No2回答者です。私が持っている250GTに関する書籍を探った限りでは「250GTカブリオレ」とは断定できません。
前にも回答さしあげたようにフロントウインドーは250スパイダーカリフォルニアのもののようで、そうなると「カブリオレ」より簡易な幌のはずですし、お写真を見る限りではエンジンフード開口部が250GTよりずっと小さいようです。またフロントウインドーからヘッドライトにかけてのフェンダーのボリューム、フロントグリルの開口部の上部の曲線部(250GTは直線に近い)からウインドーにかけてのいわゆるボンネットのボリュームが250よりふくよかです。
リヤからの映像(テールランプがシリーズI、シリーズII、スパイダーカリフォルニアでそれぞれ異なっています)やメーター周りの映像(テールランプ同様にそれぞれ異なっています)があればもう少し絞れたかもしれません。
また写真に少しだけ写っています右フロントのホイールアーチ部のオーバーフェンダー状の張り出しも気になりますね。
上記の点からお写真だけで「250GTカブリオレ」とは断定できませんでした。これだけふくよかなフロントの造形から250ではなく全高の高い330エンジンの搭載か400のエンジン搭載の可能性も考えたところです。またウインドーの形状から耐候性のある「カブリオレ」ではなく、より簡易な幌の「スパイダー」に分類するのが妥当とは思われます。(No1さんのお写真は250GTでも2400mmショートホイールベースのものでスパイダーカリフォルニアもショートですが、質問者さんのお写真のボンネットフード位置などからこれは2600mmのロングホイールベースと考えます)
いずれにせよ、ただの250GTではありませんね。非常にめずらしい車を見られましたね、お写真から判断すると赤のメタリック塗装に白の本革内装ですか、さすがおしゃれですね。
前にも回答をさし上げたとおり、この頃まではいわゆる標準ボディーは皆無に近く、400スーパーアメリカでさえ、フロント造形は250GTに似たものが作られたほどです。1台1台が微妙に異なっていますし、エンジンの大きさも異なったものの搭載の可能性も捨てきれませんでした。
お礼
ありがとうございます。 後姿を別の質問で質問しておきました。 よろしければご回答ください。
補足
バックの写真や内装の写真も撮ったのですが入れたほうが良かったのでしょうか? 前々日マラネロでガレリアフェラーリとファクトリーツアーいってますし、250GTについても相当知っているフェラーリすきを辞任しているわたしでもわかりませんでした。 こういった車が幌もつけずに街角の雑踏においておるところがパリのすごさですね。