薬は人によって全くかなり効き方がことなってきます。ただある程度飲んで(最低血中濃度が一定になるまで、1週間ぐらい)判断してみるのが普通です。ある程度の期間飲んで効かないのであれば、(1)増薬、(2)薬を変える、ということになると思います。さて、抗不安薬ですが今現在ざっとみただけでも日本では20種類ほど認可されています。ほんとに弱い物から、強い者まで様々です。このなかでとくによく処方されるのは、セルシン、デパス、レキソタン、ワイパックスあたりでしょうか。とくにデパスなどは効きが実感できる人がおおいので人気です。医師は大まかに効きの強さ、効きの早さ(即効性)、効きの長さ等を考慮して処方します。またパニック障害には頓服的に処方するケースもあります。自分がパニックに陥りそうだなぁと感じたらすぐ飲むように指示されると思いますが、たとえばワイパックスなどは舌下投与(舌の下にいれて投与するため、注射の次に即効性がある投与方法)もあるので、そのような治療法になるかもしれません。一度そのような頓服でパニック障害を防ぐことができた患者の中には、その薬をもっているという安心感だけでパニック障害にならないかたもおられます。そのほか最近では抗うつ剤(SSRI)のパキシルが処方されるケースが多いです。これにかんしては個人的にはあまり良い処方とは思っていないのですが、データ的には効果がきちんと証明されているものです。さて、私は現在処方可能な抗不安薬20種類のうち半分以上(・・・いやほとんどかな)はためしたことがあります。私個人的にこれは相性がいい、効きがいいなぁとおもったのは(1)デパス(2)セルシン(3)レキソタンです。ワイパックはいまいちなかんじでした。ほかのものはどれもきいているのかきいていないのかわからないものばかりがおおかったですね。もしいま自分がセルシンを処方されているならば多分増量をお願いすると思います。以上あくまでも個人的なことで、あくまでもご参考まで。やはり詳しくはかかりつけの医師にご相談するのが一番です。すなおに余り効いていないようなのですがと言いましょう。ただパニック障害などはかなり長い期間をかけてじっくり直すケースが多いので焦らずに。
補足
回答ありがとうございます。 next6224さんはパキシルはなぜあまり良い処方と 思われないんでしょうか?