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ハイビジョンをBRで保存する方法とは?
- 現在の地デジ放送はほとんどがハイビジョン放送ですが、ハイビジョン画質で保存するためには録画モードを選ぶ必要があります。
- XRやSRなどのフルハイビジョン画質で録画する意味はあまりないかもしれません。
- BDに保存する場合は、データ放送をそのまま記録することができますが、フルハイビジョンでない場合は使用意義が少ないかもしれません。
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はじめまして。 地デジは一部SD(720×480)のものを除いて、1440×1080で放送されています。 BSデジタル(NHKBS1、BS2を除く)は1920×1080です。またWOWOWの3CH別個プログラムの場合は現時点ではそれぞれSDになります。BSデジタルCH増加に伴いWOWOWは3CH全てがHD化する予定です。 CSデジタルは一部HD放送は1920×1080です。それ以外はSDとなります。 さてデジタル放送をダイレクトで録画するDRモードはMPEG2TSを「そのまま」記録可能な分容量が嵩みます。 それ以外のモードはH264/AVCハイプロファイルと言う、MPEG2TSより圧縮効率が良くデータサイズを抑えられる方式に変換して記録すると言うことです。 つまりアナログビデオでの長時間記録モードなのです。 従ってDRよりはXR~ERまでは正確には画質は劣化しています。 デジタルの画質モードはアナログと異なり、転送速度(1秒間にどれだけのデータを転送できるか)bpsで表示され、その数字が大きければ大きいほど高画質となります。 この機種の場合当然XR(15Mbps)がこの長時間モードは最高画質になりますが、解像度(1920×1080)まで対応していると言うことで、地デジのように放送が1440×1080のものはそのまま1440×1080で記録されます。1920×1080にするわけではありません。もちろんSD画質のものをこのモードで記録してもSDはSDのままです。ある意味データの無駄使いとなります。 画質モードを下げると当然収録可能な情報量は少なくなります。なので様々な手段でDRの情報を削らなければならなくなります。それが解像度の制限、データ放送の削除などとなります。 この機種での標準はSR(8Mbps)になっていますね。このレベルの画質ならばほぼDR並みの画質を維持できるとのメーカー側の判断による設定の下限と思ってください。 もちろん画質は解像度だけではなく、ブロックノイズやモスキートノイズなどデジタル圧縮映像にはつきもののノイズの抑制も含まれます。高画質モードでは少ないノイズリダクションですますことが出来ても、より長時間収録可能モードになるとこのノイズが目立つこととなるのでノイズリダクション量を増やさざるを得ません。この結果同じ解像度1440×1080でも、低画質モードでは映像の精細感も失われることとなります。細部の描写が甘くなり、全体的にのっぺりとした平板な画質となって行きます。 参考までにこの機種でのER(2Mbps)は解像度はSD(720×480)となり、DVD並の解像度となります。DVD画質で言えばSPモード程度です。 どの画質モードを選択するかは個人の感覚です。中にはXRでもイヤだと言う人もいるでしょうし、LRで十分と言う人もいるでしょう。 なので自身で見比べて試行錯誤するしかありません。 これは良い画質でと思ったものならDRないしXR。これはちょっと位画質が低くてもと思うのならばLRでも良いんじゃないですか。 一枚のディスク全ての録画を同一のモードにする必要もありません。アナログビデオのように録画モードを変えるとノイスが出るわけでもなく、一つの番組は1タイトルとなり、その中でのモード変更は出来なくても、別タイトルならどんなモードが混在していても大丈夫なのが、BDやDVDの特徴でもあります。
お礼
迅速なご回答ありがとうございます。データ放送のことから、録画モードによる違いなど丁寧に説明して頂き、素人の私にも大変分かりやすかったです。解像度だけでなく、ノイズリダクションの問題なども考える必要があるのですね。。。 画質モードを選択する際のアドバイスもして頂き、とても参考になりました。これから、録画する番組によって、うまくモードを使い分けて工夫してみます。 本当にありがとうございました。