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国語の点数がイマイチなんですが
もうすぐ中学3年になる男子生徒です。 国語のテストの成績がいまひとつなんです。本人いわく、「答えがはっきりしないので、むづかしい」とのこと。 問題集は、やっているようなんですが…。 テストの点数をあげるような勉強方があったら教えてください。
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過去2回ほど国語の添削をしていました(中学・高校生対象)。 国語は実は答えがはっきりしてます。他の方も記入されてるように、自分がどう考えたかではなく、あくまでも本文から分析可能な内容を答えます。 現代文の勉強方法としては、やはり新聞のコラムを要約するのは実力がつきます。方法としては、まず、半分の長さにまとめます。次にそれをまた半分の長さにまとめます。元の文章の長さにより、これを数回繰り返します。 古文・漢文の簡単な学習方法は声を出して読むことです。たいして頭を使わず短時間でできるのでお勧めです。 答えのまとめ方にはコツがあります。ここでは長くなるので全部紹介しきれませんが、例えば、傍線部をわかりやすく説明しなさい、などの問いでは、たいてい傍線部に指示語や比喩表現などが含まれています。わかりやすく説明するとは、この指示語や比喩表現の内容を明らかにしてまとめるということです。そこで、傍線部の前後から指示語や比喩表現の内容を探して、答えとしてまとめます。 ポイントは「自分の言葉で答えなさい」とでも書かれていない限りは、本文の表現をできるだけ利用してまとめることです。 慣れも大切ですから、あせらずに少しずつ実力をつけていくといいと思います。以上、何か参考になりましたら幸いです。
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- nozomi500
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実力をつけたいのか、テストの点がとりたいのか、ということにもなると思いますが、テストの点だけいえば、中学校レベルなら「要領」です。 テストで点が取れない子というのは、漫然と文章を読んでいるので、何を答えていいかわからない。答え方も定められない。 「・・・・はなぜですか」と聞かれたら「・・・だから」 「・・・・はどういうことですか」と聞かれたら「・・・こと」 このへんの答え方をきっちりするだけでも、そこそこ形にはなります。 出題者も、自分が夏目漱石や宮沢賢治ではないので、解釈に悩む問題をだしたのでは正解がだせない。誰が見てもそう答えるしかないような問題しか出せないのです。答えの形になるような文章を、本文中から拾ってくれば、まあ、解決ですね。
お礼
まさに、うちの子のことをいっておられるようです。 なるほど、ごもっともという感じで納得させられました。 明確な回答をありがとうございました。
先ず対策のしやすい古典、漢文から。この二つはいわゆる文法を覚えるしかありません。しかし、中学の段階では助動詞、構文を系統だって教えてもらうことはないと思いますので(一部の私立は違うのかな?)でてきた用法を一つ一つ覚えていきましょう。ある程度単語は覚えないといけませんね。 現代文についてですが、2つほど方法を紹介します。 どちらも協力者がいるのが難点なのですが、効果はあると思います。 朝日新聞でいう天声人語のような欄を毎日要約をするのです。 感想文ではないですよ。新聞によってはこの欄がひどいものの場合もあるのでそこだけは注意しましょう。 これを信頼のおけるひと、身近でいえば国語の教師に添削してもらいましょう。 これは3ヶ月も続ければ力がつきます(早ければ1月ほどでなんとかなるかな)。 上記と同様ですが、問題集をやりやはり添削してもらいましょう。 自分ではなかなか何が違うのか?解答に何が足りないか分からないものです。 やはり信頼のおけるひとにみてもらうのが一番です。 両方ともよく似た方法ですが、先に挙げた方が毎日それほど時間もかけずにできるのでおすすめです。 塾や授業ではどうしても受け身になってしまいがちで、この受け身ではなかなか力がつきません。通信教育も添削してもらえますが、時間にラグができるのが難点です。中学の先生がそこまで協力して頂けるか分かりませんが、一度お願いしてみるのが良いと思います。もちろん一度その先生に勉強法をお伺いするのも大事ですけど。
