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経済評論家
経済評論家について。 経済評論家を名乗る人は多いですが、私は経済についてうといので誰がちゃんとしたことを言っているのかわかりません。 竹中平蔵さんは今はさんざんな評判ですが、意見自体は入閣する前と変わってないんでしょうか?それともやはり例によって、中にはいると勝手がちがうことがわかって変えたとか? 現慶応教授の榊原さんはどうでしょう? どなたかこの人のとおりやったら日本は良くなるよという評論家(政治家でもいいけど)はいますか。
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私は、どちらかと言えばアメリカよりの政策提言を、まるごと鵜呑みにするようなエコノミストは、はっきりいって信用できません。 竹中平蔵さんは、親米派のエコノミストの筆頭格ですが、彼は以前、米国の様なIT革命が日本の景気をよくすると力説し、小渕内閣(森でしたか?)の経済諮問委員会においてIT革命のリーダー格として抜擢されました。が、ご存知の通り、結果的に日本はITバブルに陥りまして、彼の読みは見事に外れました。「IT革命の本質は…取引コストを限りなくゼロにし、生産性を向上させ、経済成長を促すことにあると思っている。…アメリカ経済が好調なのは、結局はITだったというのがエコノミストの共通のコンセンサスなのである」(『プレジデント』2000年9月18日号)。しかし、そのことによって産業界全体にリストラを生み、失業者を急増させました。そして、アメリカも、一時のIT景気がさって、ITバブルが深刻化しました。IT革命が不要だとは言いません。ただ、竹中さんは、アメリカの政策を丸ごと日本にもってきただけで、日本の実情に合わせた有効な日本型政策モデルを打ち出さなかったし、ITへの「過剰な期待」をことさらに煽りました。いずれにせよ、竹中さんこそ今のITバブルを招いた張本人であるのに、そのことについて何ら釈明をしていないばかりか、相変わらずアメリカよりの政策ばかりを標榜しているような気がします。 慶応大学の榊原さんは、「ミスター円」として日本人では世界で最も著名なエコノミストですが、私個人としては日本で最も信頼のおけるエコノミストだと考えています。まず、この人の著書から読んでみても、たとえあなたが共感してもしなくても、権威ある人ですから、まったく問題ないと思います。
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むかしから経済評論家の予測は当たらないのが通例と聞いています。また、誰の方法が一番適切かもわかりません。時が経ち結果が出てから判ることですから。魂胆がある人以外は、小泉・竹中 批判をあと数年は我慢した方がお利口ということでしょう。経済はアングロサクソンが優秀だそうです。 みんなの反対で潰れましたが 宮沢喜一の提唱どおり銀行に金を注ぎ込んでいたら、不良債権は巨額化しなかったし、 マスコミの土地価格の下落キャンペーンに乗って土地取引税などという悪税を作らなければ、こんな経済状態にはならなかった。 平均株価が14000円の頃からテレビで「バブル崩壊後の最安値!!」と騒いで民意を冷やさなければ、此程の不況感は起きなかったでしょう。失った国民財産は2割ですって。
- mitunai
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そんな人、いるんでしょうかねぇ。竹中さんは学者としては優秀なんでしょうが、実地は違いますしね。我々庶民の物差しで計れるものではないし、さりとて、庶民の気持ちがわからないと本当の意味で学者さんには無理じゃないですか。マルクスの資本論とかでも本当に役に立つのかわからないけれど、勉強する人はされたようですし、社会主義が優れているとか言う人も昔はいましたよね(今はおれれないと思いますけど)。そんなんよりも昔に景気を回復させて人の方がよっぽどわかっておられたんじゃないですかね。
- ikadevil
- ベストアンサー率60% (284/473)
竹中氏は大臣就任前と主張は変わってないと思います。以前、テレ東系『ワールド・ビジネス・サテライト』と言う番組に週替わりコメンテーターとして出演されていましたが、当時から私の感覚からは『ずれている』発言をされていました。(前出の植草氏も出演されてます) 私は『ニュースステーション』等に出演の、森永卓郎氏がイチオシです。かなりオタクキャラですが、分かりやすい例えとユニークな着眼点で、素人にも易しく説明してくれます。 よろしければ下記参照してください。 以上、個人的意見でした。
- jakyy
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野村総合研究所上席エコノミスト 植草一秀氏はどうでしょうか。 彼の講演が書かれているサイトがありますので、 お読みください。 まず景気を回復させる。株が上がる。消費が伸びる。景気が浮上。不動産価格が底入れし、不良債権などの金融問題が解決。財政赤字が減っていく。 アメリカのやり方を取るべきだというのが彼の主張です。 http://www.tochigi-iin.or.jp/center/uekusa.htm