社会福祉法人に勤務する40代のオジサンです。
まずお小言になりますが、これはどんな職業だろうと学校だろうと、志望理由が書けないところに志望するなんて、矛盾している（おかしい）と思いませんか？入りたい理由が書けないような人を学校が快く受け入れる訳ないではないですか・・・。
また、ほかに興味のある学校が無いからとか、偏差値を見て入れるからという消極的な理由も絶対に書いてはいけません。逆効果です。
それでは何を書けばよいのかということですが、やっぱり、なぜ自分がそこに行きたいと思ったのかを自問自答するしかありません。なにかあるはずです。
以上が、表向きの答えになります。でも、実際yurikesiさんが困っているのも事実でしょうから、少々書かせていただきます。
まず書いてはいけない文章ですが、「障害者や高齢者がかわいそうだから」とか「単に子どもがかわいいから」「自分磨きになるから」「お世話するのが好きだから」という言い回しは避けるべきです。これらの言い方では、利用者さんを見下した言い方になってしまいます。
介護員、保育士、理学療法士、作業療法士、地域福祉のコーディネート、ケースワーカー、生活指導員、ヘルパー、ケアマネジャーなどなど福祉と一言に言ってもいろいろな資格や職種があります。どういう仕事をして、利用者や施設、地域に対して何をしていきたいのかといった、展望を考えながら、それを目指すためにどういう勉強をしたい、というような理由でお書きになってはいかがでしょうか。
差別のない社会をつくりたいとか、助け合いのまちづくりとかシステムをつくりたいとか、いつまでも安心して過ごせる施設とか地域を作りたいとか、自分自身の力を回復させて自立を支援する施設にしたいとか、単に介護とかコーディネートをしたいということでなく、自分や地域、施設をどう変えていきたいのかまで書いてはいかがでしょう。
yurikesiさんはネットが使える環境にあるのですから、いろいろ検索してみて、自分がどうなりたいのか、夢を描いて、それを文字にしてみてください。夢が描けて、人や地域を大切にできる人こそ、福祉にふさわしいと思いますよ。
