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選挙の公認候補

各党に公認できる人数は決まってますか? なぜ知名度のある杉村たいぞう元議員が公認を得られなかったのですか? また、私の地元から出馬したAさんは、ずーっとある議員(自民)のスタッフとして活動しており、ある時Aさんは 「彼(その議員)の引退後は引き継ぎたい」 とまで言っていたのに、今回の立候補は無所属でした。なぜ? 自分がこれまで応援してきた政党では希望しても立候補できないのですか?

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  • pixis
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回答No.3

>各党に公認できる人数は決まってますか? 決まっていません。何人でもどうぞ、です。 党の候補として立てたはいいけど小選挙区では投票総数の10パーセント以下しか得票できなかたった場合は300万円、 比例の場合当選者の2倍を越える人数以上のところは600万円を 払わなければなりません。 ※比例での委託金没収がわかりにくいかと思いますが 例えばある党で15人比例に立てたとします。 しかし当選したのが5人だったとすると 10人まではおとがめナシですが、11人目から 15人目までの5人は600万円を払うことになります。 と言うわけで、 公認候補を増やしてその人たちが得票できなければこの委託金 を取られることになります。 これは個人ではなかなか負担できませんので党で払うことになります。 すると莫大なお金が没収されてしまうことになります。 今回幸福実現党での公認候補は 小選挙区 288名 比例代表 49名 ・選挙委託金 衆議院小選挙区 300万円 有効得票総数÷10 衆議院比例代表 600万円 (当選者の2倍を超える人数分) 小選挙区 288名 × 300万 = 86400万 比例代表  49名 × 600万 = 29400万 一人も当選しなかったし、10パーセントも取れませんでしたので 上記金額全部没収(国庫に入る)されることになります。 ですので、できるだけ当選できそうな人を公認せざるを得ません。 何でもかんでも公認しどこもかしこもその候補を立てると あとで痛い目にあります。 従ってあまりにも強い候補がいる場合には弱小の党の候補は立てない 場合があります。 >なぜ知名度のある杉村たいぞう元議員が公認を得られなかったのですか? 結局は地元利益誘導を望む自民党支持者が多かったということです。 杉村では地元に利益をもたらさない、と言うことで自民党県連(県会議員や市会議員を中心に組織している国政候補の応援団と解釈して下さい)が他の候補を持ってきてこの人なら押すけど、杉村では押さない! と言い出したのです。 彼らが押さなければ彼らを支持する有権者も杉村を押しません。 すると杉村を立てても落ちる!と言うことになり 県連の意見で別の人を立てることになったのです。 また、杉村はいわば小泉チルドレン、しかもヒヨッコ、小泉が大嫌いな 古賀選対委員長としてはこんな奴よりもっと有能な人を候補に立てたいと考えて杉村をはずしました。 杉村は杉村で、自分が出ると少なからず自民票を食ってしまうということで自民党を勝たせるには自分が降りるしかないと判断したようです。 (と言うのは表向きであり、実はもう金もないし、立ったところで 当選はできないという判断だったようです) >今回の立候補は無所属でした。なぜ? これには二つの理由が考えられます。 ひとつは無所属の方が票が得られそうだ、という判断から 故意に無所属で立つ場合があります。 そして当選したら自民党に入る、という手段を選ぶ場合があります。 もうひとつは、先に書いたように県連の意見や古賀選対委員長の 意見などが強く繁栄し、他の候補が自民党公認候補で出てしまう こともあります。 すると席がないのでどうしても立つと言うなら無所属しか道がない という場合があります。 >自分がこれまで応援してきた政党では希望しても立候補できないのですか? 県会議員やら市会議員、あるいは支持団体など さまざまなしがらみ多くて(特に自民党候補は) そうそう自由にまた簡単に公認候補になれるものではありません。 いくら応援してても執行部(選対)が決めた候補に 先を越される場合もあるし、 正論は言っても利益をもたらしそうもない候補は県連に蹴られる場合もあります。 また県会や市会議員も今度は自分の選挙のときに その国政議員に応援してもらう都合もあります。 杉村に応援されると逆効果も考えられるので、あいつじゃ嫌だ! ということもあります。 さまざまな理由で応援していたからといって簡単にはその党の公認候補 にはなれません。 まぁ、どの道、国民のため!とか言ってますが政治家なんて なんだかんだいっても特定の団体や個人の利益のためにやっているに過ぎません。 亀井さんも郵政見直しとか言ってます。 田舎の郵便局がなくなるとジーちゃんバーちゃんが手紙を出したり 貯金が簡単にできなくなるから、とかもっともらしい理由をつけますが 最後は「特定郵便局長会」と言う特定団体のために過ぎず、 またこれを復活させ自分や自分の党の人の選挙に勝ちたいからです。 そんなモンですよ政治なんて・・ このたび民主党が勝ちましたが 悪名高い日教組や、電気だ自動車だぁ労働組合出身の大臣が多いです。 つまりはその団体のために働く政権であり 国民のことなんてぜーんぜん考えてません。 従っていくら政権が変っても一向に日本は良くなりません。 逆に社会主義化していくでしょう。 すでにビンボー人にカネ配ると言うのですから 社会主義の始まりです。 自由経済の中で富を分配できる「システム」を創造しそれを動かしていくのが政治の役割なのに 富を直接分配するのは完全に社会主義です。 この国は「民主党」と言う仮面をかぶった「社会主義」の 政権になってしまいました。 残念です。