お礼
ご丁寧に指導してくださりありがとうございます。 添削してもらうことはなかなかむずかしそうですが、本人に国語の先生に勉強法をアドバイスしてもらうように言ってみます。
- magicalleo
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国語というのは、極めて論理的な科目なんです。 答えがはっきりしない、あいまいだ、なんで点数が取れないのか分からない。 そうしたことから国語が苦手だと言う人は多いと思います。 まず国語とは、 客観的に文章を読む科目であり、論理的に処理できるか、という科目です。 自分の感性で解くから、答えがはっきりしないんですね。 テストの点数を上げるのなら、 問題集をやった後に、なぜその答えになるのか、なぜ他の答えではいけないのか ということがはっきり言えなければ、いつまでたっても実力は付きません。 1番のこたえは、~だからダメだけど、2番の答えは~だから正しい、と。 ちなみに、国語(現代文)は一度その能力が付くと、絶対に衰えません。 これから受験をなさるのであれば、すごくいい科目だと思います。 あと、補足なのですが、中学生までの現代文は論理的でない国語の問題が多く、 あまり点は気にしなくていいと思いますよ。 でも、高校からの国語は、点を取れなければ、考えなければならない部分は 多いと思います。 「なぜ?」を論理的に説明できるようになると、国語力は飛躍的にあがります。 中学生ならば、まだまだこれから伸びていく能力だと思います。
お礼
ありがとうございます。問題の答えが、なぜその答えになるのか、なぜその答えだといけないのかというところまで本人は、突きつめて考えてないのだと思います。自分の感性で答えをだすのではなく、客観的に文章を読むということが大切なんですね。
- pierre
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考えることのできる素敵な息子さんですね。たとえて言うと今はサナギ、そういう子供は、きっと羽化すると綺麗に羽ばたくことでしょう。そのための最善策は、1.たくさん本を読むこと、2.気に入った一冊の本を何度も読むこと、3.そして自分の考えを話し合って、4.書きまとめることです。 ただし、そのような教育機会はおそらく学校にはないところが、困りますね。家庭を含む学校外で対話を増やしてあげると良いでしょう。息子さんの興味のあるテーマを中心に、かつあらゆるテーマで対話をします。肝心なことは息子さんの意見を否定しないこと、こちらが話しすぎないことです。考えることを促すように、いろいろな考えがあって正しいことが複数でないことを知ると、かえって楽になるでしょう。 そういうことが不可能でも、息子さんを「このまま頑張れ、じきに点数上がるぞ」と励ましてあげたらと思います。 とはいえ受験という重荷で不安でしょう。現実的には小手先による点数アップも必要です。「答えがはっきりしない」のがボトルネックなら、選択肢を批判的に消去してもっとも整合性のあるものを意識的に選ぶ手法などが必要かもしれません。 もう一つのテストの技術は、試験が始まったら、まず設問を見ることです。あらかじめ設問を意識する、つまり出題者の視点を持つことで、出題に使われている小説や評論を読むのに無駄がなくなり、解きやすくなります(自称問題解決型。) それから具体的な学習法としては、問題集で長文を解くときは、時間はかかっても、段落の要点を手短にまとめたり斜線を引くことを奨めます。大雑把な文章の流れと要点を把握することが楽になれば、細かい選択肢も解きやすくなります。「はっきりしない」ときは、「木を見て森を見ず」症に陥っている場合がありますので。 以上、ご参考までに。お役に立てれば幸いです。
お礼
ご丁寧な指導に感謝いたします。設問を意識して小説を読むことや、段落の要点をまとめながら、文章の流れを把握することが大切なんですね。子供にも是非、実行させます。
