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ソニー製デジタル一眼レフα-550のHDR機能

11月5日(2009年)発売予定のソニー製デジタル一眼レフα-550ですが、注目の機能として、業界初となる、輝度差が激しいシチュエーションで肉眼で見たものに近似した写真をとる機能(HDR)がつくことを知りました。 このような機能は他社のカメラにはないと思いますが、輝度差が激しい風景(日のあたらない山肌と青空など)を一緒にきれいに撮りたい場合、このHDR以外で考えると、どのような方法が考えられるのでしょうか。 HDRは、高輝度と低輝度それぞれに合わせた写真を2枚連写して、それをその場で合成して作成するとのことですが、たとえばキャノンEOS7Dで同じような効果を実現する方法はあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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  • x530
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回答No.2

HDRは標準・低輝度・高輝度の3枚を撮影し、標準を基準に白飛びと黒つぶれを、他の2ショットから補完する技法。 当然、動きのある被写体には使えない。 > このHDR以外で考えると、どのような方法が考えられるのでしょうか。 ・近年の多くのカメラにダイナミック拡大機能が標準実装されています。 ダイナミック拡大機能で「白飛び、黒つぶれ」は、かなり補正可能です。 ペーパーにインクで印刷する写真が有するダイナミックレンジは、かなり狭いもの。 人間の視覚のダイナミックレンジを無理矢理、ペーパー上に表現するわけですから、HDRは、はっきり言って「きわもの」です。 ペーパー上へは、明るい部分を暗く、暗い部分を明るく表現するわけですから、記憶よりもコントラストの弱い眠たい写真になりやすい。 結局、白飛び、黒つぶれの少ない、雰囲気を得るのならば、HDRよりもダイナミックレンジ拡大機能の方がペーパーには自然に仕上がるようです。 特に、キヤノン、ニコンはダイナミックレンジ拡大機能の充実方向です。(今後はHDRを搭載してくるでしょうが、7D、D300sでは見送っていますね。) 私もK-7を普段使っていますが、HDRに過度の期待は、きっと裏切られますよ。 ただ、ペーパー用に輝度圧縮せず、大型プラズマTVなどでの写真鑑賞をする場合、HDRの超ダイナミックレンジの超階調写真は新しい映像表現の手法として、とても有効な手段だとも思います。 もちろん、ペーパー向けの輝度圧縮HDR機能も、新しい写真表現でオモシロイことは間違いありません。

YSK-Dream
質問者

お礼

私の場合、PCやTVの液晶画面で写真を楽しむこともあると思います。 これからかなり勉強が必要ですが、目的に応じてHDRやハイダイナミック拡大機能を使い分けれるようになりたいと思います。 大変参考になりました。 ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • kuma-gorou
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回答No.3

ソニーのHDR機能の実力は発売を待たないと何とも申せませんが、期待が過大だと裏切られると思います。 と言うのも、人の目は順応性がありますが、これをペパー上で再現すると±3EVぐらいのダイナミックレンジで見易いコントラスト、ダイナミックレンジを広げると眠い締まりのない画像になります。 ですから、HDRでダイナミックレンジを広げるにも自ずと限界がある事になります。 EOS7Dでは、HDR機能は搭載されていませんが、オートライティングオプティマイザー(ALO)と高輝度側諧調優先機能が装備されています。 また、RAW現像でトーンカーブを弄れるスキルがあれば、機種を問わず同様以上の事は可能です。 ただ、前段でも説明したように、無理なダイナミックレンジ拡大は、返って不自然な画像になりますので、極端な輝度比のある被写体では、何処に重きをおいて表現するかと言う事になろうかと思います。

YSK-Dream
質問者

お礼

現在、デジタル一眼レフを購入予定ですが、もう少し様子を見てみようと思います。 α550リリース後のHDR機能の評価についても知りたいですし、それからでも遅くないと思いました。 ありがとうございました。

回答No.1

HDRはペンタックスK7が既に実装しています。またハイライト側とシャドゥ側の階調がつぶれないようにする補助機能は最近のデジタル一眼レフならたいてい実装していますので、HDR機能のないカメラの場合はそれらを活用するか、あえてつぶれるのを活かした写真になるように露出を決定することになります。ハイライトが飛んだりシャドウ部がつぶれたりすることは悪いことばかりではなく、逆に見えなくなるはずの部分に階調が残っていると軟調な(違和感を感じる)画像になってしまいますから、HDR画像は万能的にすばらしい、というわけではありませんよ。 HDRは、カメラの機能として実装される以前は、パソコン用のアプリケーションソフトで実現していました。現在も主流はこちらです。素材になる画像の露出差や数などはユーザーが自由に決められますし(逆にそれが難しさでもありますが)、使用するカメラの機種は問いませんので、7Dで撮った画像もHDR加工することが出来ます。HDRIを生成するソフトは、専用ソフトもありますが最近はPhotoshopのようなフォトレタッチソフトのいくつかにも実装されています。 HDRIは肉眼での見た目に近い写真と言うより、かなり誇張した表現が好まれる傾向があり、そうなると見た目とはかなり違う写真になりますよ。元々HDRIは、一定のダイナミックレンジしか持たないBMPやJPEGなどの一般的な画像形式に無理矢理広帯域の情報を詰め込みますから、通常なら破綻する部分の被写体の輪郭に白いボカシのようなグラデーションが出来るなど、通常の写真とはかなり違うものになります。

YSK-Dream
質問者

お礼

白とび・黒つぶれといっても奥が深いものなのですね。 こういったものは単純にないほうがいいものと思っていました。 HDR機能でなくても、ある程度これらを補正する余地があるという情報が得れてよかったです。 ありがとうございました。