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家庭での「かきかた」(硬筆)の教え方
1年生の子どもに、この夏休みを使って字の練習をさせようと思っています。 学校で教わっているだけなのですが、まだまだ汚い字しか書けず、漢字の学習が始まるまでに少しでもきれいな字にしたいのです。 子どもは、字の練習自体は嫌がりませんが、単調な練習なのですぐに飽きてしまいます。 私は、ずっと書道と硬筆をやっていたので字はきれいだと思いますが、昔のことなのでどんなふうに教わったかも忘れてますし、教えたことはないので教え方がわかりません。 今のところは50音を丁寧に書かせ、「止め」や「はらい」などのコツを指導していますが、はたしてこんな教えかたでいいのかイマイチ自信がありません。 書き方教室に行かせようかとも思ったのですが、ある程度のレベルでいいと思っているのと、子どもが「家でお母さんに教わったほうがいい」というのでできれば家で・・・と思っています。無理そうなら行かせますが・・・。 書き方教室では、どのように字を教えているのでしょうか? 何か教材のようなものがあるのでしょうか? 参考にしたいので、わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。
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塾講です。 私は小学生~高校生を担当していますが、国語以外の教科を教えるときでも、字の重要性をつくづく感じています。 高校生でも字が汚い生徒はやはり自分で書いていることを整理できず、ただだらだらと問題を解いている印象を受けてしまいます。 小学生の頃からどれだけそういった教育を受けているかが以降の学習の「鍵」となる、ということを痛感しています。 小学生を担当するときはまず字を見ます。 他人から見て読めないような字を書いている子に対しては、たとえ小学6年生であっても、ひらがなの練習からはじめます。 6年生でもただ練習するのは飽きてしまいますので、簡単な作文をさせたり、言葉あそび(連想ゲーム)のようなことをします。 ”「夏」で思いつくものを20個書いてみよう” などです。 ノートは2cm四方のマスを使って、大きく、大きさを意識させて書かせます。 できればそのマスを自分で書いてもらうと、大きさやバランスの感覚が芽生えてくるようです。 >「お母さんに教わった方が良い」 ということですので、そのまま市販のテキストを渡してしまうより、手作りで問題などを作ってあげると喜んで練習するようになると思います。 お母様がきれいな字をお書きになるということは心強いですね。 一旦えんぴつで書いてあげて、その上をなぞらせたりするのも良い方法だと思います。 ただ、問題作りには手間がかかり限度があると思いますので、テキストを1つ挙げておきます。 私が使ってみて良教材だと感じたのは、「文作はかせ」(つむぎ出版)というテキストです。 (市販はされていませんが、代理店を通じてなら購入可能とのことです。) 楽しい問題がたくさん掲載されていて、子供も飽きずにやっていました。 答え(正解)がないので、何度でも繰り返し使うことができます。 その際、テキストにそのまま書き込むよりも、やはり枠を作ってノートにやらせた方が効果的です。 そのスタイルに慣れてきたら、「止め」「はらい」などの細かい部分に目を向けるとスムーズに向上すると思います。 また、ただ字の練習をするばかりではなく、テクニックとして、丸や直線などの図形を描く練習(遊び)も取り入れたいところです。 算数や他教科の勉強の際に組み込めるといいですね。 「字」も個性の1つではありますが、あまり芸術的すぎてほかの人が読めないような字を書いているのでは困ってしまいます。 ご家庭でこのような練習をされていることは本当によいことだと思います。 教室ではどうしても一人ひとりのことを細かく見てあげられなくて歯がゆい思いをすることがあります。 「ここから(字の練習)やらなければいけないのか・・」と思うこともしばしばあります。 このまま書き方の練習を続けていってほしいと強く思います。
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- guitar_
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やはりマス目を用意して、なぞり練習や見写し練習などをたくさんするのが良いと思います。 時空先生のドリルプリントでは、ユーザがひらがなや漢字を指定する字の練習ドリル(なぞり、見写し、筆順)があります。 是非一度、下記サイト内の国語/筆順・筆ペンメニューを覗いてみて下さい。 また、学習カレンダー/漢字マラソン/1年の中の復1~復7(日付では8/19-8/27)はなぞり練習が何回もできます。 何回も練習すれば、アッという間に1年生漢字を覚えてしまうかもしれません。
- 参考URL:
- http://jikuukan.ac/
お礼
すごいですね!こんなサイトがあったとは知りませんでした。 いろいろな言葉も覚えられて、楽しく字の練習ができそうです。 ありがとうございました!
- mori-zo
- ベストアンサー率37% (39/105)
少し質問とズレた回答になってしまいますが・・・・ お子さんがお母様に教えてほしい、と望んでおられるようなので、それが一番だと思いますが、我が家ではあまりうまくいきません。 わたしは家庭科の教員をしています。 娘が、家で縫い物を作っているとき、失敗して私に質問しに来ます。 その時「ここがおかしいから解いてやりなおしなさい」というと、 「せっかくやったのに!」とめちゃめちゃ怒ります。 これが生徒なら、しぶしぶながらやり直しします。 娘も学校の先生に指示されれば、怒ることなくやり直しすると思います。 我が家だとこういうことになっちゃうんです。 それさえなければ、親ほどよい先生はいないと思います。 ぜひがんばってください!
お礼
たしかに親が教えるとついつい熱くなってしまってうまくいかない、ということが多いようですね。 私もそう思っていたのですが、今のところは「お母さんに教わるのがいい。」と言ってるので(低学年だからでしょうか?)しめしめって感じです(笑) 勉強もずっと家で見ているのですが、今のところ楽しく勉強できているので(単純なので、ほめればいくらでもやる感じです)、この調子で書き方も教えられたらな・・・と考えた次第です。 でも子どもの年齢が上がっていくと、親に反発するようになるのかもしれませんね。そのときは、外部の機関に任せようと思います。 貴重な経験談をありがとうございました。
お礼
すごく参考になる意見をありがとうございます。 なるほど。たかが書き方、されど書き方、なのですね。 自分がわかればいいのではなく、相手が読んでわかるように書かないと字じゃないよ、とは言い聞かせており、子どもも理解しているのですが、やはり1年生なのでついつい忘れて汚い字になっているみたいです。 回答していただいたやり方はどれもすごく参考になりました。 私が点線で字を書いて、その上をなぞらせたりしていたのですが、よいテキストもあるようなのでそういったものを利用するともっと楽しくできるかもしれませんね。 子どもも、いろんなパターンがあるほうが飽きないと思うので、ぜひやってみようと思います。 そして、字を書くだけでなく、図や線を書くようにするというのもいい方法ですね。思いつきませんでした。 高学年のお母さんたちに「字は絶対低学年のうちにきれいに書く癖をつけといたほうがいいよ!直すのに倍の時間がかかるわよ!」とも言われたので、心して練習していきたいと思います。 あせらず、少しずつ上達できるようにがんばります。