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将棋の実力とは
将棋の強い人のことを実力があるとよく言われます。その実力とは将棋の劣勢から勝つことのいがいにどのような場面で役立つでしょうか?
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将棋の実力は将棋以外には役立ちません。 また、「劣勢から勝つ」のは、相手が弱いからです。「相手がちゃんとさせば勝てない局面」を「劣勢」っていいますから、相手がちゃんと指せば、いくら実力があっても勝てません。 厳密に言うと、将棋している最中に「劣勢」っていうのは、将棋を見ている人でして、将棋を見ている人より、指している人がかなり強い場合見ている人の「劣勢」という形勢判断が間違っている場合も、よくありますので、「劣勢といわれている将棋を勝つ」(この将棋が終わった時点では劣勢と言っていた局面が実は劣勢ではなかったと、みんな理解するので、将棋が終わった時点では、劣勢ではないのですが)のは実力があるという場合もありますが。 で、将棋のいいところは、正しいものがまったく正当に評価されるって所です。 ちょっと変だけど、権威のある人がいうからとか。 正しいことを周りが理解できずに評価されないとか。 A説B説どちらもありえて、どちらも他説を否定する事実が得られないとか。 そんなことは、無い世界です。 勝てばいいんですから。 ま、形勢不明っていうこともありますが、それは、形勢不明で正解です。 で、「ちゃんとやる」ってどういうことか、わかります。 ただひたすら研究するしかありません。 また、思い込みがあると、世の中小さく見てしまうって言うのがわかります。これは、常識って言うより、物事の根本原理だろうってことも、実は思い込みだったりします。 十年位前は、研究が尽くされていて、戦法がかなり限られてしまうって風潮でしたが、それは、「そんな手ないよ」っていう手を除外していたためで、「そんな手ないよ」が意外とそうでもないっていうのが、かなり発見されました。 山の頂上に登ると、そのときに始めて、向こうにある山が見えるようなものです。 大原則というのも、それが正しい場面が多いっていうことだけで、具体的な場面で、その大原則が通じるかどうかは、ちゃんと読みを入れて考えないとわからないってことは、将棋では常識になっていますが、世の中では、何をたわけたことを言っているのかって、排除されるのがほとんどです。 将棋以外では、その正しさを証明する手段が無い場合がほとんどですから、数で言えば、本当にたわけたことである場合が圧倒的ですから、常識ではたわけた風に見える真実が日の目を見ることはありません。 ま、でも、実用的理論の場合は、人に理解してもらう必要は無く、自分で実践して儲けていればいいのですから、問題はありません。真に最先端を進んでいる人の言葉は、例えば羽生さんの言葉は、羽生さん以外には理解できないです。ま、羽生さんにしても、言葉にできることを言葉にしているわけで、羽生さんは、言葉で表現可能なことだけで構成されているってことは、決してありません。 将棋の最先端は、人間の天才の知力の最先端が観察できる事象として、いろんな分野から注目されています。 囲碁はですね、広すぎてですね、途中がモヤッとしているんですよ。 モヤッとしている場面の羅針盤は、経験ですから、スッキリ感がないです。 将棋の世界は囲碁に比べるとかなり小さいですから、初手から投了にいたるまで、スッキリと繋がっています。とはいっても、将棋は目で観測できる宇宙よりはずっと大きいですがね。 それに、ここまで極めなくても、考えるということが3秒しかできない人が、将棋に興味を持てば、考えられる時間が10秒に伸びて、より深く物事を考えるきっかけに成るとか言うようなことは、将棋に限ったことではありませんが、そりゃ、そんなことは、たくさんありますが。
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- QES
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将棋が強い(実力がある)とは、定跡の知識の割合が高い序盤や詰め手筋の知識やセンスである終盤でなく、定跡から離れた前例の無い局面で(大局観に基づきながらも)強引な手作りが出来る人を言います。 答えの無い局面で一歩踏み込んで自ら答えを作り出すわけですから、常に前例がないと先に進めない人にはまねが出来ません。 ご質問はそのような力が将棋以外の場面でも役に立つかどうかということでしたら、人それぞれでどう作用させることができるかはなんとも言えません。 将棋という趣味の世界で自由奔放(または強引)に指すのは、日頃法律などがんじがらめの社会に生きている官僚の裏返しの自己表現かもしれません、創作活動が職業の人の性格をそのまま現しているかもしれません。
- kusirosi
- ベストアンサー率32% (2838/8859)
色々な可能性考え、ライバル会社の出方見抜いて、備えたり 大局観が、社会でも役立ちます。 ※将棋にしか、役立てない人はプロ棋士になるしかないか(^^♪\(◎o◎)/!