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訪問着の価格は適正? しわだらけに・・・

 京都室町の問屋で 娘の訪問着を買いました。  母の知人から紹介してもらった店で、母と一緒に振り袖を買ったのが  お店との出会いです。  今回は母に用があって、しろうとの私一人で行ったのが良くなかったようです。    お茶会用に買った訪問着ですが、10分ほど坐って お茶を点てて  立ち上がったら ひざ裏に斜めのシワが何本も・・・。    帰宅して ハンガーに一日つるしても 帯下など他もシワだらけです。 私の着物で 今までにこんなシワが残った経験は無いので 驚きました。  近所の和裁をしている人に見て貰ったら、「絹のよりが少ない物で  縦糸はこよってあるけれど、横糸によりが無いよ。  5万円どころか 長襦袢程度の価格の品だよ。」と。  仕立て込みで20万近く支払ったのに・・・。  小紋や袋帯も買って 信用していたお店でした。  その呉服店に電話をして シワの事など言ったら、  「蒸気をあてて 今後 シワができないような 処理が出来るので  取りに伺います。」 と・・・。  「絹にノリが付いている・・・うんぬん・・・。」  と仰いました。  近所の人の言われるように 騙されたのか? よく解りません。  みなさんのお知恵をお願いします。  

みんなの回答

  • bekky1
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回答No.2

お仕立ての経緯がありましたが、 絵羽の着物=訪問着は実は最初から身幅が決まっています。 いいものほど絵羽にするために縫い目のところで絵がつながるのが 多いという絵柄にするのです。 よって、反物によって、元寸法に規制があるとお考えください。 もしかして、お嬢さんは細くて背が高い? 裄を出して、身幅は狭くとか要求しませんでしたか? 今は、縫製工場が東南アジアです。 現場を見たことはないのですが、自分で毎日、解いて、あらって、縫ってとやっていると、これらを能力のある、指導者が目を光らせて、分業とするなら、着物の「キの字」も知らなくても、相当な作業工程者にはなれます。 ご指摘のように、全部をあわせるとか、微細の部分こだわり(ふきの分法、 きせの具合ナドナドは)に文化の違いがでます。 止めや、縫い目などはこれはもう、タブン、「試験項目」にあるんだと 思えるほど、きれいですから。 デ、最初に戻るのですが、裄と身幅の問題に戻るのですが、 反物がいいものであったばっかりに絵をつなげるに苦労したのではと。 お嬢さんの言われる寸法にはできないのに・・・です。 結果、どうなったはわかりませんが、絵羽の着物は着る人を最初から選びます。 よって、多少の無理があっての、仕立てのおかしなところということでしょうか? これは呉服屋さんが最初から、これではできませんとか、言わないとだめなことですが、仕立てのことまでわかってないと、指摘できないことです。 解いていると、裄だけ出せるように、身幅は狭くできるような絵羽取りも あれば、前巾こんなに出して(おくみとの柄つながりですが)というようなのもありです(おめでた?だったのか) こういうのは特注で染めたとおもわれます。 絵羽着物は仕立て代がもとから高いはずです。 絵をつなげなくちゃいけないから。 でも、それはもとから決まった寸法につなげるという意味で 好きな寸法ではつながらないのです。 一応、仕立ての不都合があったという理由を考えてみました。 後から、あっちこっちつまんだ(絵をつなげる)のかもしれなくて、変なんでしょうね。 でも、なおしても、タブン、脇で微妙に合ってないのではと。 まっすぐにはできますが、きれいに絵羽にはならないということです、 そういう時は。

noname#116284
質問者

お礼

ありがとうございます。 娘は身長150cmで標準体型です。 振り袖も 小紋も同じ呉服店で仕立ててもらったのですが どちらも きれいに仕上がっていました。 寸法もその時の記録があるので 「前回と同じ寸法にしておきます。」 とおっしゃったのですが。 まあ、電話すればその日のうちに すぐに見に来て下さるのは 良心的な呉服店と言えるのかもしれませんが・・・。 軽く見られて、値段をふっかけられた感はありますが・・・。 デパートのように値札が付いていなくて、客に直接 値段を言われるので、 客によっては異なるのかなあ~とも。 心のこもったアドバイス ありがとうございました。

