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ハロゲン暖房機について
今年は、あの冬扇風機のようなハロゲン暖房機の折込広告を見ませんが、どうなったのですか。
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- mackid
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ただのランプですから、まぶしくて夜は使えないというような当たり前の欠点がありましたね。温度が高すぎるので火災につながったという報道もありましたし、ランプですから寿命もあるというような事で、販売する側も売る気がなくなった感じです。
- lions-123
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>ハロゲン暖房機について 今年は、あの冬扇風機のようなハロゲン暖房機の折込広告を見ませんが、どうなったのですか。 ↓ 電気暖房気の場合は、電源容量(ブレーカーダウンとコンセント容量)の関係から、一般的には800w~1300wの出力であり、お部メイン暖房としてのパワーがありません。 さらに、エネルギー消費効率COPが1以下ですから、長時間使用も電気代の問題もあり難しいので補助(サブ)暖房や個人(パーソナル&部分)暖房に用途が限られます。 その場合に、暖め方(熱の伝え方)、デザイン、設置スペース、暖感の違いで→ハロゲン暖房機・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・カーボンヒーター・シーズやニクロム線式電気ストーブ・蓄熱暖房機等の商品に区分されます。 しかし、 熱源=電気・単相二線式100V (主電源が単相三線式200Vでも、ブレーカー&コンセントは100V) 1kw=860kcal COP→1以下 熱の伝え方→自然対流・強制対流・輻射(反射)・伝導 の各要素を組合せているだけであり、電気暖房気という括りに包含される。 従って、ハロゲンのデザイン・スピード・送風や音心地良さも、カーボンやセラミックでの同じような暖房機と大差が無く、価格やメーカー&販売店の注力やコマーシャル、店頭や媒体での露出度が売れ行きとかブームに影響する。 一過性のハロゲンブームも誇大表現(能力や快適性で所詮は電気ストーブの一種)、安全性(ヤケド・目に影響:白内障や眼精疲労・ドライアイが噂される)、故障(輸入品や専業の粗悪品も多い)等の指摘&実態から下火になり、元の色んな商品アイテムの乱戦・群雄割拠状態に戻っている。 ご参考:暖房機器について ◇熱源 電気・ガス(都市ガス・LPG)・石油・その他(薪・練炭他) ◇熱伝導の方式 対流: 暖められた空気が上昇し、冷たい風が下部に潜り込む事で、部屋の空気が攪拌を繰り返して徐々に暖まる。 この時に、自然に空気の温度による比重差でお部屋の中を循環対流する自然対流式と、送風ファンで強制的に対流を起し、スピードや温風の到達距離を長くする強制式対流に区分される。 *ストーブ・オイルヒーター<自然対流> 送風音なし・温風の吹かれ感なしは良いが、部屋全体の暖房には時間が掛かり機器の付近と他の場所の温度差が出易い。 電気で加熱する発熱体の違いで、ハロゲンランプ・カーボンヒーター・セラミックヒーター・シーズヒーター・ハニカムヒーター・ニクロムヒータ-等に商品的に分かれ、夫々の特性をPRされて訴求している。 その他、オール電化や深夜料金制度に加入の家庭では、夜間電力利用(昼間の約1/3)で耐火煉瓦やポリエチレングリコールとか水を温めて、運転時に通常の暖房出力に加えて蓄熱分を放出し、パワーアップや省エネを少しでも行う蓄熱暖房機という商品もある。 *ファンヒーター・エアコン<強制対流> 送風でお部屋全体にスピード暖房が出来るが、その送風音や温風の顔や毛髪に当たる吹かれ感が嫌われる事もある。 輻射(反射): 暖められた発熱体から、近赤外線や遠赤外線が発生し、身体の皮膚や温点を刺激して暖かさを感じる。 基本的に無音・無風と成る。 パネルヒーター 伝導: 発熱体に直接に接触して熱を伝えるので無音・無風で快適だが、部屋全体とか接触面以外には暖感が伝わり難い。 電気カーペット・床暖房 ◇目的 主(メイン)暖房: お部屋の温度を快適にする為の能力を持つ暖房 副(サブ)暖房: 主暖房と組み合わせ(併用・又は主暖房で暖まった状態のキープ)て使用。 単独ではお部屋を適温にする能力は無い。 パーソナル・局所暖房: 特定の場所、人を暖める。 ◇暖房機へのコダワリ 暖房能力・ランニングコスト(維持費)・イニシャルコスト(機器&設置費用)・暖感(無風・無音・乾燥)・モバイル性・燃料供給の手間・デザイン・設置スペース(大きさや重量)etc ※エアコンはカタログや取扱説明書に記載の暖房時期間電気消費量kwhに平均的な家庭の料金単価22円/kwhで求められます。 石油機器はエアコンと同じ暖房能力で比較するには、カタログの燃料消費量/kwに灯油の購入価格単価を掛ければ出ます。 逆に言えば、同じ暖房をする時のランニングコストが1/3~1/6となり、灯油やガスの単価とか、エアコンの省エネグレードにもよるが、一般的にはエアコンが能力的には高く、非常に経済的でも有ります。 但し、移動の出来ない点や、吹き出し温風の温度や機器と使用者の位置が離れている、電気暖房は相対湿度が低下して乾燥しがちですが、石油は燃焼すると水蒸気が発生し、湿度低下は余り起こらない等の特性の差があります。 <注>オイルヒーターは電気暖房機です。 不燃性の鉱物油を電気ヒーターで加熱して、その熱くなったオイルタンクの表面で冷たい室内空気と熱交換する。 自然対流で熱伝導しますので、無音・無風の心地良さは有りますが・・・ 暖房能力の不足、電気代の高さ、スピード・均一温度の面から部屋暖房には適しません。
今年というかハロゲンがブームになった翌年にはもうより効率的なカーボンヒーター開発されたので、もう忘れられた存在なのです。