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アメリカの公的医療保険
アメリカは何故公的医療保険が歴史的に存在しないのでしょうか? 高齢者と障害者の公的な医療保険があるようなのですが、それ以外は民間の医療保険だそうです。 歴史的に存在しない根拠を示す資料も教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
UFOと同様、存在しないという証拠を示すことは難しい。だから、現状のシステムを調べるしかないでしょう。 質問者が言われるように、公的医療保険には高齢者対象に連邦政府が運営するメディケア、それと低所得者を対象に州政府が運営するメディケイドがあります。 民間の保険はいろいろですが、普通は勤務先が一括して契約します。したがって、失業すると遅かれ早かれ無保険者に陥る可能性が大です。 また、保険の種類でカバーされる範囲も違います。詳しくは、下記URL参照。 http://www.mcfh.net/medicalusa.htm なぜこうなったのか。国策として国民皆保険を目指すのが福祉国家の在り方で、第2次大戦後、イギリスが積極的に取り組みました。日本も、年金、雇用保険、健康保険、さらに新しく介護保険と障害者自立支援と、ほぼ必要な安全・安心ネットワークが整いました。 しかし、福祉国家は社会主義に通じるとして反発しているのがアメリカです。なにしろ税金を払うのが厭で祖国イギリスに反逆したお国柄ですから、公的医療保険はなかなか実現しませんでした。クリントン大統領も、ヒラリー夫人をリーダーに任命して公的医療保険制度を確立しようと試みましたが、結局、議会の反対に押し切られました。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほどです。 アメリカは自分のことは自分で責任をもってやるなら自由だけど、自分で何でも出来ないとどうにもならないみたいですね。