  • bekky1
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回答No.1

和裁が趣味なおばちゃんです。 オークションでお安く落としてはちまちまといじるのが楽しみなんです。 ですので、解いて、水洗いしての後とか、昔の反物とか、 いまどきのものはもちろん、数だけは見ているとおもう。 >近所の和裁をしている人に見て貰ったら、「絹のよりが少ない物で  縦糸はこよってあるけれど、横糸によりが無いよ。  5万円どころか 長襦袢程度の価格の品だよ。」と。 ウーン、現物を見てないのでなんともいえないですが、 いまどき特殊な繭でもなければ白生地としての値段に驚くほどの違いはなく、 着物としての染とか柄とか刺繍の工程のかけ方、 作家さんが高いとか、 そういう「キャンバスの値段はおなじ、誰かデザインしたか、作ったか」という工芸品としての価格です。 反物の元生地が安物で劣悪、それに手をかけて・・・だからということはまず・・・ないとおもいます。 そして、縦糸と横糸のヨリがどうとかというのも、今は余りないですが、 綸子などはよってない糸で布地のてりを出しますので、 一概にヨリが・・・ということで「劣悪」ともいえない。 さらに、おそらく、反物の端っこに朱色のはんこが押してアッテ、「正絹○○g」と大体750グラム以上、あるいはそれ前後の数字が書いてあるはずです。 それだけ重たいはずで、長じゅばん用の生地はこれだけあると重すぎて つくっても着にくいので、そこまで(長じゅばん用)言うなら、 相当に薄い生地のハズで、 これをいまどき訪問着絵羽柄5-10万以上の値をつけて売るというのはないでしょう。 第一、それらしくみえる柄、文様絵羽にするほうがお金がかかりますので、生地でケチっても意味がないです。 白生地1-2万も出せばそれなりですから、ここを数千円に落として、おなじ手間隙かけての染めは・・・しないだろという推察です。 >「蒸気をあてて 今後 シワができないような 処理が出来るので  取りに伺います。」 と・・・。  「絹にノリが付いている・・・うんぬん・・・。」  と仰いました。 ノリの具合はわかりませんが、新品の反物、ノリ落しまでして、あらって仕立てるようなことはしませんから、どれもノリが・・・というのなら、 どれもそうなんです。 「湯通し」とを言うのを湯で洗うことだとおもっている様ですが、 ただの湯気当てての目地なおしですから、しなくてもいいとさえいえる。 いまどきはです。 おそらくは、昔、紬など、1年ぐらいかけてパタンパタンやっているので 反物として洗う必要があったのが始まりで、あらって、目地もそろえるということなんでしょう。 タダ、蒸気をアテテ・・・しわが・・・というのはそういう加工をするということでパールトーン加工とか言うようなフッ素系の水をはじいて、しわになりにくいという加工のことだとおもわれます。 つまりは、絹に水分が入り込みにくい加工をするということで 正絹の水分を呼吸するような機能との相殺なので、 よしあしです。 お召しになったときの体からの水分の蒸発が従来より多かった・・・・という可能性はないですか? 非常に汗ばんだとか、あるいは長じゅばんが化繊で暑かったとか。 いまどき、生地そのものが長じゅばん並みに薄い粗悪品というのがどうもありえないと。 確かに綸子は多少、しわになりやすいかもしれないですが、ちりめんも それはそれでシボの具合で相当に違い、トンでもないしわにもなります。 これもなんともいえない。 20万からというなら、どう見積もっても表に10万-14万以上かかってます。 いいと思える気に入った柄なのに、モト生地がそこまで悪いならだませないとおもうので。 答えになってませんが、見ないことにはなんともいえないです。 でも、多少高い・・・お得ということはなかったかもしれないですが、 生地でごまかすのはちょっとないかなと。

noname#116284
質問者

お礼

ありがとうございます。 <いまどき、生地そのものが長じゅばん並みに薄い粗悪品というのがどうもありえないと。  安心しました。 もともと、呉服屋さんが仕立て上がりを持って来られた時、 仕立てが雑で、袋は下がっている・袖下にきせがかかっていない・ 裾のはっかけが7ミリの所やら3ミリの所やら幅が均一でないなど 8カ所くらいおかしくて、 母が、「私が仕立てた方がまし・・・。」と驚くような仕立て上がりでした。 呉服屋さん自身驚かれて、「仕立て工場に一任しているので・・・」と。 すぐ ほどき直して一週間後に帰ってきた経緯があります。 母は昔和裁をしていたので 「浴衣しか縫った事のないような人の仕立てよ。 袷を縫ったことの無い人よ。無理矢理に裏と合わせてあるので、 上前に斜めに袋も下がるのよ。」と。 訪問着なのに、そんな素人の方に縫製をまわすのは、 もともと訪問着じたい 品物が良くないのでは・・・。 本当にシルク?  などと、考えなくて良いような事まで思ってしまいました。 呉服屋さんに疑心暗鬼になっていた経緯もあって悩んでおりました。 娘のお茶会用にと、せっかく作った着物なのに・・・。 ご親切に 詳しく教えて下さってありがとうございました。  

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