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降圧剤
ARB服用中なのですが、レニンが基準値オーバーでも、問題無いと。むしろ効果が有るから、レニンが高値と・・・もし、服用中にレニンが基準値内であれば、ニARBは、降圧の効果が、無いと云うことでしょうか?。
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こんにちは。 高血圧の一因にアンギオテンシンIIというタンパク質が関与しています。アンギオテンシンIIは血管の平滑筋細胞の膜上にあるレセプター(受容体)と結合して血管を収縮させます。即ち、血圧を上げることになります。 ARBは、アンギオテンシンIIレセプターブロッカー(Angiotensin II Receptor Blocker)の略です。アンギオテンシンIIが血管の平滑筋細胞の膜上にあるレセプターと結合することを競合的にブロック(阻害)します。そのためアンギオテンシンIIがレセプターに結合する量が減り、血圧を下げます。 一方ACE阻害剤は、アンギオテンシンコンバーティングエンザイム(Angiotensin converting enzyme)阻害剤の略です。レニンはACEという酵素によってアンギオテンシンIとアンギオテンシンIIに換わります。このアンギオテンシンIIが上述のように血管を収縮させます。ACE阻害剤はアンギオテンシンIIへの変換を阻害することによって血中のアンギオテンシンIIの量を減らし、血圧を下げます。一見、ACE阻害剤の方が効果があるように思えますが、ACE阻害剤には空咳(からせき)と呼ばれる副作用があります。 さて、ようやくアドバイスですが、ARBを服用すると元々高かったアンギオテンシンIIの濃度はレセプターに結合することができずにあまって分、より高濃度になります。ACEは高くなりすぎたアンギオテンシンIIを作ることを遅くします。そのために材料であるレニンの量が上昇することがあります。質問者さんはまさにこの状態にあるということです。仮にレニンの量が基準値内であったとしても効いていないことにはなりません。 お大事に。
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- SANSUI77
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申し訳ありませんが、私の専門分野は呼吸器および循環器系であり、腫瘍についても勉強はしていますが専門ではありません。できればこちらは締め切り、新たに質問をたてられた方がいいかと存知ます。その方が腫瘍を専門とされる方のご意見、ご回答が得られるものと思います。 宜しくお願い致します。
お礼
その様にさせて頂きます。有難うございました。
- SANSUI77
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こちらのサイトをご覧下さい。 http://www.srl.info/srlinfo/kensa_ref_CD/KENSA/SRL5631.htm 定期的に受診していれば問題ないと考えます。 お大事に。
お礼
有難うございます。腎血管性高血圧及び、腫瘍が疑われる場合、受診は循環器内科で良いのでしょうか?亡父が腎・副腎腫瘍で片方ずつ摘出しています。遺伝もあるのでしょうか?宜しくお願いいたします。
- SANSUI77
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このサイトの高血圧の薬-1に記載されているカルシウム拮抗薬はレニンへの影響はなかったはずです。 http://www.okusuri110.com/biyokibetu/biyoki_00_00frame.html 少し前までは第一選択薬でしたが、最近ではARBの方が出ている印象を受けます。高いですけどね。
お礼
有難うございます。降圧剤も色々有るのですね。ARB服用中だと、レニンがUPでも何等問題が無いと。仮に、カルシウム拮抗薬を服用し、レニンがUPの場合、どの様な原因が考えられるのでしょうか?宜しくお願いいたします。
お礼
有難うございます。ARB服用により、レニンUPでも許容、理解できました。レニンがUPしない降圧剤もあるのでしょうか?