中国重視外交です。
内容は特にありません。ご機嫌とりですね。
中国には日本からの要求もなく、日本海のガス田の問題とう諸問題にも触れませんでしたし・・。
国連ですが、これは今米国中心です、前回の第二次湾岸戦争に参加しなかったフランスなどかなり米国から圧力がきて中東の利権を根こそぎ失われました。EUもドイツなど比較的新米な政権も誕生しました。韓国の前回の親中のノムヒョンから親米の李明博に代わりました。
しかし中国は逆に孤立してかつてのパートナーであったロシアからも距離を取られてます。
今現在、中国は世界からの一番の嫌われ者です。それは他国が対中国に莫大な貿易赤字を出しているからです。
そこをなんとか是正しようとG8でも盛んに人民元の切り下げ要求をだしてますよねw
しかし人民元の切り裂けは中国経済の崩壊にもつながるので中国はやすやす受け入れません。
しかし強行策にもでれない、それは中国が米国の莫大な国債を引き受けているからです。
現状の投機筋では中国バブルの崩壊は近いとみてます。中国はその崩壊を先延ばしするために中国政府が輸出依存型経済を維持する為に、巨額の人民元売り・ドル買い介入を続けている事が、中国国内のバブルを大きくさせています。
先程、中国の1~11月の不動産投資額が、前年比17.8%増となった事や、11月の不動産価格が前月比1.2%、前年比5.7%上昇したと発表されました。全国平均でこれだけの上昇率となっていると云う事は、都市部等の上昇率はすさまじいものとなっているはずです。まさに、バブル経済まっさかりです
一方、貿易不均衡が愈々、放置できない問題になりつつあり、来年は人民元の大幅な切り上げを求める声が、ますます高まってくると思われます。しかし、もし、中国政府が、人民元の切り上げを認め、ドル買い介入を止めてしまうと、これまでの様な、国内への人民元の垂れ流しが無くなってしまいますから、急速にマネタリー・ベースが減少してしまい、中国経済は謂わば、貧血状態に陥る可能性があります。
ですから、人民元を自由化すると、バブルが崩壊するおそれが高く、中国人民銀行は、おいそれと人民元切り上げには踏み切れない訳です。その一方で、このまま人為的にドルを買い支えても、ドルがどんどん安くなってしまい、バブルは膨らむばかりで、結果的に、インフレ懸念が高まり、金融引き締めが必要となって、結果的にバブル崩壊の道へ進みます。多分、人民銀行は現在、どちらの道を歩んだ方が、傷が浅くて済みそうななのか、シミュレーションしていると思います。
おそらく小沢の行動は現在の中国バブルに期待しての行動だと思いますが、甚だ危険です。バブルは必ずはじけるものです。
そうそう、国連重視ってのは違います。昔の小沢と違い今の小沢は国連なんて気にしてません。