まず基本的なことですが、霊の憑いていない人間などこの世には居ません。
もし、霊が憑かないとすれば、守護霊なども居ない事になってしまいます。霊能者が「私には観音がついている」などといえば、矛盾する事になります。
霊は観音も不成仏霊も生きている人間と人生を共有する事によって、また、指導する事によって修行をしていますから、霊の憑いていない人間など存在しないのです。
で、霊が憑いているから人間性が変わると言う事は稀にはおきますが、殆ど全部と言えるほど逆です。人間性に合わせた霊が寄り添ってくるのです。
人生は修行ですから、挫折や苦労は当たり前、それを乗り越えた者だけがつかの間の幸福感(達成感)を受ける事が出来るのです。
人生の苦労や自分の中の欲望をコントロールできずにいると、同じような霊が寄ってきて、マイナス面が相乗効果で助長されるのです。
だから意識的に欠点を克服しなければなりません。
次に霊能力というのは誰でもあります。だからといって専門家になれるわけではありません。人より僅かばかり鼻が利くからといって、みんなが調香師になれるわけではないのです。
でも霊能に関しては、思い込みだけでも霊能師になれてしまいます。
だからあまり信用はしない事。
但し、傾向として、生きている本人がその気になったときには探しましょう。これは本人の心の中の本質が欲しているからです。それでも深追いは禁物。
人生では必要な時には必ず伏線があります。欲しているからと雑誌などで探すのは良くありません。近い過去に必ず縁を得ているはずなのでそこから思いついたのが縁を結べる霊能者です。
そして、主たる用件が済んだら、綺麗さっぱり分かれてしまう事も大切です。
霊能の中でも、単に感じるだけの人から真に除霊まで出来る人など様々ですが、間違ってはいけない事は(1)お祓いは除霊ではない。強引に剥がしても意味はない。相手を諭せない霊能者は信用に足らない。
(2)自分が磁石である限り砂鉄(憑依霊)は引き寄せられる。自分の磁性(性格や人生観)を変えるか、磁性(慾)を捨て去らなければ、同じことの繰り返し。
欲を捨て去り、達観してしまえるのは釈迦レベルですから、やはり良くない癖や性格を変える努力が大切という事に尽きます。
ご友人の肩が痛くなったのは、ご主人との霊波動が異なっているに過ぎません。波長が合わないから不協和音を生じて、ご友人の場合は肩が痛くなったのです。(それとも心臓病か)
このような現象は、様々な形で現れます。気分が悪くなったり、歯が痛くなったり…
あまり気にする事はありません。ご友人がそういう話が好きなだけです。
ご主人が喧嘩っ早くなるのは、一つには年齢があるかもしれません。
血気盛んであり自分に自信がつく30代を軸に25歳~40代くらいは、自分の人生方針と合わない相手に対して過敏に反応してしまいます。
これを過ぎ老齢になると次第に自分と他人の間に距離を置くようになるので減少しますが、今は、それを自覚して、自分に関わりがなければ距離を置く、或いは離れる努力をするしかありません。
奥さんができることでは、カルシウムを意識して取らせる事。(でも、あまり取りすぎも良くないです)
人工物の摂取を少なくする事(外食を減らす、天然塩を使うなど)で体調面から気をつけてあげましょう。
またストレスに因っても短気になるので、気晴らしに旅行や遠出、何もない海や山もいいかもしれません。近くの公園でも広くて気持ちがよければいいです。
少しでも霊の世界を信じるなら言ってあげて下さい。自分の性格を省みて、良くないと思ったことを改善しないと、同類の霊が寄ってきて欠点が助長されます。
そうなると自覚できなくなるので、気をつけましょう。(本人の信頼に足る人に伝えて貰うしかなくなってしまいます)
お礼
一つ一つの言葉を納得して読んでいました。 人間付き合う人、友達も同じようなレベルの人が寄ってくると言いますもんね。 とにかく主人の食生活に気をつけて気晴らしに釣りにでも連れ出したいと思います。見ず知らずの私に真剣に諭してくれてありがとうございました。