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筋肉痛のメカニズムを教えて下さい。

筋肉痛のメカニズムを教えて下さい。 筋肉痛はなぜ起きるのですか? また、筋肉痛に効く湿布薬(サロンパスなど)を貼ると軽減されましたが、 これはどういうメカニズムなのでしょうか? 鎮痛剤のように、筋肉の痛みを麻痺させているのですか? 医学素人でも分かるような、簡単な説明で宜しくお願い致します。

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  • albert8
  • ベストアンサー率61% (1658/2703)
回答No.1

痛みは血流障害の現れです。 筋肉を使い過ぎるとそのストレスで血管が収縮し筋緊張が発生、活性酸素による組織破壊をともなって血流が悪くなります。 ところが体はすぐに自らその生体の不利を察知して壊れた組織を修復しようとします。これが体がもともと持っている防衛力、つまりは自然の治癒力です。 この治癒力の最大のものはプロスタグランジンという組織ホルモンの働きによるものですが、プロスタグランジンは血管を拡張する、痛みを起こす、発熱させる、ものです。 つまり体は自ら壊れた組織に大量の血液を送り込んで修復を図ろうとするわけです。この時に発熱したり赤くなったり、痛みを発生させます。 あの辛い痛みは治癒反応なのです。痛みを起こして治してるのです。 我々の体は組織が傷ついた時、わざわざ痛みを起こして「今傷を治してるからしばらく安静にしてほしい」と、傷んでる場所を修復してることを知らせてくれることになります。 壊れた組織の修復には辛いことですが傷みや腫れ、発熱などの炎症という過程が必要です。痛みは悪者ではありません。痛みが段々治まり傷が塞がったり、打撲したところがいつの間にか治ってますが、治癒力によるものです。 湿布薬や痛み止めはこの治癒になくてはならないプロスタグランジンの産生を抑制します。すると一時的に痛みは軽減したり消失してしまいますが、治してるわけではありませんね。 おっしゃるように薬は修復のために開こうとしてる血管を収縮させ冷やして痛みの感覚を麻痺させる働きをします。冷やすことでの消炎に過ぎません。

AMIES
質問者

お礼

ご丁寧な説明、ありがとうございます。 最近スポーツにはまっていまして、よく筋肉痛に陥ります。 まさに、今も。 血流障害なのですか! 痛みが治癒反応とは、驚きでした。 じゃぁ痛みが取れるまでは運動はしないほうがいいということですよね。 明日の運動はどうしようか…、悩みます(笑 体の自然な流れとしては、 「痛いから」といって、むやみやたらと湿布薬は使わないほうがいいのですねぇ~。 とても勉強になりました! ありがとうございました♪

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