foundation courseを経て、イギリスの大学に在学中です。
orengeryさんがとても良い回答をなさっていると思いますが、私の場合は経験談です。偏見も含まれていると考えて下さい。
まず、orengeryさんのおっしゃるように、イギリスへの正規留学を目指すには1年ほど前から準備をする必要があると思います。
コースに入るには平均してIELTS 4.5程度の英語力が前もって必要になってきます(4.5に相当するTOEFLの成績も可)
必要な書類もすべて英語で揃えなければなりませんし、やることは沢山あります。
大学を決めるにはBCや他の留学説明会に出席するのがよいかと思いますが、数ある大学の一部のように感じます。
また経験からして、志望する大学のfoundation courseに通う方が手間が省けるでしょう。私は私立のfoundation courseを卒業しましたので、UCASの手続き等が結構大変でした。
大学内で顔見知りを作っておく・環境に慣れておくという点でも、その方が楽です。
総じて本当に行きたい大学を探すということでは、ある程度時間をかけて探すのが良いと思います。
無事にfoundation courseを卒業しても、今度は大学の入学許可証と共に再度、VISAの手続きが必要になります。
それから、大学が求める成績の基準を満たしていないと“条件付き入学許可”になってしまい、pre-sessional courseを受けなければなりません。条件を満たさないと入学させてもらえません。だから夏休み返上で勉強するのです。
この場合ですとVISAの期限も短く設定され、現地で再度取得が求められます(これがとても面倒だと聞きますし、友人が苦労していました)
イギリス留学は何にせよ、時間・手間・費用がかかります。
しかし、3年間掛けて専門分野だけを学ぶという点において、イギリスはお勧めです。その分野について奥深くまで学べるでしょう。
経営学部といっても大学ごとに特色がありますから、自分に合いそうなコースを選ぶことが可能です。(勿論、下調べをしなければいけません)
経営に強い大学を選べば、大学で読む論文の著者が目の前を歩いている、ということも有り得るんじゃないでしょうか。
それにイギリスの大学は日本と違い、大学入学がすべてではありません。寧ろそこからがスタートです。
成績に加味されるのが2年次からのものですし、気を抜かずに勉強できるのではないでしょうか?教授に泣きついて進級、はないです。自分の実力がすべてです。
“勉強”をしに大学へ行きたいのなら、イギリスは良い所です。
また、日頃から英語でコミュニケーションを取らなければなりませんから、社会人として求められる英語力はクリアできるんじゃないかと思います。
就職については、私が院を目指しているのでこれといったアドバイスができませんが…。
留学は苦労します。でも目的を見失わなければ、精神的にもタフになることはほぼ間違いありません。
長々と失礼しました。
ですが、国内の大学進学にせよ留学にせよ、自分の“目的”が何なのかをはっきりさせることが大切じゃないかな、と思います。
メリットデメリットで進路を決める必要はないと思いますよ。