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ギター用イコライザーとベース用イコライザーの組み合わせについて
- ベース用のイコライザーにギター用のイコライザーを加えると更に細かい設定が出来てワンランク上を目指せるという情報があります。
- しかし、その組み合わせによってノイズや音痩せの問題が発生する可能性もあるため、注意が必要です。
- また、ギター用イコライザーとベース用イコライザーの組み合わせや繋ぎ方については個人の好みや音楽スタイルによって異なるため、自分に合った組み合わせを見つける必要があります。
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NO.2です。 まず、 >やはり、同じ周波数帯が一つでも重なると良くないのですかね?(音痩せなど) たぶん普通の人が聞いただけなら一番気になるのはノイズです。音痩せ自体はアンプを目の前にすればそんなに感じるほどのものではないと思います。ましてやEQで音を作るわけですから細かい調整ができる分高いレベルで満足すると思います。しかし、ノイズまでは2台分相応のものとなります。特に例に挙げたBOSSであれば400Hzと800Hzですから、セッティングがドンシャリであっても400Hzは太い配管に風が通るようなゴォーという感じのヒス(そんなに大きいものではありませんが)、800Hzは音の太さを感じさせる一番トーンが変わる周波数帯ですから、ここがダブルであることが少々引っかかっています。たとえ0~カットの方向であっても、ライブでD.Iなんか通すと卓側ではっきりと認識できるため、オペレーターにはいやな部分でしょう。 >グライコに上手くマッチするプリアンプの選び方がイマイチわかりません。 これ逆です。プリアンプで基本的な音を作ってグライコで補正が正しい(正しいかどうかは個人の主観によりますが、一般的にはこう使う)です。 プリアンプは基本的に自分の好きな音を使うヘッド部分です。そこにアンプだけでは作りきれない細かな調整をグライコでやります。この後にアンプが来れば、アンプはフラットなセッティングができていれば自分好みの音が出るという寸法です。たとえばプロの方ではそのプリアンプからD.Iに送るベーシストもいます。そうすれば、モニターもPAも基本的には自分の音がそのまんま出ます。箱によってはセッティングの簡便さからアンプからとる場合もありますので、そこら辺は箱とご相談です。 お勧めのクルーズですが、 http://www.crewsguitars.co.jp/2009/efx_discrete.html のベース用DPA-2B(黒いやつ)です。コンパクトにこだわりがあるようでしたのでこれを選んでおきました。これの詳細を参照してください。使っている人を聞くと音が太いです。もしかしたらEQなんて必要なくなるくらい芯のしっかりした音が出てました。ドンシャリって作る側はいいのですが、ライブ聴いている一般人とかに言わせると大体が高音がうるさい場合が多いです。ですので、ちょっと上を絞ったほうがベースらしい音で聞こえます。 また、これならsend/returnもあるので、EQを使った微妙な混ぜ具合も可能ですから、太さがありながら上から下までレンジが広い音というのも可能です。まあ、直列よりは効果は少なめですが、ノイズも少なくプロはこういったさりげない音つくりをしますね。 あとはサンズアンプ(Bass DI)とか、「ベース」、「プリアンプ」、「コンパクト」くらいでググればでてきます。ただ私は実際に聞いたものでお勧めしました。ただプリだけはいいもの、本当に満足するものを買っておいてください。 余談ですが、私はギターですがフルシステムの時には、プリアンプ、アンプ、EQx2と、大きな意味でEQといえるものは4台使います(エフェクターに搭載されたトーン的なEQは除くということです)。ループごとにEQで補正しています。面倒なときはアンプだけですが、やはりプリは使います。しかし最低限プリがあればどんなアンプでも自分の音は出せます。しっかりしたプリは自分の音を確立するにはもってこいということですね。 すみません、また長くなってしまいました。m(_ _)m
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俺の場合はギターだけどね。1Uのラック式の奴のset upで使用している。頭にPQ(MOONO OUTの為)仕上げと言うかケツにGQ(STEREO OUTの為)を噛ましてあるけどね。確かにギターにしてもベースにしても音作りにはいいと思う コンパクトにしてもマルチにしても1Uにしても音作りにはいいと思う。あとは、貴男がSETTINGの際に何処で使うかが問題になると思います。音作りに関しては幅が広がると思います。一寸前までコンサートのバイトしてたけど プロも俺達と同じエフェクター使っていた。ギターにしてもペースにしても俺達と大差はないしエフェクターも誰もが使っている様なものでしたがイコライザーは余り見掛けなかった。多分PAで詳細にSETTINGしてると思いました。予断ですが
