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どちらが悪い?
どちらが悪いか,ということについて皆さんの意見をお聞かせください. 「置き引きは荷物から目を離したものの責任.放置するなどもってのほか」という意見があります.ここには,置き引きに遭ったのは被害者のせい,という意図が含まれているように感じられます.また,「痴漢に遭う人は派手な服装で何々」「PCのセキュリティは管理者の責任で云々」というのも同様です(これらに対して,私は置き引きする方が悪い,と感じます.同様に,痴漢する方が,PCに攻撃を仕掛ける方が悪いとも). 一方,ひき逃げや殺人など,一般に凶悪とされている犯罪では,犯罪者の方が悪い,という印象があります(『殺されないようにボディーガードを雇っていなかったから…』とはならないでしょう). ここで質問なのですが,こういう被害者と加害者,どちらが悪いかということに関して,一般的な線引きはどこにあるのでしょうか.どのような犯罪から,私達の加被害者に対する印象がかわってくるのでしょうか.また,法律的にはどうなっているのでしょう.
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刑法上の責任と民事上の責任に分けて考えるべきでしょう。 刑事上は罪刑法定主義により法に罪として規定されたものに対してのみ刑を受ける責任を負わせています。したがって加害者のみ悪いということになります。 民事上は加害者がわは不法行為責任を負います。しかし被害を受けた方も賠償を常に得られるとは限りません。賠償は金銭で通常行われますが、慰謝料が認められたとしても、それですべてが回復するわけではありませんから、その分、責任を負わされていると考えれば良いでしょう。 さらにこれが他人の権利を保護する、契約などが絡んでいれば、善管責任が絡むでしょう。たとえば窃盗にあったとして、それが他人から預かっていたものであれば、善意の管理者が行うべき責任がありますから、それを窃取されないようにする責任があるわけです。もちろんそれを回避することができない状況であれば責任は問われないかもしれませんが、だれでも簡単に持ち去ることができる状態にしていたとすれば、所有者に対しそれなりの責任があるということになります。
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- yuki2003
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犯罪そのものに対してみれば加害者が悪いのですがこの場合はそういった意味で使っている言葉ではありません 置き引きをされる人はセキュリティー意識のない人だという意味ですし 物品の所有者は自己の責任の範囲でその物を管理しましょうという意味でしょう PCの場合は完全に管理者または所有者の責任になると思いますなぜならパスワードロックが標準でついているからです第三者から見れば その機能を、使わないのはあなたの勝手だが、何かあったらそれはあなたの責任だという事になります
- gokuh_
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「置き引きは荷物から目を離したものの責任」 という時の責任と「置き引き行為そのものの責任」とでは若干、ニュアンスが違うのではないでしょうか? 「犯人」 「被害者」 「第三者」 「置き引きは荷物から目を離したものの責任」とは 「犯人」が「被害者」に向けて言う言葉ではありません。 それこそ責任転換でしょう。 「第三者」が「被害者」に対して 「悪いのは犯人だけれど、被害者自身も警戒心・注意を怠ってはいけない」と言うのは 注意を促す為の警告です。 「痴漢」は「痴漢をする犯人が悪いに決まっています。 でも現実問題、「痴漢」は存在します。 まず、地上から居なくなるなんて事は考えられない。 ならば現実問題存在する「痴漢」から身を守る術を身に付けましょう・・・というのが「派手な服装で何々」にあたるのではないでしょうか。 風邪も風邪の菌を繁殖させない、撒き散らさない、根絶させる事が大事ですが、「マスク」「うがい」などの予防・防衛も必要ですよね。 隣の家が火事になればその責任は当然隣の家の人にあるでしょう。 その火が自分の家に燃え移っても責任は隣の家の人になりましょう。 だからと言って「自分責任はないから安心」とは思えないかと。 自分の身を守るためには逃げなければ成りませんよね。 自己防衛のために。 >こういう被害者と加害者,どちらが悪いかということに関して,一般的な線引きはどこにあるのでしょうか どんな場合でも加害者の方が悪いに決まっています。 (悪意のない過失はケースバイケースでしょうが) ただ被害者も自己防衛と注意を怠るなという事であって「どちらが悪いか」という比較にはならないと思います。
- O_Denwa
