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痴呆症の精密検査
- 痴呆症患者の父について心配している
- 痴呆症の精密検査の手続きがわからない
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質問者が選んだベストアンサー
年齢から考えてもご心配ですね。 認知症(痴呆症)には、中心となる中核症状(記憶障害、見当識障害、思考・判断力低下)と、それによって引き起こされる周辺症状(妄想、幻覚、徘徊、混乱、攻撃性などの問題行動)があります。「かなり様子がおかしい」とは、周辺症状も見られるということでしょうか。 ちなみに日本の三大認知症とは、下記のようなものです。 【アルツハイマー型認知症】 原因は不明ですが脳の神経細胞の減少、脳の萎縮、脳への老人斑、神経原繊維変化の出現を特徴とします。物忘れ(記憶障害)から始まり、時間、場所、人の見当がつかなくなります(見当識障害)。 【脳血管性認知症】 脳梗塞や脳出血など脳血管障害の後遺症として現れ、突然の脳血管障害をきっかけに急に発症する場合と、小さな脳梗塞をくり返すうちに徐々に進む場合があります。障害の起きた脳血管の場所により、できること、できないことにバラつきがあり、めまい、しびれ、麻痺、意欲低下などを伴います。高血圧、動脈硬化、糖尿病等を患っていた人は可能性が高いです。 【レビー小体型認知症】 パーキンソン病変の脳幹で発見されたレビー小体というものが大脳皮質に多く見られ、幻覚、妄想が現れます。やがてアルツハイマーのような認知障害とパーキンソン病のような運動障害を併発するのが特徴です。 初期の段階ではアルツハイマーやパーキンソン病、うつ病と間違われることがあります。 この他にも痴呆や妄想などが出る病気は色々ありますので、まずは正確な診断を一日も早くしてもらうことです。 受診は、まず脳神経外科ですが、精神科もある病院が良いです。また脳血管性の場合、原因となっている疾患の治療のために入院も考えられますので、医師の評判云々よりも、設備の整った大きな病院に、早く診察予約をしておくことをおすすめします。
お礼
ありがとうございました。早速検討させて頂きたいと思います