まず、私は別に自民党が死に体となっていると思っていません。
今回の総選挙の自民党と民主党の得票率ですが…
自民党38.6%
民主党47.4%
一方。2005年の総選挙にしても、
自民党47.8%
民主党36.4%
です。
つまり、今回にしろ、前回にしろ、衆院選の圧勝・惨敗というのは、自民党、あるいは民主党が崩壊した、とか、そういうものではなくて、小選挙区制という選挙システムによって決まったものなのです。
(小選挙区制、というのは、選挙区でもっとも得票数を得た人が当選する、という仕組みなので、1001票VS1000票でも前者が、その選挙区の議席を独占することになります) なので、ルール上は、全国での得票率が低い政党が議席数で勝ってしまう、なんていうこともあるのです(特定の選挙区では圧勝し、他の選挙区で惜敗ばかり、などということもあり得ますので)
その意味で、議席数を大幅に減らす、というのが即ち、死に体、という風には言えません。
ただ、私も思うのは、そういうルールを知ってか知らずか、自ら墓穴を掘っていた、という感じがします。
今回の選挙に際して、自民党が「民主党じゃダメだ」というネガティヴキャンペーンを張っていました。国民とすれば、自民党で色々と問題がわき起こってきたのに、それを横に置いて相手を批判しても…と白けた気分になります。そういうところに、センスのなさを感じざるを得ません。
政権担当経験が長いわけですから、まずは、野党として、民主党の政策の甘い部分、おかしな部分をしっかりと指摘し、その経験を示して欲しいですね。その積み重ねをするのが、一番だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。得票率を見ると悲観する事はないんですね。 >政権担当経験が長いわけですから、まずは、野党として、民主党の政策の甘い部分、おかしな部分をしっかりと指摘し、その経験を示して欲しいですね。その積み重ねをするのが、一番だと思います。 野党として頑張って欲しいですね。