正直に言いますが、私は20代中に部下を持った時から「頑張れ」とは言っていません。
この言葉自体、嫌いなんです。
ただ単に「頑張れ」と言い放つのは“無責任”すぎる言葉だからなんです。
そのため、「頑張れと無責任に言うよりも、的確なアドバイスを与えろ」と指導してきました。
その中から「仕事」「勉強」「生きる」について言いますと。
仕事について、仕事を始める前に何か不明点や関連する情報は何か? を調べます。
納期にもよりますが、理解できない点について調べ、判らない部分を他の人に聞くようにすると、他人(上司や同僚)から見ると「頑張ってる」と写ります。
肉体労働の時は、“どの様にすると、要領良く出来るか?”もしくは“短時間で出来ないか?”や手伝いを頼むタイミングを考えます。
勉強は、将来の自分をイメージします。
これは、絵に描いた餅で構いません。
そのイメージに対して、「何を学べば良いか?」「それに対しての資格があるか?」「それを取得するまでの過程で、何か副産物はないか?」と調べて、マイルストーンを決めていきます。
このマイルストーンが通過点で、次の通過点を目指します。
生きていくには、「頑張る」のではなく“力を抜き自分が後悔しないように、その瞬間瞬間にベストをつくす”その結果を認識し次回、同じ様な場面があったら前回から学んだ事を織り交ぜベストをつくす。
24時間365日、頑張り続ける事は出来ません。
たまには、力を抜き休む事も必要です。
親孝行は、“心配掛けない”のも親孝行ですし“心配を掛ける”のも親孝行の1つです。ただし、頼りっぱなしは別です。
ご参考にどうぞ