巷間有名なのは五島勉さんの著作ですが、多分に小説的な部分があり、また、フランス語の古体詩である点を考えると、20年程前に呼んだ当初からうそ臭いと思っていました。平井和正さんの小説「幻魔大戦」シリーズでイメージが膨らんだ人も多いでしょうが(私もかつてはそのひとりでした)、現在は加治木義博さんの解釈を信じています。問題の「1999年7の月」は「イ・イ戦争仲裁のための国連総長デクエアルの活躍」とし、章番号を計算することで年号を月を導き出す考えは、結構信憑性があると思います。KKベストセラーズから出ています。ただ、どの程度当たっているかは半分程度でしかない様に思います。ノストラダムスが真の預言者でアカシックレコードを読むことができていたとしても、SFでいうパラレルワールドのひとつを覗いたに過ぎないと今は思っています。