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WinXP・Fedora8・Ubuntu9.04でのマルチブートについて
先日、WinXPとFedora8が入ったPCに、 Ubuntu9.04をUSBブートからインストールしたのですが、 Fedora8の起動が不能になりました。 というのも、今までOSのインストールをあまりやって来なかったため、 マルチブートの知識もほとんどない状態で、 MBRの書き換えはUbuntuのインストーラが自動的にやってくれるもんだと勝手に思っていました。 なのでMBRのバックアップはとっていません。 Fedoraのカーネルのバージョンなんかもわかりません。 MBRにはgrubが入っていて、ubuntuとXPの起動ができます。 ちなみにXPとFedora8は別の人がインストールしました。 質問は、この状態からFedora8が起動できるように戻せるかということです。 どなたか、親切な方がいれば教示いただけるとありがたいと思います。
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> ただマウントディレクトリからbootディレクトリに移動して > ディレクトリを確認したのですが、grubディレクトリが存在 > しませんでした。 > さらにいうと、boot以下にファイルはおろか、ディレクトリも > 存在しない状態です。 lvm2フォマットというのは、Logical Volume Manager (論理ボリュームマネージャ)で、Fedoraには標準に入ってる パッケージです。 おそらく、インストール時に、カスタムレイアウト指定しないで、 お任せレイアウトをしたのだろうと思います。 そのためには、 fdisk -l の内容がどうなっているのか、内蔵HDDの状況を知る必要があります。 基本的には、Fedora内部で、論理パーティションとしての 位置づけをして、勝手にフォルダアロケーションをしているだけ のことで、その仕組みさえ理解していればすむと思われます。 そのフォルダ毎に、パーティションとして定義していると思われます。 おそらく、/etc/fstab内の/dev/sda3のエントリの指定、 マウントコマンドの指定を正しくすることにより、 内部が見れると思います。 あるいは、管理しやすいようにFedoraを削除し、カスタムレイアウト で再インストールする手もあります。 内蔵HDDの状況も不明なため、回答はここまでとします。
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- vaidurya
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/bootが空になっているのであれば /bootのファイルシステムが/ファイルシステムとは 別のパーティションになっているようです。 (Fedoraの標準は知りませんけど、Linuxではよくあることです) LinuxなどのUNIX系のOSでは、ファイルシステムは一つの ルートファイルシステムに連結される形で管理されます。 Windowsと違って、パーティションの振り分け変更も自由。 システムファイルのうち、起動に関わる部分だけHDDに置いて 残りをRAID10 SSDに置くこともできます。 ディレクトリの性質に合わせて、最適なストレージを使い分けることが自由なのです。 これによって、システムを再インストールすることなく 肥大化したシステムがHDDからあふれることを防ぐのも容易です。 (と言っても、システムファイルだけでは5GBを越えるのも難しいんだけど…) で、/bootはよく別のパーティションに分けられるディレクトリです。 その理由はよく知りませんが、少なくとも/をフォーマットして再インストールする際に bootファイルシステムが別であれば、GRUBが参照するファイルを削除しないでおけます。 (bootファイルを、/のファイルシステムトラブルから隔離する意図もあるのかな) 同じくよく分けられる/homeは、WindowsのD:の使い方と似ている。 ただ、個人的な設定変更までもC:のレジストリに保存しがちなWindowsに比べると… UNIX系OSでは"個人的な設定変更は/homeに保存する文化"がある。 ゆえに個人用ディレクトリを、別パーティションにする利点が大きい。 再インストール文化を持つWindowsと違って、再インストールもそうそうやりませんけど… 「再インストールがWindowsよりも気軽にできる」それがLinuxです :-) (使っているソフトもほとんどが、統合的なインストールツールですぐ入れられますしね) LVMは、複数のHDDを搭載する環境で より柔軟なストレージ管理を提供するんですけど… FedoraがLVMを標準採用し、Ubuntuが標準採用しないのは 前者がRHELのための研究の場として先進性を重視するのに対して 後者が使いやすさを重視しているためです。(RHELにはLVMが必要という事情) PC用OSとしてのLVM搭載は10年ちょっと前に実現されていて… 10年前は「"ドライブレター"の浪費も防げて、便利な技術だと思った」 のですが、今は必要無いと感じてます :-) 10年経てなお、知る人ぞ知る技術でありつづけている。 この事実が必要性の低さを表していると思います。 まぁ、LVM無しでFedoraを入れるほうが面倒くさいし、難しいのかもしれませんが… あ、FedoraのLiveCDってのもあるような気がしますが…
お礼
詳しく,わかり易いご回答ありがとうございます. OSのディレクトリ構成がパーティション分割されていることを, 存じておりませんでした. 他パーティションをマウントしたところ, grubディレクトリが確認できました.
