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なぜ日本には偽善者が多いのか
ビルとビルの間にはさまってしまった猫を助けるために 何十人もの消防隊員を動員して、おまけにはしご車まで使った といったニュースをよく聞きます。 助け文句としては 「猫とはいえ、たった一つの命を持つわれわれ人間と同じ動物だ!!」 といった偽善としか思えない助け文句がしばしば使われることもあるのが現状です。 以前は自分も「やさしい人たちもいるんだなぁ~」とテレビを眺めていました。しかし時がたち、思考も変わってきました。 たかが野良猫1匹のためになぜここまで金と時間をかけなくてはならないのでしょうか? 我々が払っている血税で彼らは動いているのです。 また、よく猫の虐待動画などがアップロードされて、動物愛護団体がこれを痛烈に批判している!といったニュースも聞きます 命を粗末にする行為は許されない!とか言っていますが、 いや、たしかに無意味に虐待するのはよくないと思います。 しかしこれが猫ではなく食用のブタだったらどうでしょうか? 食用のブタも同じ理論でいけば「我々と同じたった一つの命をもった動物」ですよね? 自分の予想では猫のときほど批判は来ないと思うのです。 予想ではなく実際に批判は猫の時と比べると格段に少ないでしょう。 本当に「たった一つの命!」っていうのは便利な言葉ですよね。 つくづくそう思います。 なぜ日本ではここまで偽善者が多いのでしょうか? 胸がムカムカするほど自分はそう思いますが みなさんはどうお考えでしょうか
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- yossi_
- ベストアンサー率5% (7/128)
そんな事言ってる時点でトピ主さんも偽善者だと思われます ただ性格がイライラしやすいだけですか?
- ロンリー フリーマン(@lonrlyfreeman)
- ベストアンサー率12% (11/86)
良心のある人間として、消防士や警察官や自衛隊員は人間を助ける使命はあるけど、動物を助ける義務はないと考えますか。 マスコミは話題性があれば、他人の不幸だろうが、何でもよいと考えているわけです。視聴率が上がったり、購買数が伸びて、利潤があがればよいとね。 その上で肝心な真実や実態は知らせませんがね。
- 233-201
- ベストアンサー率7% (2/27)
日本と海外の比較対照ができるデータをお持ちですか? たいした税金払ってないヤツほど血税とか言うんだよね。
- yoyopon24
- ベストアンサー率11% (2/18)
たった一つの命!というフレーズに弱い人間が多いという事でしょう それからメディアの情報を性格に読み取れる人が少ないという事でしょう。 例)自民党は古臭い 中国はGDPでアメリカを抜くであろう こんなのに騙される人が多いのが問題です
- flavas2
- ベストアンサー率63% (200/317)
基本的に美談が好きなんです。 通報した人は善意からです。 まず消防隊員は通報があれば動かなければならないという前提があります。 メディアの目に留まれば美談として取り上げます。 視聴者が美談としてお涙頂戴と満足します。 メディアは引き取られるにしろ、処分されるにしろ 最後まで報道しません。 引き取り手が現れれば幸いですが、 処分されることが報道されたところでそんな暗い話 視聴率にも結びつきません。誰もHAPPYにはなれません。 助けられた野良猫も引き取り手がなければ、 他の野良猫同様殺処分されます。 日本国内で殺処分される犬は年間約16万頭、猫は約24万頭にまで及びます。 消防隊員は単に仕事です。じゃあ通報した人を偽善者として問うべきか? でも善意には責任は問われません。 猫が挟まってると通報した人が猫の責任を見ることまで求められないからです。人を助けた時、その人の面倒を見なければならないとすれば誰も人を助けなくなります。 助けることは善意でも、助けた後までは責任はもてません。 責任を取れというのなら誰も倒れた人を助けることのない殺伐とした世界になりますね。 困っているものを助けたいと思うのも相互扶助の精神からです。 食用の動物は、タンパク質として 私たちが生きていくことに欠かせないものです。 だから、食前は(植物であれ動物であれ命を)「いただきます」。食後は(食材を集め、用意してくれたことに)「ご馳走様」といいます。 食育としては私はそのように習いました。 結局は猫助けを美談として取り扱うほうに問題があるのではないでしょうか? 大概の美談には裏があります。 美談としてまとめようというのが日本人的なところでしょうか。 それ以前に暗い話は凹むから聞きたくないという心情がはたらくのでしょう。日本昔話やグリム童話だって本当はグロい話ばかりです。 それをハッピーエンドにしたのは大衆であり、時代の淘汰です。 「たった一つの命!」と言いながら日本では自殺は3万人を超えます。 主義、主張、心情と社会のシステムは違います。 それが理解できない人は資本主義の歪みに陥るだけです。 偽善も必要で共感を得るか得ないか、社会問題として提起できるか単にそれだけです。「やらぬ膳よりやる偽善」です。 善であろうが偽善であろうが注目を集めることができればそれだけで第一歩です。ホワイトバンドと同じように。 美談は泣きながら疑うことを誓うと言ったのは詩人谷川俊太郎です。 私も美談は信じていません。両義的に影には泣いている人もいるんだろうと推測します。 ご参考までに。