お礼
なるほど・・ プロの方々も現実的には皆環境(条件)は同じという事ですね。 イコライザーを見かけないという事は足元に置いている人も少ないという事ですよね。 私も今手持ちにあるエフェクターと今後購入予定のもの等をよく考え直してみようと思います。 為になる意見を有難うございました。
- maruha_sa
- ベストアンサー率84% (65/77)
>>「ベース用のイコライザーにギター用のイコライザーを加えると更に細かい設定が出来てワンランク上を目指せる(以下省略・・」 これの元ねたは、多分BOSSから出している「ALL ABOUT EFFECTORS」という、よく楽器屋さんで配っている小冊子ではないかと思います。実際に私も読んで実験したことがあります。 私の場合、ギターですが同じBOSS同士のGE-7とGEB-7は重なる帯域が2箇所だけです。 GE-7 100Hz、200Hz、400Hz、800Hz、1.6kHz、3.2kHz、6.4kHz GEB-7 50Hz、120Hz、400Hz、500Hz、800Hz、4.5kHz ですので、これを直列した場合に、擬似11バンドと捉えることができ、細かな設定ができるというわけです。 まだGEBなんて出る前は(かなり昔ですが)ベーシストもGE-7使ってたりしていましたので、入力自体は問題ありません(BOSSならば。他メーカーは合わないものもある)。ちょうどベース用と銘打ってGEBとかその他のベース用エフェクトが出た頃のうたい文句です。 しかし、 >予算は10万くらい出せるので金銭的な問題は無いかと・・ であれば、NO.1の方が言うようにPA用の多バンドのグライコの方がいいでしょう。またはいつも自分の音で出したいという欲求があればベース用プリアンプもお勧めです。最近はコンパクトでもいいもの出ていますよ。クルーズのものとか。 ちなみにギターで直列をやったときは、「なんだ10バンドG.EQと変わらないじゃん」というのが本音です。 ご参考まで。
補足
イコライザーの比較、その他のプリアンプなどのご意見、とても参考になります。 説明不足だったのですが・・ 今回はコンパクトに拘っています。(外出先で弾く事が多いという事もあります。) やはり、同じ周波数帯が一つでも重なると良くないのですかね?(音痩せなど) それと、プリアンプを使用するという事で質問があるのですが・・ 私はまだ歴が浅いもので、グライコに上手くマッチするプリアンプの選び方がイマイチわかりません。 >クルーズのものとか という例の部分で気になったのですが、他にはどのようなものがあるのかもとても興味があります。 参考にしたいので教えてはいただけないでしょうか? 宜しくお願いします。
- kenta58e2
- ベストアンサー率74% (2483/3311)
ベース歴30年のアマチュアヲヤジです。 ベースEQとギターEQの二段重ねですか… これは、もっとその記事の前提条件(どういうアンプと、どういうEQの組み合わせか。EQの結線は具体的にどうか等)がわかりませんと、あんまり否定的にも言いづらいですが、少なくともコンパクトタイプのベースEQとギターEQの組み合わせだと、普通は「10害は間違いなくあって、1利…あるかなぁ…」って感じだと思うんですけどね。 ノイズは、良いコンパクトEQで、配線等にも気を使えば、まぁEQ選定の組み合わせとやり方次第だと思います。 ただ、コンパクトのギターEQは、有名所も含めて大抵の製品はベースの芯音を十分通すとは言い難いので、その点が演奏者の許容範囲に収まるかどうか…ってとこがポイントでしょうね。 また、EQを2段重ねたからといって、「細かい調整」に資するかどうかという点では、私はちょっと懐疑的です。 ただ、質問者の方の読まれた資料では、その点も十分吟味されたEQ機材を選択されていたのかもしれませんから、まるきり否定するにしても、ちょいと情報が足りないですね。 でも、「細かい調整ができる事」に最も重きを置くなら、楽器用コンパクトエフェクタより遙かに高性能なPA用のバンドの細かいEQを、アンプのSEND/RETURNにでも繋ぐ方がよっぽど効果的です。 実際、そういう機材選定をしているベーシストも結構多いですし、私もやった事有ります。 そういうPA用イコライザではできないが、コンパクト2段重ねなら可能なワザを強いて揚げれば、「特定帯域のみを極端にオーバーブーストした音を作る」というケースはあるな…とは思います。 PA用EQでこの手を使おうとすると、悪い意味(?)