- yakan9
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> mount: 未知のファイルシステムタイプ 'LVM2_member' > というものが返ってきました。 ということは、RAID構成ですかね。 RAID構成はやったことがないので、ext3フォマットとは異なるかもしれません。 fstabの他のエントリと同じように定義しないとだめかもしれない。 mountコマンドも特殊なのかな。 この辺のことは、前任者より引き継いでいないのかです。
補足
ご回答ありがとうございます。 LVM2_memberでgoogle検索をかけたところ http://blog.hereticsintheworld.com/808.html で、ubuntuでのLVM2_memberマウントの方法が掲載されておりました。 sudo modprobe dm-mod のコマンドは失敗したのですが、無視して進行するとマウントすることには成功しました。 ただマウントディレクトリからbootディレクトリに移動してディレクトリを確認したのですが、grubディレクトリが存在しませんでした。 さらにいうと、boot以下にファイルはおろか、ディレクトリも存在しない状態です。
- yakan9
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操作に必要なコマンドは、次のようなコマンドです。 GNOME端末で、 su - rootパスワードを入れる。 gedit geditが開く。 /etc/fstabを開く。 編集する。保存する。 geditで、/boot/grub/menu.lstを開く。 もう一つ、GNOME端末で、 su - rootパスワードを入れる。 cd /media mkdir sda3 mount /media/sda3 cd sda3 cd boot/grub vim grub.conf grub.confのリストが表示される。 fedoraのエントリ部分をコピーして、geditの中に貼り付ける。 geditを保存して、終了。 再起動。 といった流れになるかと思います。 コピーする部分、貼り付ける部分は、 title Fedora (2.6.30.8-64.fc11.i686.PAE) root (hd0,1) kernel /vmlinuz-2.6.30.8-64.fc11.i686.PAE ro root=UUID=d19ac398-97b2-4b8b-86a6-367e9e50c806 rhgb quiet initrd /initrd-2.6.30.8-64.fc11.i686.PAE.img title Fedora (2.6.30.5-43.fc11.i686.PAE) root (hd0,1) kernel /vmlinuz-2.6.30.5-43.fc11.i686.PAE ro root=UUID=d19ac398-97b2-4b8b-86a6-367e9e50c806 rhgb quiet initrd /initrd-2.6.30.5-43.fc11.i686.PAE.img title Fedora (2.6.29.6-217.2.16.fc11.i686.PAE) root (hd0,1) kernel /vmlinuz-2.6.29.6-217.2.16.fc11.i686.PAE ro root=UUID=d19ac398-97b2-4b8b-86a6-367e9e50c806 rhgb quiet initrd /initrd-2.6.29.6-217.2.16.fc11.i686.PAE.img こんな内容かと思います。中身は違いますけど。
- yakan9
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> 次にfstabの最終行に以下1文を追加。 > /dev/sda3 /media/sda3 auto defaults 0 0 Fedoraのフォマットは、ext3だと思いますので、 /dev/sda3 /media/sda3 ext3 defaults 0 0 としてください。 パーティション情報は、root権限で、 fdisk -l と入れてください。 そこに、ext3というフォマット形式名は出ていませんか。
補足
>Fedoraのフォマットは、ext3だと思いますので、 >/dev/sda3 /media/sda3 ext3 defaults 0 0 >としてください。 これでmountしたところ以下のエラーを吐きました。 sudo mount /media/sda3 mount: 間違ったファイルシステムタイプ、不正なオプション、 /dev/sda3 のスーパーブロックが不正、コードページまたは ヘルパープログラムの未指定、或いは他のエラー In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so >パーティション情報は、root権限で、 >fdisk -l >と入れてください。 >そこに、ext3というフォマット形式名は出ていませんか。 /dev/sda3 のシステムは Linux LVM となっていました。
- yakan9
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非常に簡単です。 UBUNTUを起動して、Fedoraの、/boot/grub/grub.confの部分を、 Ubuntuの、/boot/grub/menu.lstの中に追加するだけです。 Fedoraが入っているパーティションをUbuntu側から調べ、 /etc/fstabにエントリを作り、/media/xxxと、対に作成します。 マウントコマンドでマウントすれば、Fedora領域にアクセスできます。
補足
ご回答ありがとうございます。 /etc/fstab 以下の操作がいまいち分かりません。 申し訳ありませんが、もう少し詳しくお願いします。 一応試してみた操作を記します。 Fedoraのパーティションをgpartedで調べました。 パーティション:/dev/sda3 ファイルシステム:lvm2 さらに Logical Volume Management is not yet supported. という警告が出ていました。 次にfstabの最終行に以下1文を追加。 /dev/sda3 /media/sda3 auto defaults 0 0 /media/sda3 というディレクトリ作成。 sudo mount /media/sda3 と打つと mount: 未知のファイルシステムタイプ 'LVM2_member' というものが返ってきました。
お礼
ご回答ありがとうございます. grubディレクトリは別パーティションに入っていたので, そのディレクトリのgrub.confを確認することができ, Fedora8を起動することができました. 今までたくさんのご回答ありがとうございました. おかげで,少しだけLinuxのことがわかった気になりました.