中学の国語でしたら、これは要領があるように思います。漢字や読み、熟語の意味などは暗記の色合いが強いので普通に勉強すれば成果が上がると思います。 長文があって、途中に棒線がひいてあって、設問がある、というパターンですと、接続詞や代名詞の役割を問う場合や、1文の中に2つの主語・述語が含まれるような文章で主語と述語を正しい組み合わせで読解できているかを問う、といった設問が多いです。 こういったパターンを知った上で、先に問題に目を通し、それから長文を読む、このときに接続詞や代名詞を気にしながら、というように、自分で解答のパターンを作ると苦手意識が克服できると思います。 まことに不謹慎ではありますが、「国語入試問題必勝法」(清水義範(よしのり)著 講談社)という短編小説があります。娯楽小説ですから指南書ではありませんが、Hiramatu さんが指摘しておられるような点も含めて国語のテストの傾向などが楽しく読めますので一応お勧めしておきます。この小説の主人公が御質問の学生さんと良く似てるように思いました。書かれている法則その他は信用してはいけない、という著者のあとがきもありますのでお忘れなく。
お礼
詳しく指導してくださりありがとうございます。 本人は、長文問題が苦手なようなので、とても参考になりました。
- bee_314
- ベストアンサー率30% (33/109)
漢字は毎回試験に出ますが、憶えるのに時間がかかる割には 点数配分が少ないです。 文法については、試験により、ある程度出るか出ないか等 絞り込めると思います。点数配分は少ないですが、ある程度 確実に取ることができます。 現代文や古文はいかに自分の考えを捨てれるかだと思います。 問題を解く人の考え方は大事ですが、考えはいらないです。 すでに下に言われているように、作者の考えを読み取るか です。例えば、人が泣いてるとしてもそれだけでは、その人が 楽しいのか、悲しいのかは分かりませんし、怒っていても心で 泣いているかもしれません。やはり、沢山本を読んで多くの 考え方を取り入れるか、一つ一つを考えながら読むことが 大事だと思います。 あと、試験のときは、先に問題から読んで、文章を読むと 時間の節約になると思います。また、文章は大事なところや 指示語が示す部分に線を引いたりして、汚すことも、 良いと思います。 数学で学ぶ論理的な流れを国語の文章問題を解くときに 重要ですね。(自分の考えではなく、文章から考えられる客観性) 個人的に思うことを書きましたが、国語が1番力をつけるのに 時間のかかる教科だと思います。その上、上記のように国語に 取り組むと文章を読んでも楽しくないし、嫌いになると思います。 現在の試験では仕方ないのかな・・・
お礼
詳しく教えてくださりありがとうございました。試験の時の対処法はとても参考になりました。
- iha
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僕は、とりあえず本を読みました。 いろんな、本を読んでいくうちに自然と何を伝えたいかが解っていきました。 でもめんどくさいのも確かです。 だから、寝る前に眠たくなるまで読むとか、ちょこちょこと少しずつやっていくと良いですよ。。
お礼
私も本をたくさん読むように指導しています。毎日寝る前に少しずつでも読むように習慣づけるといいんですね。ありがとうございました。
僕も中学高校時代に同じことを思っていました。 「自分がどう解釈したか」ではなく「出題者がどう答えて欲しがっているか」を答えなければならないので、「僕の解釈で行けば絶対違うな」と思う答えを書かなければならない場面も出てきてしまうのです。 自分の作品が受験に使われた作家の方が「選択肢に僕が答えたい答えがなくて困った」と言っているのを聞いたことがあります。変な話ですね。 学校の成績を上げるためと言うことであれば、先生の授業をしっかり聞き、ノートをしっかりとることです。先生がどういう解釈で教科書の文章をとらえているかを把握しておけば、テストでもその通り書けばいいだけの話です。 学力テストなどの対策としては、解説が出来るだけ詳しく載っている問題集に取り組んで、「どうしてそういう答えになるのか」という、答えを導くプロセスを何度も見ておくことだと思います。
お礼
ありがとうございます。本当ですね。私も学生時代のことを思い出しました。授業をしっかり聞いてノートをとっておくことも大事ですね。
お礼
大変参考になりました。古文・漢文の学習法は是非実行させたいです。 傍線部を説明しなさいという問題が苦手なようですので、この答えはとても参考になりました。ありがとうございました。