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病的妄想と、そうでない場合の妄想の違いは?

統合失調症の妄想で多いものに、被害妄想があるらしいですが、病的な被害妄想と、そうじゃない被害妄想の違いなどはあるのでしょうか? 例えば、実際に苛められた経験が過去にある人が、いじめともとれるような状況におかれたときに、「自分はいじめられているのでは・・」という気持ちになることも、あるのではないかと思うのです。 それは、病的妄想に該当しないのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか? 実際に遭った経験に基づく被害妄想も、統合失調症の妄想とみなされることはあるのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#96295
noname#96295
回答No.3

病気による被害妄想には思路の異常が認められます。 また、確信である、一過性でない、周期的に同パターンで現われる、長期に渡って続く、 ひとつの妄想に別の妄想が関連付けられ、妄想体系ができあがる、 辻褄を求めながら加工と発展を繰り返し、かなり壮大で手の込んだ妄想系列ができあがる、 そして誘発原因として、客観的にではなく本人の主観にとって、感情的に激しい体験があるということが特徴です。 いっぽう、一過性で、確信を伴わない妄想は、「妄想念慮」と呼ばれます。 さらなる妄想を生まず、保留し、すぐに気分転換できるようであれば、たんなる妄想念慮です。 経験をフラッシュバックさせたり、またそうなるのでは、という不安に駆られたり、これは同じ状態なのではないか、という感情は、 気分転換できない状態ではノイローゼであり、場合によっては、激しい予期不安から神経症を発症します。

noname#234035
noname#234035
回答No.2

妄想、被害妄想は、病気が悪化している時は出て来ますが、同じ状況でも病気が安定している時には、あまり妄想は出て来ない事が多いのではないでしょうか。 ですから妄想と言うのは病気が起こしている事で、取り消したり修正がきく場合はただの空想でしかないと思います。 実際にあった出来事に関する事でも、それを確信してしまう思考状態は妄想で、病気の時は有りがちだと思います。 いじめの状況におかれていると考えてしまうのも妄想と言えるのではないでしょうか。それは経験に基づくものか、そうでないかに関わらず確信しているのかそうでないのかで、妄想とみなされるかに分かれると思います。

noname#194289
noname#194289
回答No.1

素人ですが、問題となっている妄想の中身を見た場合、論理の乱れが明確に認められるのを病的妄想というのではないでしょうか。一方そうでない妄想については論理がきちんとしていて誰もそのことを完全には否定できないというようなことはないでしょうか。同じように見える被害妄想でもよく検討すると上述のようなことが言えるのではないかと思いました。