お礼
よく分かってらっしゃる。