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SSL証明書発行事業者について
- SSL証明書の価格差の理由や安価な事業者のリスクについて質問しています。
- SSL証明書の利用目的が研究用であるため、予算を抑えたいと考えています。
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1.何がこれほどまで価格差を生むのでしょうか (1) ブランドの認知度 ベリサインなどは世界中で認知されているSSLブランドであり、ただベリサインのサイトシールが掲載されているだけで、エンドユーザーにより高い安心感を与えらることができ、ブランドの認知度が価格差の大きな要因となっています。 (2) 保証金額の違い SSL暗号化が突破された場合の保証金額が製品ごとに違いがあり、これも価格差の要因です。 例 ベリサイン セキュアサーバID $100,000(約1,000万円) 例 グローバルサイン クイック認証SSL 150万円 例 RapidSSL $10,000(約100万円) (3) サイトシールの提供の有無 サイトシールは、クリックするだけで簡単に証明書内容を確認できるためエンドユーザへのアピール度が高く、このサイトシールが提供されているかどうかも価格差の要因となります。 例 ベリサイン サイトシールが提供されています。 例 RapidSSL サイトシールが提供されていません。 (4) 企業の実在性の認証 サイトの運営会社が実在しているかどうかを「登記事項証明書」などで確認し認証します。 例 ベリサイン 企業の実在性を認証します(個人は取得できません) 例 RapidSSL 企業の実在性は認証しません(個人でも取得できます) 上記のほかに以下も価格差の要因として考えられます。 (5) 携帯電話への対応状況 (6) 再発行の有料・無料 (7) 最大暗号化強度 (8) 暗号化アルゴリズム (9) SSLの階層構造 SSL製品サービスの比較をまとめた下記のサイトは参考になります。 http://valuessl.net/info/service.php 2.安かろう悪かろうという言葉があるが,価格の安い事業者を選んで考えられる失敗要因はなんでしょうか? 利用目的に応じてSSL製品を選定すれば、大きな失敗は無いと思います。 例えば、ショップサイトなどで不特定多数の利用者に対して安全性をアピールしたいのであれば、サイトシールがあり、企業の実在性を認証するベリサインなどが最適でしょう。 しかし、社内での使用だけであれば、RapidSSLで充分かと思います。 その他のアドバイスとしては、インストールに不具合があった場合に証明書を返品できる業者を選定されるとより安心ですね。