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昨今の鍛造アイアン
ここ数年ゴルフとは縁がなかったのですが、 また復活しようかと。 ただ、いまどきのクラブがわからず、 お店に行くにも、事前の知識が欲しいとお聞きします。 特に、鍛造クラブはどんなものがありますか? (実は精密鋳造が主流でしょうか?)
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そうですね…単純にラインナップで見ると価格帯に現れていると考えたほうが良いかもしれません。 少し前は、軟鉄鍛造=上級者用という「ラベル」が付いていたと思います。 現在では、複合構造をしているものもあり、FORGEDと書いてあれば上級者用とは 言えないと思います。 まず比較的低価格でデザイン性に優れたものは、ロストワックス法等による 精密鋳造が多いですね。 といっても、色々な素材で工夫されたり、重量配分や慣性モーメント機能に優れていたりと 一概に「安いから!」と目を向けないのもどうか?とは思います。 (ヴォーケイのような軟鉄鋳造というものもありますしね) 次に、軟鉄鍛造ですが…ほとんどのメーカーにラインナップがあるといって良いと思います。 一応メーカー一覧を貼付けておきますね。 http://www.gew.co.jp/links/ 久々のゴルフの世界ということであれば、スチールの王様ともいえる「キャロウェイ」にも FORGEDがあることには驚かれるかもしれません。 背景にはロジャークリーブランド氏が手がけたアイアンやウェッジだからです。 その元々のクリーブランド社は、現在では住友SRI(ダンロップ)の配下となってしまいました。 (ビジェイシンがスリクソンのボールをCMしています) すみません、話が逸れました^^; その軟鉄鍛造も、タングステン等の異金属をはめたり、マレージング等のフェースと 組み合わせたりと複合モデルとなっているものもありますので、初心者やアベレージでも 使いやすいものもあります。 参考:http://blog.nikkansports.com/nikkansports/koukoku/archives/2006/12/post_60.html 最後に、チタン鍛造ですね。殆どがロイヤル層向けのモデルとなっており、 目玉が飛び出してしまいそうな価格帯のものもあります。 チタン鍛造になると、ウッド系に特化していますけどね。 少し横道に逸れましたが、一般的な軟鉄鍛造品なら、以前よりはるかに取り扱いメーカーも増え、 目が回るほどの製品数と言えるでしょう。 もちろん、すべてがメイド イン ジャパンとは限らないでしょうが… 補足ですが、以前はアイアンセットと言えば、3番~SWまでの10本セットが主流でしたね。 様々な単品ウェッジの登場により、3番~PWの8本になり…ストロングロフトが主流化して、 4番~PWの7本構造となり、現在ではユーティリティークラブの拡張化と共に 5番~PWの6本セット等になっているのが現状です。 (注意:よく理解不足の方がいらっしゃいますが、ストロングロフトは クラブ構造の進化に よる研究成果であって、単にロフトが立っているから飛ぶという理由ではありません。) 少し迷いを生じさせてしまう内容になってしまいましたが、なにか参考になれば幸いです。 因みにボクは日本の伝統技術でもある軟鉄鍛造のオーソドックスなアイアンが大好きです。 http://himeji.jibasan.jp/golf/index.php
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- autoro
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ざっくばらんに、お店で試打させてもらうことです (結果的には皆さんが仰るように、過去のクラブと比較して 大差がないのに気付かれる事でしょう:クラブオタク以外は) 鍛造と鋳造の差が過去ほどなくなってきているのも事実でしょう クラブの詳細については色々な資料が示されたようですので 勉強なさる事です キャビテイーを経験されているかどうかで スイングが変わる可能性もでてきますね (ボールが上がりやすくなっていて必ずしもダウンブローでなくとも良い) 浦島太郎の気持ちで あせらずに、ゆっくりと吟味してみてください アドバイスまで
お礼
じじいになると、 そもそも飛びを期待しないですし、 いろんな材料よりもS25Cで芯を食ったときの感触が 忘れられないんです。 いろいろ周ってみます。 ありがとうございました。
軟鉄鍛造のフォージドが主流という事もありませんが、ほんの少し打感にこだわりがある人向けでしょうね。(案外多いかも。) ロフトがあまり立っていないのも良いところでしょう。5Iで27°がスタンダードというところでしょう。 ほとんど宣伝みたいなものですが、参考までに。 http://www.golfdigest.co.jp/golftv/gear/itouryoudan/iron/default.asp
お礼
けっこう鍛造扱ってますね。 ミズノとか、フォーティーンとか頭に浮かんでましたが。 どうもありがとうございます。
- jimmy35
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また、えらく抽象的な質問ですね。 分野的に言えば、数年前となんら変わってはいません。ブレードモデルとキャビティモデルが主です。 ただ、キャビティモデルの中に一般論的なやさしいモデル(グースを多い目につけて、フェースを大きくし、キャビティ部分の肉厚を薄めにしたモデルの事です)が多く出るようにはなっています。但し、キャビティ部分の肉厚が薄い分、インパクトでフェースの振動も手に伝わりやすいので、柔らかい打感は期待できません。製造方法で柔らかさが出るのではありませんからね。柔らかいインパクトを期待するならどうしてもインパクトエリアの肉厚が必要です。でも、そうなるとキャビティ効果は期待できませんし、フェースの大きさという意味での設計自由度もなくなるも同然ですから、どうしても一般論的な難しさは出てしまいます。 鍛造モデルでもシャフトについてはそのクラブのコンセプトに合わせて装着するようになっていますし、数年前でもその傾向はありましたが、傾向が先鋭化されていると思った方がいいとは思います。(特に大手メーカーになればなるほど、マーケティングが原因しますので、その傾向は顕著になります)未だにDGも健在ですし、ライフルはスチール感覚にも訴えたプロジェクトXシリーズが好調ですね。軽量スチールではNSPRO950GHがデフォルトでは人気ですね。(中調子ですが、反応速度は速いシャフトです)当然カーボンシャフト装着モデルも健在ですよ。
お礼
構造的な説明、とってもわかりやすく勉強になります。 キャビティが主なのは、私ががんばってたころと変わらないかなぁと。 スチールは前の感覚でいけそうです。 ありがとうございました。
お礼
>その軟鉄鍛造も、タングステン等の異金属をはめたり、マレージング等のフェースと 組み合わせたりと複合モデルとなっているものもありますので・・ 私ががんばってたころのFWでソールにタングステンくっついてたり、 フェースもチタン、スチール、ステン等ありましたね。 クラブのセットについて勉強になります。 たしかに、10本セットで購入しましたから。 どうもありがとうございます。