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薬ってなぜ駄洒落みたいな名前を付けるんでしょう?
薬の名前で、「すっきりするから」とか 「しゃきっとするから」とか「けろりと直るから」等々 駄洒落みたいな名前を付けた物があります。 ルーツは何なのでしょう? これがすごく売れたからというような商品があったのでしょうか。 ご存知の方いらしたらよろしくお願いします。
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もうひとつ、認知度を高めるためには、ゼロからではなく、なにかに便乗したほうが手っ取り早いからです。それがダジャレであっても。 たとえば、クロックスが流行したら、クロッキーとか、クロックシューズとかという名前でまがい物売った方が、客の認知度が上がる。まったく違うカッコいい名前だと、客がイメージがわかない=食いつかないってことになります。 もとはといえば、富山の薬売りや、家庭常備薬(置き薬)の時代から、そんな名前でした。熱さまシートなんかよりずっと以前から。そういうじだいだからこそ、家庭の置き薬箱を探って、必要な薬を間違わないように、認知度が高い名前を付けるほうが有用だったのです。一家に一人薬剤師・・・ってわけにもいかないので、頭痛なら「ケロリン」とか、腹痛なら「ハラピタン」とか、誰でも処方を連想できる名称で。で、どこのメーカーも、よそと同じじゃまずいから微妙に変えて、でも結局は似たような名前になるってことです。「ケロリン」が「ケロット」だったり「ケロン」だったり、と。 なお、薬と言えば、救急ばんそうこうの呼び名の地方差って、面白い傾向があります。ひまだったらググってみてください。
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- teruteru_jo_chan
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小林製薬さんはそういう商品名が多いですよね(笑) 分かりやすくて個人的には好きですが・・・。新商品でも名前を聞いただけで「製薬会社」のめぼしが付くのは小林製薬さんだけかも(笑) また、日本は薬環境が特殊なのかもしれません。日本の市販薬は国が安全を保証しているし、未許可の薬に対しての監視も厳しいけど、欧米では監視は厳しいけど、国が保証していない薬も一般的に売られているので、処方箋が無いと危険な場合もあるのだとか。 例えば日本で「頭痛薬(鎮痛薬)」といえば、バファリンとかEVEとか、お馴染みの「商品名」が連想されるけど、海外なら「アスピリン」 が一般的だと思います。 市販で安心できる薬が買える日本だからこそ、凝ったネーミングや遊び心のある面白い商品名も生まれたのかもしれませんね(笑) 個人的には、薬(商品名)のつけ方は、下記の5タイプに分かれるかな~と思っています。 商品名の「目的」も、それによって変わっている気がしますね。 ●ダジャレ・症状そのまま系(熱さまシート、コリホグス、ケシミン等) どういう時に、どこに効く薬(症状の部位)が分かりやすい。 ●薬成分の名前系(ガスター10、ブテナロック等) 病院で実際に処方されている成分を前面アピール。 市販品でもクオリティーをアピール。 ●生薬系(正露丸、葛根湯、救心等) 昔ながらの薬(ロングセラー)で安心感をアピール。 ●イメージ系 成分や症状などに関連性は無いが、言葉の響きなどでイメージアピール。 ●製薬会社名系(大正漢方胃腸薬、太田胃散等) 胃薬系に多いかも。 会社名を商品につけることで、品質保証および企業名も同時にアピール。自慢の一品?
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回答ありがとうございます。 面白すぎる名前の薬でも 「効くんかいな」とは思っても、 「効かないだろう」「飲んだら危険があるかも」 とは思わないですね、確かに。 あまりにおかしな物は売ってないだろうという 信頼が無ければこの考えは成り立ちませんね。 新しい視点をありがとうございました。
- epsz30
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簡単に言えば解りやすいように・・です。 一般的に薬には3つの呼び方があり 1、化学名 2、一般名 3、商品名 に分ける事が出来ます。 例えば、水を例にすると 1、化学名=H2O 2、一般名=水 3、商品名=○○山のおいしい水 などとなります。 この様に水の場合は、化学名も一般名もみんな知っているので どれを言われてもみんな理解できると思いますが 薬となれば、化学名や一般名を言われても 普通の人は何の事やらピンと来ません。 そこで商品とする際に、薬品に知識の無い人達にも解りやすいような名前(商品名) を付ける必要性が生じてしまうのですが、それが結果として半分ふざけた様な商品名になってしまうのです。 胃が痛い人が胃薬を求めて薬局に行った時 ブチルスコポラミン臭化物の錠剤を下さい。という人はいませんw またこれが商品名でも覚えられませんねw したがって、ブチルスコポラミン臭化物錠剤を イスッキリンA錠(仮)という商品名で売った方が 買う側も解り易いですし、次回同じ物を買いに来た時に 「ブチルスコポラミン臭化物の錠剤を下さい。」と言うのと 「イスッキリンA錠下さい。」と言うのでは覚えやすさの点からも 後者に軍配が下されます。 覚えやすさ、解りやすさ、成分名などを考慮したのが商品名という事です。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに科学名で言われてもぴんと来ない場合が多いです。 薬という信頼性が要求される商品に、割と普通に駄洒落を使う という感覚はやはり少し不思議な気がします。 それで何かすごく売れた前例があったのかと思ったのです。
- amelielico
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小林製薬流といったほうがいいかもしれません。 わかりやすさと楽しさで大ヒットしています。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E8%A3%BD%E8%96%AC%E3%80%80%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr= 参考にしてください。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに小林製薬には「まんまかよっ」という製品が 多いと思ったら、企業コンセプトだったんですね。
薬に難しい名前をつけると(たとえば原材料の名前とか)、買う人が何の薬か判断しにくいからだと思いますよ。 薬局にいって商品を見た時に、パッと「これは頭痛薬だな」って分かった方が、お客さんが買いやすいでしょうしね。 でも、結構ふざけた名前がありますよね。 なんか安っぽく感じて、私としたら「本当に効くのかな」って思うときもあります(笑)
お礼
回答ありがとうございます。 確かにふざけすぎた名前だと効くのかどうか心配です。 でも、そういう名前の付け方の薬があるということは 売れるんですよね、きっと。
お礼
回答ありがとうございます。 スーツや白衣を着たいい年の大人達が会議室で、 「ケロッパが良いですよ」 「いや、ケロリンパの方が…」 などと大真面目に議論してる姿を思い浮かべると変な感じですが・・・ 富山の薬売りの頃からの伝統と考えれば納得です。 でもやっぱり、会議の様子を部外者が見たら笑える気もします。