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相手からの詰めろ
負けた将棋を研究してみて、ある共通項を発見。 終盤の最後の最後、相手からの1手すき(詰めろ)に気づかない。 詰将棋になる前の1歩手前、「詰めろをかける」というのができない。 だから、受ける側に立ったときも相手の詰めろを察知できない。 それがわかるようになるには、どのような訓練をすればいいですか? 教えて下さい。
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こんにちは。 普通の詰将棋ではなく、実戦の詰みと必至が出題されている書籍で勉強するとよいでしょう。 以下は、私が買った本です。 なかなか手ごたえがあります。 森けい二 著 「羽生の将棋実戦「詰め&必死」200―羽生マジックに学ぶ終盤の手筋200題」 http://www.amazon.co.jp/dp/4537202599 詰みと必至をそれぞれ1日1問ずつで、100日かけても、かなりの勉強になります。 それから、 今年度前半のNHK将棋講座は、ハッシー(橋本七段)が講師で、「受けのテクニック教えます」というのをやっています。 終盤の受けは、4~5月にやってましたので、テキストの4月号、5月号をバックナンバーとして入手して勉強するのも手です。 放送の内容よりも詳しく書かれています。 http://www.nhk.or.jp/goshogi/shogi/index.html http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&textCategoryCode=09191 ご参考に。
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- Tasuke22
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> または、○手の距離と、△手すきとは関係がないという > ことでしょうか?] そうです。私の言いたいことは相手の手を無視した距離です。 本当の距離は一手すきとか二手すきとか相手の手も含めて言う のだと思います。しかし、高段にならなければ本当の意味も理 解が難しいと思いますので、言うなれば、いきなり三角関数や 微分積分といった話ではなく、足し算や引き算の話で、現状を 理解することなんじゃないか、と考えている次第です。
お礼
相手の応手を無視することの意味が今ひとつ合点がいきません。 高段者でなければというのも、数学のたとえも分かります。 が、私自身ある程度の年齢になってしまっているので、理屈を理解しないと強くなれないと考えています。 楽しみだけの将棋ではなく、本当に強くなりたいと思っています。 余暇はほとんど将棋三昧です。 たびたびありがとうございました。
- Tasuke22
- ベストアンサー率33% (1799/5383)
> うーん、何度も読み返しましたが、私には難しすぎるのか、 > よくわかりません。 私の書き方が悪かったのだと思います。 例えば、お互いに「と金」が出来た場合、玉から4間離れてい たら3手の距離で、3間離れていたら2手の距離です。この単純 な距離が基本です。手数の距離は王手までの距離です。 と金が2間離れていて、玉と同じ段だったら1手の距離です。 玉より1段下段だったら2手の距離です。 なので、1手の距離のときに、と金の目の前に金や銀を捨てて、 と金を1段下げ、玉との距離を離す手筋が成立します。2手離れ た隙に一手すきを相手に掛けられたら勝ちです。 2枚の駒が1間づつ近づいてきたら、玉が1手逃げると相手の倍 の距離を移動したことになりますし。 この盤上の駒と玉の距離に、持ち駒を加味し、相手の受け手も 考えるようになって、初めて将棋の問題となります。 ですので、玉からの距離の計算は基本中の基本と思います。 相手の攻め駒と玉の距離の関係を戦法に取り入れたのが、穴熊 や米長玉と言われています。単純に遠いのが強みだということ です。
お礼
「1手の距離」とは、「1手かけて、詰めろがかかる状態(1手すき)になること」ですか? だとしたら、「1手の距離」=”2手すき”ですか? または、○手の距離と、△手すきとは関係がないということでしょうか?
- Tasuke22
- ベストアンサー率33% (1799/5383)
玉までの距離計算を毎回行う必要があるでしょう。 毎回と言うのはヨミの中の一手毎、ということです。 自分だけ指して、何手で玉が取れるか、双方を比較し、 受けが必要か攻めかの判断を行います。 これは単純ですが、その変化は複雑になります。 一手すきが必要か二手すきでいいのか、なども玉までの 距離計算が重要と思います。
お礼
うーん、何度も読み返しましたが、私には難しすぎるのか、 よくわかりません。 ありがとうございました。
- FoxyShaza-
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終盤を鍛えるのが一番早いかと思います。具体的には、詰め将棋と必死問題を解くのが効果的です。 詰将棋の大きな目的のひとつに、「詰みの形」(この形はこうすれば詰む、という形)を体に染み込ませるということがあります。 その形になればあの手順で詰む、とすでに体が覚えているので、その形からの詰み手順はほぼ読む必要がないわけです。その形に持っていくまでだけを考えればよいことになり、自然と読みの効率も上がります。 また、必死問題を解く目的も、やはり「詰みの一手前の形」を体で覚える、というような面があります。 詰将棋も必死も短い手数のもので大丈夫です、ただ大切なのは同じ本を何度も解き直すこと。問題を見た瞬間に手順が頭に浮かぶくらいになったら新しい本を買えばよいと思います。 後は盤に並べて動かしながら解くことはせず、頭の中で解く方が間違いなく効果的です。読みの力がつきます。 「やるぞ」と力みすぎると詰め将棋なんかは挫折してしまう人も居るようなので、力みすぎず 気軽にやっていけば自ずと実力がついていきますよ。 最後に推薦。 詰将棋→「3手詰ハンドブック」「5手詰ハンドブック」 (ともに浦野真彦 著) 必死→「寄せが見える本 基礎編」「寄せが見える本 応用編」 (ともに森けい二 著)
お礼
「詰将棋に慣れてくると次第に詰め手筋が心地よいリズムのように自然と頭に浮かんでくる」まで。 考えて解くのではなく、見ただけで分かるまで。 アマなら終盤・・・ 浦野プロの計4冊は持っています。 ”必至”はなぜか佐藤大五郎の必至精選120上下2冊があります。 ありがとうございました。 お礼入力日時:09/07/18 21:08
- sanori
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再びお邪魔します。 「相手からの詰めろ」ということでは、 さっき紹介した本(羽生の実戦)を上下ひっくり返して図を見るとよいです。 プロの誰かが言ってました。 かなり慣れると、引っくり返さなくてもよくなりますが。
お礼
大変ご丁寧なアドバイス、ありがとうございました。
- yasei
- ベストアンサー率18% (44/244)
終盤は互いの王があと何手で詰むかの読み合いです。 例えば3手すきと2手すきでは2手すきの側が勝ちます。 で、3手すき側が受けに回るわけですが、1手で相手に2手かけさせる手を見つけないと1手1手の交換で意味がありません。 それが見つからない場合は逆転できません。 つまり、場合によっては1手すきに気付いても遅い場合があります。 それで、強くなるためにすべきことは、 ①相手と自分の形勢を手数で理解する。 ②一局一局を最後まで読み切る。 この2つに気をつけていれば、手遅れになる前に応手見つけることができ、終盤の詰めで有利に運べるようになるでしょう。
お礼
(1)も(2)も私には大変難しいです。 大体の棋力を書けばよかったですね。 24でR500台くらいです。 (1)と(2)が理解できるようがんばります。 ありがとうございました。
お礼
「羽生の将棋実戦「詰め&必死」200」は早速、本屋さんに注文しに行きます。 ハッシー先生の講座は一応、ビデオにとって毎週見ています。 ”一応”というところがお恥ずかしい。 テキストはなんと、定期購読です。 さあ、勉強、始めるぞ! ありがとうございました。