まず、以下にやや厳しいことを申し上げますが、決して貴方を個人攻撃するつもりはありません。
そんなことをしても全く無益です。そんなことのためにわざわざ回答はしません。
貴方は、ご自分の怒りを解決したいと考えているのでは、と思うのです。勝手な解釈ですいません。
そう捉えれば、こうしてご質問されるのは、むしろ立派な態度だと思います。
すると、勝手に応援したくなるのです。私はもっと酷かったですよ。
私は、クイズが苦手な人を「バカ」とは思いません。
雑学などにあまり明るくなくても、魅力的な人、爽やかな人、生き生きしている人は沢山います。
貴方の言うように、ユニークな発想を持っていると感じさせる人もいます。
それはきっと、自分で自分を受け入れているからだと思います。
むしろクイズが苦手なだけなのに、その人を見下すような態度を取る人の方が、
より深刻な問題を心に抱えていると思います。
クイズが苦手な人を見下す人。この人に対して怒りを感じる。どうしてでしょう。
自分が軽蔑されたら嫌だから、だから怒りを感じるのではないですか。
だとしたら、貴方は実は、クイズが苦手な人のことを見下しているのではないでしょうか。
見下している誰かと自分が同じだ。そして「クイズができないバカなヤツ」と見下された。
すると怒りを感じるでしょう。貴方は先回りして怒りを感じているのだと思います。
もし貴方が、クイズが苦手な人のことを、長所も短所もある人だと感じ、受け入れていたら、
クイズが苦手な人を見下す人に対しては、哀れを感じると思うのです。怒りではなく。
それは受け入れる過程において、様々なことを乗り越えなければいけないからです。
と言うよりもまず、クイズが苦手なだけの人のことを受け入れるためには、
先に自分で自分を受け入れなければいけません。
それが成されている人は、成されていない人を見れば、自分は先輩だと感じるはずです。
自分も過去にそういう態度があったと思うはずなのです。
すると、怒りではなく、哀れを感じるはずなのです。
但し、まぁ私も隅から隅までよく観てはいないのですが、
表面ではバカだなー、と言いながらも、奥底では相手を認めている、と。
実はそういう出演者が殆どではないでしょうか。
よく観て下さい。
もしよく観ても「奥底では相手を認めている」という部分が見えないとしたら、
それは失礼ながら貴方の人間観察力が、まだ少し足りないのだと思います。
どうして足りないのか。それは多分、貴方の自己嫌悪のせいだと思うのです。
貴方が自己嫌悪を脱し、自分で自分を受け入れるにあたっては、
自分から目をそらしていては、それを成し得ません。
今は自分で自分が嫌いだから、自分から目をそむけがちではありませんか。
自分で自分のことをよく分からなければ、他人のこともよく分からないものです。
もっとじっくりと、自分の本心を探ってみて下さい。
今よりもっと素直に。もっと勇気を出して。