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IgE値について教えてください
中学生の子どもです。 幼時からアレルギーのようなものはありました。 症状としては、乳児期の耳切れ、学童期からは花粉症と温熱じんましんの症状があります。 夏になりじんましんがひどくなったので、アレルギーの検査を受けたところ、以前にはなかった獣毛アレルギーがスコア3になり、 700くらいだったIgEは900に上がっていました。 IgEが高い=アレルギーが増える…ような気がするのですが、間違いでしょうか? 温熱じんましんは、夏場のプールなどでもひどく出るので、体育は見学しているような状態です。 時期がくれば、よくなりますか?
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- albert8
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アレルギー反応はリンパ球が産生するIgE(抗体)と抗原の反応です。その反応の強弱は本人のリンパ球の割合、数が多いか少ないかといった免疫状態に左右されます。もともとリンパ球が過剰なアレルギー体質の人がストレスや多量の抗原にさらされる時ほど抗原抗体反応は強くなります。 子供はもともとリンパ球が多い体質ですが、15歳から20歳までには減って今度は顆粒球が多い体質になってきます。ですから乳児期、幼児期の子供のアトピーや喘息もリンパ球過剰体質が変化し次第に収束してくるはずですし、実際に症状が治まるお子さんも多いのです。 ただし、問題なのはリンパ球過剰体質まま変化が起こらずアレルギー体質のまま成人になっていく場合です。 その要因になるものがありますので参考になさって下さい。大変重要なことです。 リンパ球は心身をリラックスさせる副交感神経の支配にありますので心や体に緊張(ストレス)がなくリラックスするほど増えます。リラックスすることは良いことなのですが、常にリラックスしてるとリンパ球はいつしか増え過ぎて過剰になってしまいます。 ではリラックス過剰になる原因はどんなものでしょう。第一は親の過保護です。次に過食や肥満と甘いものの摂り過ぎです。その分外で遊んだり運動したり体を活発に動かせば良いのですが、運動不足もリラックスに輪をかけます。 その他、これはすぐにはどうしようもないことなのですが、排気ガス、農薬、有機建材など汚染物質の吸入、侵入も原因です。これらは体内で酸素を奪うため体がリラックスしてしまうのです。 またステロイドに頼り過すぎてきた場合も要注意です。ステロイドが強いストレスとなるからです。 いずれにせよ、メリハリのきいた生活をして心や体を鍛えるようにしておかないとリンパ球は減ってくれません。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。 お答えになるほどと感心しきりです。 「リラックス」とは一見体によさそうな言葉ですが、気持ちがリラックスするのとは違うようですね。 思春期をすぎると、アレルギー反応も消えていく(ふつうは)という事ですので、様子をみていきたいと思います。 リラックスにも子どもの生活を見てると思い当たることがあり、こちらは厳重に注意したいと思います。 ありがとうございました。