- ベストアンサー
振袖用の長襦袢について
娘が成人式に着る予定の振袖の長襦袢を買おうと思っているのですが、 仕立てについてご相談いたします。 長襦袢の仕立てには、単衣、袷(総裏)、袖無双(胴体は単衣で袖だけ裏付き)があるそうなのですが、 どの仕立て方が一般的なのでしょうか? 総裏にするか、袖無双にするかで迷っております。 アドバイスお願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
いまや、ほとんど総裏にはしません。 ツマリ、長じゅばんの袷というのはないとおもってください。 デ、身頃は単衣で、袖が無双ということです。 【袖無双(胴体は単衣で袖だけ裏付き)】ではなく、 裏もおなじ表の生地で裏表おなじぐるっとです。 タダシ、いまどきは振袖の長じゅばん一反になってますが、 染を変えて、ぼかしが入っていたり、柄がないのが裏だったりと おなじものが無双(裏表なし)ということにはならないようなデザインですが、作りとしては表地と裏地というより、おなじ生地でチョット柄が違ってくる部分でというものです。 【総裏にするか、袖無双にするかで迷っております。】 総裏にするときは紅絹をつけますが、今、余り紅絹をつけてという 仕立てをしません。 デ、白の胴うらをつけて・・・だと、汗を吸うので、色が変わります。 それに、裏の分だけ余分に「暑い」。 そして、仕立て代が高い。 簡便バージョンとしての袖無双単衣のほうが、管理も簡単。 紅絹もいらない、そして、仕立てもその分安い。 私は和裁が趣味なおばちゃんです。
お礼
早速にご回答いただき、そして大変詳しいご説明をしていただきありがとうございました。 着物のことについてはよく知りませんでしたので、大変勉強になりました。 娘の長襦袢は、袖無双の単衣仕立てにすることにいたしました。 アドバイスありがとうございました。