- ベストアンサー
腎不全末期猫に輸液が必要な理由は?
- 腎不全末期猫の輸液の必要性について知りたい。
- 皮下輸液は尿毒症の予防だけのためなのか、他にも必要な栄養があるのか疑問。
- 輸液は必要不可欠なのか、経口で水分を摂取すれば十分なのか検討したい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
獣医師です。 本来は、かかりつけの先生に納得できるまでわかりやすく説明を求めるのが一番だとは思うのですが、簡単に回答すると、 1.皮下輸液は、尿毒症の予防+身体の脱水改善が目的です。 2.腎不全の猫ちゃんは、毎日水をたくさん飲むので、見た目に脱水になっている気はしないかもしれません。ですが、腎臓の働きである「必要な水分の再吸収」があまりできていないので、経口摂取した水分は身体を素通りし、細胞レベルでは脱水をしている状態です。 …なので、皮下輸液を行い、尿量をさらに増やして尿毒症を予防し、身体の脱水を改善することが必要になります。 3.残念ながら、腎臓は機能しなくなった部分が良くなる臓器ではないので、腎不全とわかった時点で、いかに機能している腎臓の部分を長く使っていくかがとても大切になります。 皮下輸液、内服、腎臓処方食、これら(全てできれば最も身体の負担は軽くなります)を組み合わせて治療していきますので、ご自宅で皮下輸液ができるのなら、してあげると身体への負担はかなり軽くなるのではないでしょうか。決して余計な事をしているわけじゃないですよ(^^) ちなみに、皮下輸液の点滴量は一日で吸収される量が基本なのでマメに体重測定してあげることをお奨めします。
その他の回答 (2)
- ryo1835
- ベストアンサー率66% (4/6)
獣医師です。 本来は、かかりつけの先生に納得できるまでわかりやすく説明を求めるのが一番だとは思うのですが、簡単に回答すると、 1.皮下輸液は、尿毒症の予防+身体の脱水改善が目的です。 2.腎不全の猫ちゃんは、毎日水をたくさん飲むので、見た目に脱水になっている気はしないかもしれません。ですが、腎臓の働きである「必要な水分の再吸収」があまりできていないので、経口摂取した水分は身体を素通りし、細胞レベルでは脱水をしている状態です。 …なので、皮下輸液を行い、尿量をさらに増やして尿毒症を予防し、身体の脱水を改善することが必要になります。 3.残念ながら、腎臓は機能しなくなった部分が良くなる臓器ではないので、腎不全とわかった時点で、機能している残りの腎臓の部分を、いかに長く使っていくかがとても大切になります。 皮下輸液、内服、腎臓処方食、これら(全てできれば最も身体の負担は軽くなります)を組み合わせて治療していきますので、ご自宅で皮下輸液ができるのなら、してあげると身体への負担はかなり軽くなるのではないでしょうか。決して余計な事をしているわけじゃないですよ(^^) ちなみに、皮下輸液の点滴量は一日で吸収される量が基本なので、マメに体重測定してあげることをお奨めします。
- aigo-go
- ベストアンサー率30% (255/834)
うちも毎日150輸液しています。 胸水溜まるのは入れすぎじゃないですか!? 毎日吸収できる量、は鉄則だと思います。 確かに毒素排出で多飲多尿の腎不全っ子には毎日必要だとは思うけど、入れすぎは良くないですよ。 量について、別の病院に電話して対応をリサーチしてみてはどうでしょうか。
お礼
aigo-goさん、お答え頂きましてどうもありがとうございます! 入れすぎ。だったのかもしれませんね。 やっぱり他の病院に対応してもらうことも考えたがよいのかもしれないですね。アドバイス下さいましてどうもありがとうございました!
お礼
お返事が遅くなり、すみませんでした。 お答え下さいまして本当にどうもありがとうございました。 ryo1835さんのとてもわかりやすい説明で、私にも大変よく理解することができました。 輸液はこれからも続けます! 体重測定が大事なのですね、動物用の体重測定用の購入を検討しています。 不安が解消され、知識もつきました!感謝します。本当にありがとうございました…!