でおとなしい仕上がりになってしまいがちですが、もっと楽器側の、まだ増幅度があまり大きくない段階で特定帯域だけブーストするというのは、音作りのパターンとしては一応は有りかな…とは思います。 けど、私がその手を使うとしたら、低域芯音の通りに不安があるギター用コンパクトEQ使うよりは、ベース用EQとパラメトリックEQの組み合わせにする方が、むしろ体感的な調整もしやすいしブースト量も稼ぎやすいので、私はギター用EQは重ねようとは思わないですけどね。 私の言う「ギター用コンバクトEQの、ベース芯音に対する不安」からいけば、ベース用とギター用の2段重ねにおいては、ギター用は前に置いても後ろに置いても一緒ですが、私がどうしてもその2段重ねをしなきゃならないとしたら、実際には両方やって確認してから決めますが、まずは「ベース用→ギター用」を考えます。 ギター用を前に持って行って芯音が弱ったら、これはもう音を回復する余地はないですが、ベース用が前ならうまく芯音部分をブーストできる可能性が高まり、ギター用での芯音痩せにある程度対抗できそうな気がするからです。 で、質問者の方の具体的な候補機種ですが、確かにMXRのKFK1は、私もベースに使った事は無いものの、かなり出力に余裕があってレンジ感の広い機種ですから、私の心配する芯音痩せについては、結構許容できる程度で収まるかもしれません。 ただ、KFK1とGEB-7だと、被るコントロール周波数帯が結構多いですから、私の前述の「特定周波数帯のブースト」という点では、その2つが被る周波数帯で使えはしますが、「広い周波数帯で細かい調整ができる」という点では、被るコントロール帯が多いのはマイナス要素ではあります。 実際、「広い周波数帯で細かい調整ができる」という点だけで言うなら、KRK1とGEB-1を組み合わせるより、(エフェクタの格としてはちょっと落ちるけど)BehringerのBEQ700の方がよっぽど守備範囲が広いです。 (というか、BEQ700自体が、まずGEB-7をパクッた上に、GEB-1の弱点である高域のコントロールを、1つ追加して弱点解消を図ったという「隙間商品」なわけなんですが) まぁ、こんな意見もあるよ…という点を踏まえて、試してみて下さい。 なお、これは個人的な考え方ですが、私が予算10万円有るなら、例えばHARTKE VX3500のような、コントロール幅が大きくて扱いやすいアンプ買います。その方が、特定帯域ブーストも含めて、扱いやすさも音質もコンパクト2段重ねより絶対に上だから。 また、すでにアンプは愛機があるなら、PA用のグライコとエンハンサー買ってアンプのSEND/RETURNに繋ぎますね。芯のある腹にきっちり響くドンシャリ出すなら、この組み合わせが機材的には最高なので。 あくまで御参考までに。
補足
わかりやすい解説の数々! とても参考になります!! やはり周波数帯が被るのは良くないですよね。 それにいくつか説明が不十分だったようで・・ 歴が浅い事もあり機材の事細かなところに気を配れませんでした・・ 申し訳ないです。 アンプは今現在間に合わせでMB15を使ってます。(近い内、HARTKEかAMPEGに変える予定です。) これも説明不足でした。 エフェクターですが、コンパクトに拘る理由ですが、私は主に機材を持ち歩いて外出先で演奏する事が多いのでエフェクターボードに収まるようにとコンパクトが良いというわけです。(自宅ではまだ防音設備が整っていないのであまりアンプに繋げずに練習しているような状況です。) そして、実のところ・・ 既にGEB-7は所持しています。 ただ、これに合うイコが他に無いものかと探していたものでして・・・ どうやらKRK1とは合わないようですね・・ 上手く言えなくて本当に申し訳なく思います・・ もし宜しければ、GEB-7に合うコンパクトイコ、又は他のエフェクターがあればいくつか例を挙げて頂きたいのですが、お願いできますでしょうか? 宜しくお願いします。
お礼
いえいえ、二度もお答えてもらい大変感謝しています。 それに情報は多い方が嬉しいです! つまりはプリアンプの方で音作りの元をしっかりとつくり、それにイコライザーで飾るという形がベストなのですね!(まだプリアンプを所持していないものでして・・ プリアンプについてはよくわからなかったんです・・) そして、イコライザーを2度掛けしてもノイズが酷いという点から最終的な結論・・ 私は二度掛けという方法は断念するかと思います。 皆さんの意見を聞く限り、私の求めている音とは異なってしまい、変な感じにエフェクトを掛けてしまうかもしれないので・・ もう少し知識を増やした時に機会があれば試してみようかと思います。 実のところ、私は既にイコライザーを一つ所持しています。(GEB-7)その他に内容によってはもう一つ購入する予定でしたが、それを断念し、プリアンプの資金にしてみようかと思います。 沢山の情報・指摘・ご意見の数々を有難うございました。