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フェイスクリームやボディクリームの違い
フェイスクリームとボディクリームとハンドクリームを区別する基準は何ですか? 法律やなにかしらの基準で区別されているのでしょうか? それともメーカーが自由に決めているのでしょうか?
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業界人として書いて良いかどうか迷いましたが、きちんと現状を知って頂く為にお答えさせて頂きます。 まずは、nnjjさんがお書き下さった内容はほぼ的を射てますので、参考にされればよいと思います。 加えて、その他の違いを整理して書いておきます。 まず厚生労働省が決める法的な基準という意味では、特に成分など区別をされているわけではありません。 ただし、使用される部位に関しては「用途」を裏側に記載する必要があるので、「ハンドクリーム」などといった書き方がなされています。 使用部位を決めるのはメーカーで、特に成分的な規制があるわけではないので、そういう意味では自由な選択になります。 あくまでも自主基準の中であえて言うなら、フェイスものは目や口に近いアイ系コスメや、リップ・口紅・グロスなどがありますので、例えば香料などはボディ・ハンドものとは成分的に分けて考慮する規制があります。 次に処方的な違いです。 ・ボディクリームは使用する範囲が広く使用量が多いため、フェイスものに比べて比較的コストの安いベース成分を選択して作られている。 また、有効成分も必要最小限とされている事が多い。 他には、ベタつきを嫌うユーザーが多いため、油分は少なめと考えて良い。 皮膚厚があって刺激には強い箇所が多いので、安全性への成分配慮は甘い目。 ・ハンドクリームは、耐水性と皮膚の隠蔽性を持たせるために油分が多い。 また、価格が安いためにコストの安い素材がベースになっていると考えてよい。 医薬品仕様の製品以外は、有効成分はかなり少ないとみてよい。 皮膚厚は相当厚いため、安全性への成分配慮はかなり甘い。 ・フェイスクリームは、浸透性・使用感・有効性・刺激・安全性など配慮しなければならない点が多いため、緻密な処方が組まれている事が多い。 価格も高い設定が可能なため、素材もコストをかける事が可能。 有効成分も多く配合されている事が多い。 また、成分的な配慮も綿密になされている。 油分量は、ハンドクリームとボディクリームの中間的な場合が多い。 以上ですが、おおまかに言うと、使用感さえ気にならないのでしたら、成分的に上位にあるフェイスものを手やボディに使うのは問題ないと考えて良いですね。 逆は、リスクの可能性ありです。 ご参考まで。
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- nnjj
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基準がどこにあるかわかりませんが、成分配合や成分の量などでメーカーが決めていると思います。 皮膚は、個所によって厚さが違います。 顔、首、手、足、かかと、ひざ、目元・・・などなど。 同じ顔でも目元とおでこの皮膚では厚さがかなり違います。 その皮膚の厚さに合わせて成分を変えているようです。 顔と首では、首の皮膚の方が薄いので、顔用よりも水分の蒸発を防ぐものが多く入っていたりします。 (皮膚が薄いと水分を保つ時間が少なくなり、乾燥が進むから) 手はもちろん顔よりも皮膚が厚いですし、よく使うので水などに強く、それらを長く保たせるような成分が多く配合されています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 皮膚の厚さの違いで考えるとわかりやすいですね。 たいへん参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 使う場所によって刺激や安全性への配慮も違うんですね。 たいへん参考になりました。