こんにちは。
ちょっとここで逆に考えてみましょう。
全く同じ仕事をしていたとします。この場合に今まで何故年齢が違うだけで給与の格差が生じていたのでしょう?
一方で年齢が同じで全く異なった職種、或いは高い貢献度の仕事を行なっても給与が殆んど変わらなかったとしたらどうでしょう?
この様な状態が普通であったとしたなら一生懸命働く人の勤労意欲が損なわれたりしませんか? むしろこれらの場合の方がおかしなことではありませんか?
過去の多くの企業で長い間多かれ少なかれこの様な傾向が続いておりました。
しかしながら昨今の厳しい経営環境が継続するにつれ、従来の様な横並び意識や役所感覚では通用しなくなってきたのです。ピラミッド型人事構成は安定成長時代の産物ですが昨今はこの構成自体が崩れ始めています。
また企業も少ない人員で最大の効果を上げてゆかないと利益を確保することもままならなくなって来たこともあり、能力主義といった思い切った賃金改革を打ち出す企業も出てくるようになりました。生き残る為の必然の選択かと思います。
一方でこの波に乗り切れない人達がいることも事実です。従来の意識から脱却しきれず過去の姿を追い求めようとすることは温情的に言えば仕方が無いかもしれません。
しかしこれらの考え方が何時までも通用する訳ではなく今後時間をかけて次第に変革を遂げることは間違いないことでしょう。時代は進化しているのです。
よく100人の企業には20人のよく働く人が居て80人のあまり働かない人が居ると言っていた時代がありましたが、この言葉も過去の遺物になるかも知れませんね。
ご参考まで
お礼
ありがとうございました。 給料体制も社会主義から資本主義に変わったのですね。