- nhhiromi
- ベストアンサー率12% (11/91)
ある種の自己満足ですよ。 しかしこれが社会の潤滑油的要素でもあります。 片側殺し片側は助けることに矛盾を感じたらご自分で豚や牛を殺して肉にする現場を生で見れば考え方がかわるかも知れませんね。 今の社会は死とか殺すことを隠蔽した社会です。肉は見えない加工工場で引き取り手のないペットは保健所で人の死も病院で 生きるそして食べるためにほかの生き物を殺してたべることすれば無駄な殺生は少ないでしょう。 その殺生の現実を見ないで済む現在は愛護とかのルールがいるかも知れません。
- ryuken_dec
- ベストアンサー率27% (853/3139)
日本に多い?そんなバカな。 海外(特に欧米)の方がそのようなニュースは圧倒的に多い。軍隊が出動したりしていることもある。 >なぜ日本ではここまで偽善者が多いのでしょうか? なぜ日本で偽善者が多いと思うのでしょうか?
- blackhill
- ベストアンサー率35% (585/1658)
日本では、「自分や身内、会社の利益を守ること」が善とされる利己主義(ミーイズム)が人間真実の姿だと考えられ、お金にならないことに力を注いだり、環境や社会のために働くのは偽善的行為であるとみなす考えが強いのは事実です。 混雑した電車の優先座席に、若い男女が平然と腰掛けている風景が、偽善を嫌う風潮を象徴しています。 おそらく、質問者は冷徹な現実主義者で、優秀な企業戦士(の候補生)なのでしょう。現実離れした理想主義者や、仕事以外に生き甲斐を求める男女は邪魔者ないし脱落者であり、見聞きするだけでムカムカする、その心境は分からなくもありません。 しかし、世の中を変えたり、人びとに感動を与える仕事は、現実主義者には不得手です。40代の若い政治家、たとえばケネディやオバマ、あるいはブレアなら、質問者が提示した例を見てどう反応したか、聞くまでもないと思われます。 要するに、現実主義者には自分が理解できないことはすべて偽善に見えてしまうのですね。しかし、いかに現実主義が優れているにせよ、現実主義者だけの世界には住みたい人はそれほど多いとは思えません。
- goodman2
- ベストアンサー率23% (53/229)
>>しかしこれが猫ではなく食用のブタだったらどうでしょうか? そう言いながら豚肉を食べてるかと思います しかしながら税金の公平な正しい使われ方でムカムカされるのは 大変けっこうなことですね
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
>我々が払っている血税で彼らは動いているのです ま、この言葉も便利な言葉ですね。役所を批判するのに何にでも使える魔法の言葉です。 だいたい、そういうことで大騒ぎしたところで余計な手当てを払っているわけではないんですから。それに出動しなければ、消防署でぼーと待機しているだけのことです。それなら、たかが子猫一匹でも実践訓練になるんですからいくらかは意味はあります。いつも砂袋ばかりが相手では消防士さんもモチベーションが下がるってもんです。その大騒動に支払っている税金なんて、たぶん一人当たり10円にもなりゃしないでしょう。 でもね、偽善ていうけど、何もしないくらいなら、偽善でも何かをしたほうがよっぽど偉大なんじゃないでしょうか。もし私が生きるか死ぬかの状態になって、偽善で私に手を差し伸べてくれる人がいたなら、私は躊躇なくその人の手を取ります。もし家族が生きるか死ぬかなら、テレビの前で「可愛そうな人」の演技でもなんでもしますよ。 欧米では、社会的に成功した人は慈善活動をすべきだというキリスト教に基づいた考えがあり、よくスポーツ選手や実業家が慈善活動をしています。スキャンダルの渦中にある人物がチャリティー活動をすることもよくありますね。こういうのは、たぶん全部偽善です。でも、その偽善を必要としている人がいるのも事実です。 それから、猫が虐待されると怒る人と、豚が虐待されて怒る人で前者が多いのは世間は愛豚家より愛猫家のほうが多いからだと思います。豚が虐待されて怒る人と、カラスが虐待されて怒る人ではどちらが多いのか興味深いところです。
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