qiqiqi0123
質問者

お礼

大変分かりやすい回答ありがとうございました。 「民主党」と言う仮面をかぶった「社会主義」の政権、とは面白いこと言いますね。 社会主義のことも勉強になりました。 またよろしくお願いします。

その他の回答 (2)

回答No.2

まず、公認できる人数が法律などで規定されている、ということはありません。 別に千人でも、一万人でも公認したって、法律的には問題ありません。 ただ、現在の、特に衆議院選挙は小選挙区制という制度を取っています。 小選挙区制というのは、一つの選挙区でもっとも得票を得た一人が当選する、という仕組みです。 ですから、一つの選挙区から、二人以上の候補者を「公認」することはただの自殺行為となります(例えば、A党という政党から2人の公認候補が出たら、A党の支持者は分散してしまい共倒れになってしまいます) ですから、選挙区での公認候補というのは、小選挙区の数、つまり、現在では300人が限界である、と言えるでしょう。 ただ、各政党が300人ずつ候補者を公認することもありません。 先にも書いたように、小選挙区というのは、その選挙区でもっとも得票数を取った1人しか当選しないので、1位になれる可能性がある候補しか出さないからです。 ある選挙区の政党支持率が、A党40%、B党30%、C党10%なんていう比率だったとします。この場合、C党は候補者を出してもまず当選できません。なので、候補者を出さずに、A党かB党の候補者の応援に回ります。自分たちの支持者の票を、勝てる可能性のある政党に回して当選させることで恩を売り、自分たちの政党の主張が実現するようにしたり、代わりに、C党の支持率が高い選挙区で応援してもらって自分たちの候補者を当選させる、ということを狙うからです。 つまり、公認候補がどういう風に決まるのか、というと…その選挙区でもっとも勝てそうな候補であること。そして、政党同士の取引。 この2つが大きな要素となります。 他には、中央の政党と、地方の支部の間で誰を推すのか、という調整が付かず、結局、その政党の公認候補を決めることが出来なかった、というようなパターンもあります。 質問にある候補者が政党の公認を得られなかったのは、これらのような事情だと思います。 それから、質問文にある杉村太蔵氏の場合は、そもそも彼は小選挙区で当選したわけではなく、比例代表で当選しました。 ですので、「この地域に支持基盤を持っている」ということがありません。なので、小選挙区で出る、という場合、他に小選挙区で出ている候補を押しのけて、ということになります。地元で活動している人はそれでは納得しません。 しかも、知名度は高いですが、悪い評判も多いので、他の候補者より当選する確率が高い、とは言えません。 そういう事情で、公認は出来ない、という風になった、といえるでしょう。

qiqiqi0123
質問者

お礼

ありがとうございました。 仕組みがよくわかりました。

回答No.1

>各党に公認できる人数は決まってますか? 決まって居ません。 その政党の自由です。 >なぜ知名度のある杉村たいぞう元議員が公認を得られなかったのですか? 知名度だけで、当選出来るほど甘くないって事を自民党が知って居るから。 >今回の立候補は無所属でした。なぜ? 本人の事情、政党の事情、後援会の事情、色々有ります。 >これまで応援してきた政党では希望しても立候補できないのですか? 其れこそ、政党にも事情が有りますから。