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法律はさておき、印象のことだけ言うのなら、 個人の感性・常識・倫理によって変わるうえ、 同じような犯罪でも事例や報道の仕方によって見え方も違う気がするので、 犯罪の種類だけで、一般的な線引きというのは難しそうです。 無理やり線を決めるとしたら、「どのような犯罪から」というより、 その事件を聞いたとき、その人が、 ・被害者に素直に同情できるかどうか。 ・加害者に同情の余地があると感じるかどうか。 じゃないでしょうか。
- tegawa
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考え方が複雑すぎます。 もっと単純に考えて、加害者が悪いか、被害者が悪いか、のことですが、 加害者が悪いことは考えるにに値しないこと、論じるに値しない歴然、明白というものである。 被害者も悪いといううことは、犯罪が形成されるとかの問題ではない、被害者に対する注意と防衛意識の換気のために使う言葉にしか過ぎない、 但し、悪用、乱用されたら、人の生命や財産に関わるようなもの、 例えば銃刀、火薬、爆薬、劇毒薬、麻薬、危険物などの盗難などは被害者でも管理責任が追求されることもある。
私も自分の中で考えたことがあります。 もちろん加害者が悪いに決まっているんです。 お金が落ちていても届けるべきだし 荷物が放置されていたら警察に届けるか見張ってあげるのが善良です。 しかし、正論を説いていても被害は少なくならないし 守ろうという意識が感じられないのに起こってから騒ぐな!ということが主旨なのではないかと思います。 後考えられるのは、そのたびに警察が動くのは大変だという事情もあるのかな? 紛失カードのキャッシングで暗証番号が生年月日で免許や保険所などを一緒に盗まれてバレタ時 銀行通帳+偽装印鑑で貯金を下ろされたときも銀行は保証しないんですよね。 銀行のは時にヒドイと思うのは偽装印鑑に気がつかないし、写真時証明の提示を求めないのにOKにしてしまうことです。訴訟になってます。 だから、このあたりがグレーゾーンなのかな?と思っています。
こんにちは もちろん、犯罪者のほうが まちがってるとおもいます 〈蛇足ですが ちかんは、はでな服装で気が強そうな女性よりは、おとなしそうで〈騒がない〉子を狙うと聞いたことが、、、。) でも、親の世代が使う言葉で、「罪作り」という言葉があります 例えば ちいさな子供の前に おやつを置いて、「これを食べるな」 というのは難しいです。目の届かないところに置けば、余計なゴタゴタは起こらない〈少なくとも起こる確率は減る〉,という言い方です。 私も 置き引きにも遭ったことがあり、、空き巣にも、はいられましたが、それは窓が1箇所かぎをかけ忘れていたんです。もちろん空き巣は、はいろうとおもって数件物色して ウチに入りやすいと思って入ったのでしょう、 ですから かぎが開いてなかったら入らなかったかもしれません。〈別の家に入ったでしょうけれど〉 何かしてやろうと狙ってる人がいる以上、無防備な人は、彼らにとっては、お金がそこに落ちてるように思うのかも、 それを 避ける方法があるなら取るべき,という意味であって、被害を招いた落ち度はあっても「被害者の方が 加害者よりも悪い」とまではいってないような、気もします
- papa0108
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素人の意見です。 どちらが悪いのかといえば確実に加害者です。 これは疑う余地もないです。 ただ、犯罪を引き起こす元を作った行為も問題があるといえるということではないでしょうか? 最初から「ひったくり」をしようとしていたのではなく、不用意に多額の現金が目の前に放置されていたために、つい出来心で・・・。 このような状況ならば、置いた方にも問題があったと言えるでしょう。 もちろん、悪いのは加害者であるというのは大前提ですけど。 私達の印象も、同情の余地があり、やむを得ない状況で犯した犯罪や、つい出来心で犯してしまう犯罪、それと自分勝手な犯罪、凶悪な犯罪などでかなり違ってくるのでしょうね。 法的には計画的犯行というのは罪が重いようですが・・・詳しいことはわかりません。 m(__)m ご参考になれば幸いです。
- liar_adan
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第一義的には、当然、盗むやつや痴漢するやつの方が悪いですよ。 ただ、そういう事を言っても、犯罪は防げません。 なにしろ悪いやつですから、「痴漢は悪いことだ!」と言っても 「ああ、そうか。じゃあやめよう」なんてなるわけはありません。 その点、「痴漢される方にも責任がある」と言えば、 「あっ。そうなの。私も気をつけなくちゃ」と思って 用心するようになる人がいくらかは存在します。 だからそう言ってる人は、被害者にも責任があると「言う」ことで、 少しでも犯罪発生を抑えようと思っているわけで、 本当に被害者が悪いと思っているわけではないと思いますよ。 一方、殺人などは、 被害者がいくら注意してもされるときはされるので、 注意を喚起する意味がほとんどありません。 被害者に責任があるか、の線引きは、 発生確率と、注意によって避けられる種類の犯罪かどうかだと思います。